旬のメロンの魅力
日光をたっぷりと浴びた旬の時期のメロンは、糖度も高く甘くて美味しいものが多いのが魅力です。
メロンに限らず、食材は旬の時期に食べるのが最も美味しい食べ方。より甘くてみずみずしいメロンが食べたければ、やはり旬の時期がおすすめです。
メロンの旬はいつ?
では、メロンの旬の時期は具体的にいつなのでしょうか。ご紹介します。
2024年メロンランキング
※2024年6~8月のデータメロンの旬は4月から7月頃
メロンの旬は、4月から7月頃です。
4月から九州地方からシーズンが始まり、5月から関東、7月から東北、北海道が旬を迎えます。出荷の最盛期は6月で、本格的な夏が始まる少し前に最も多く出回るようです。
スーパーに出回る量が多いのは5月から7月
東京中央卸売市場によると、メロンの年間取引量は5月から7月が多く、中でも6月が最も多いということがわかっています。
お住まいの地域にもよりますが、やはり旬の時期に最も多く販売されているようです。特に6月は関東産のメロンが収穫のピークを迎えます。メロンの生産量国内第1位の茨城県も、この時期が最盛期。茨城のメロンを食べたい方は、6月にスーパーで探してみるといいかもしれません。
品種ごとの旬はいつ?
メロンにはさまざまな品種があります。その中でも人気の高いメロンの品種について、旬の時期をご紹介します。
マスクメロン(アールスメロン)
マスクメロンは年間を通じて流通しています。
贈答品として人気の高いマスクメロンは、基本的には温室で栽培されています。そのため旬の時期はなく、年間を通じて流通しているのです。
マスクメロンは、温室の中で約100日間かけてじっくりと育てられます。手間ひまをかけて育てられるので、その分高価になるようです。
アンデスメロン
アンデスメロンの旬の時期は、5月から6月です。
「安心ですメロン」の意味を持つアンデスメロンは、マスクメロンのような味と香りがありながら、値段が安価で人気の品種です。メロンの生産量日本1位の茨城県では5月から7月、熊本県では4月から5月にかけて旬を迎えます。
ハウスメロン
ハウスメロンは、年間を通じて栽培されています。
季節ごとに春作、夏作、秋作、冬作と分かれており、温度管理がしやすく日照量も多い春が最も栽培に適しているそうです。
ハウスメロンは、静岡県が全国最多の生産量を誇ります。甘くて芳醇な香りの静岡県のハウスメロンは、高級メロンとしても人気の高い品種です。
人気のブランドメロンの旬
メロンには各地で栽培されているブランドメロンがあります。有名なブランドメロンの旬の時期をご紹介します。
夕張メロン
夕張メロンの旬の時期は、6月から8月です。
北海道夕張市で栽培されているのが夕張メロン。とろけるような甘さとオレンジ色の果肉が特徴です。高級メロンとして名高く、初セリでは100万円以上の値がつくこともあります。
夕張市は、6月から7月にかけて日中と夜間の気温差が他の産地に比べて大きいのが特徴です。火山灰土壌でもあることから、ジューシーで糖度の高いメロンが育つといわれています。
富良野メロン
富良野メロンの旬の時期は、5月中旬から10月頃です。
北海道富良野エリアで栽培されている富良野メロン。旬の時期は5ヶ月弱もあり、かなり長いですよね。富良野メロンには青肉系、赤肉系の2種類あり、赤肉系の糖度は15度ほどと非常に高く、人気があります。青肉系は生産量が少なく希少で、キングメルティ、黄美香、天恵などの品種があります。
肥後グリーン
肥後グリーンの旬の時期は、5月から6月です。
熊本県で栽培されている肥後グリーンは、熊本県オリジナルブランド。しゃきっとした食感で翡翠色の果肉が特徴です。糖度も高く、中には16度を超えるものもある非常に甘い品種です。
イバラキング
イバラキングの旬の時期は、5月中旬から7月下旬です。
茨城県オリジナル品種のイバラキング。大玉で味にバラつきがなく、安定した甘さと上品な香りが漂います。果肉もなめらかでジューシー。肉厚なので食べごたえもあります。
まとめ|結局、いつ食べるのが一番美味しい?
メロンの旬の時期を品種やブランドごとにご紹介しました。
メロンの旬の時期は4月から7月頃ですが、出荷の最盛期は6月です。6月ならより多くのメロンを食べ比べることもできるので、メロンを食べるおすすめの時期は6月といえるでしょう。