旬のパッションフルーツの魅力
旬のパッションフルーツは、甘酸っぱさと芳醇な香りが魅力です。半分にカットし、ゼリー状の果肉をスプーンですくって食べると口いっぱいに酸味と香りが広がります。そのまま生で食べても美味しいですが、ジャムやシャーベットなどアレンジできるのも魅力です。また、パッションフルーツには美容に良いβカロテンも多く含まれています。
パッションフルーツの旬はいつ?
ここでは、パッションフルーツの旬の時期を解説します。スーパーで出回るタイミングがわかると一番美味しいタイミングで味わえます。
スーパーに出回るのは6月から8月まで
パッションフルーツは、鹿児島や沖縄など南の暖かい地域でスーパーで出回るのは6〜8月です。一方、寒い地域では、実が熟すタイミングが遅れるため、スーパーで出回るのは8〜9月になります。パッションフルーツは国内でも生産されていますが、海外からも輸入されているため、基本的にはどの時期でも食べられます
早生品種の特長と時期
早生品種は、育成期間が短く、すぐに収穫できる品種を指します。パッションフルーツの早生品種は「エドゥリス」などがあります。「エドゥリス」は、他の時期に収穫されたパッションフルーツに比べて酸味が強いのが特徴です。
中生品種の特長と時期
中生品種は、早生品種と晩生品種の中間の時期に収穫されます。中生品種のパッションフルーツは、早生品種に比べて酸味が少なく、甘さがあるのが特徴です。
晩生品種の特長と時期
晩生品種は、収穫時期が最も遅い品種のことです。早生品種に比べて収穫量が多くなります。晩生品種のパッションフルーツは、甘みが強くて酸味があまりないものが多いです。
ハウス栽培のパッションフルーツの特長と時期
ハウス栽培で育てられたパッションフルーツは、通常のものとは違い、6〜7月の早い時期に収穫されます。パッションフルーツは、暖かい地域で栽培されると実が熟すのが早まるので、温度調節できるハウス栽培では早い時期に収穫できるのが特徴です。
人気の品種と旬【産地別】
ここでは、パッションフルーツの人気の品種や収穫時期を産地別に紹介します。栽培される土地の環境や気候によって味や香りが異なるので、食べ比べしても楽しめるでしょう。
鹿児島県
鹿児島県は、パッションフルーツが最も多く生産されている都道府県です。暖かい地域なのでパッションフルーツが育ちやすく、5〜8月の長期間出荷されています。鹿児島県で栽培されているパッションフルーツの品種はいくつかありますが、中でも糖度が高い「ルビースター」は人気があります。
沖縄県
沖縄県は、鹿児島の次にパッションフルーツの生産量が多い都道府県です。糸満市や恩納村で生産されており、2〜7月の期間に生産〜スーパーに出回ります。暖かい気候のため、実がよく熟されて、甘酸っぱさが楽しめます。また、ゼリーのような食べ応えのある食感で満足感があります。
岐阜県
岐阜県は、露地で栽培されたパッションフルーツが有名です。ハウス栽培とは違い、自然の中で太陽の光を浴びて育つので、味や芳醇な香りが楽しめます。収穫されてスーパーの出回るのは8月頃になります。
東京県
東京は都心部なので作物が育ちにくいイメージがありますが、西部の八王子は自然が多く、育ちやすい環境です。八王子ブランドのパッションフルーツは実が大きいのが特徴で、7〜10月ごろに出回ります。
千葉県
千葉県の安房や君津地域でパッションフルーツが栽培されています。主に栽培されている品種は「サマークイーン」です。果肉が多くて食べ応えがあり、甘さが強いのが特徴です。6〜8月に収穫されます。
まとめ|結局、いつ食べるのが一番美味しい?
今回は、パッションフルーツの旬やスーパーに出回る時期を解説しました。パッションフルーツを一番美味しく食べられる時期は7〜8月の夏のシーズンです。しかし、栽培する地域によって旬の時期が異なり、9〜10月頃が美味しく食べられることもあります。自分が購入したいパッションフルーツがどの地域で作られたか・美味しく食べられる時期はいつか確認してみてください。
【参考サイト】