鍋で炊飯するメリットと、芯が残らない炊き方のコツを伝授!

鍋で炊飯するメリットと、芯が残らない炊き方のコツを伝授!

現代では、ご飯を炊く方法として炊飯器を使うのが一般的ですが、昔ながらの鍋でご飯を炊くことには、多くの魅力が秘められています。 そこで、この記事では、鍋でご飯を炊く手順やコツについて詳しく解説します。また、ご飯を炊くのにおすすめな鍋の種類も紹介します。いつもと一風変わった炊き方で、美味しいご飯を味わってみたい人はぜひ参考にしてくださいね◎

鍋でご飯を炊くメリット

鍋でご飯を炊くことには、以下のようなメリットがあります。

短時間でご飯が炊き上がる

炊飯器でご飯を炊く場合、浸水時間を除いても約1時間ほどかかりますが、鍋で炊く場合、30分ほどで美味しいご飯が炊き上がります。

美味しく炊き上がる

鍋で炊くと、米一粒一粒がふっくらと立ち、美味しく炊き上がります。また、鍋の底から均一に熱が伝わるため、もちもちとした食感と共に、お米本来の甘さが引き立ちます。

冷めても美味しい

鍋でご飯を炊くと、熱がじわじわと全体に伝わり、お米の旨みや甘み、もちもちとした食感が引き出されます。そのため、鍋で炊いたご飯は炊飯器で炊いたご飯に比べ冷めても美味しく、おにぎりやお弁当にも最適です。

場所を取らない

ご飯を炊くのに炊飯器を使用する場合、コンロとは別にスペースが必要ですが、鍋なら場所を取らず、コンパクトに調理できます。ご飯のすぐそばでおかずの準備もできるので、火加減の管理も安心ですね。

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鍋でご飯を炊く手順

まず、ご飯を美味しく炊くための基本的な手順を以下に紹介します。

  • お米を洗う:まずはじめに、お米をきれいに洗いましょう。ここでは、うっすらとお米が透けて見えるくらいの透明度まで何度か水を入れ替えて洗います。
  • 浸水させる:洗ったお米を鍋に移し、米から1~2cm上まで水に浸けます。この時期の目安は夏場は30分、冬場は1時間です。
  • 中火で炊き始める:お米が十分に水を吸ったら、中火で炊きはじめます。ここからが本格的な炊飯のスタートです。
  • 沸騰したら弱火に:お鍋が沸騰したら火加減を弱火にしましょう。これにより、お米が均一に加熱されます。
  • 蒸らす:火を止めた後も蒸らし時間を設けることで、余熱でお米をふっくらと仕上げます。

鍋でご飯を炊くときに焦げないようにする方法

ご飯を鍋で炊く時の焦げ防止のコツには、大きく分けて二つあります。一つ目は火加減の調整、二つ目は適切な蒸らし時間の設定です。

  • 火加減の調整: 鍋を使ってご飯を炊く際の焦げ防止の基本は、適切な火加減です。最初は強火で沸騰させますが、沸騰したらすぐに弱火に切り替えます。また、米が吸水で膨らみ始めると鍋底が高温になるので、ここでも火力を落とす必要があります。
  • 適切な蒸らし時間の設定: 火を止めてからすぐに蓋を開けずに、十分な蒸らし時間を設けておくことも重要です。これにより、ご飯の芯までしっかりと火が通り、焦げることなく美味しいご飯を炊き上げることができます。

ご飯を炊くのにおすすめな鍋の種類

鍋でご飯を炊く場合、用いる鍋の種類によっても炊き上がりが異なります。以下、おすすめの鍋の種類とその特徴について説明します。

  • ホーロー鍋(鋳物):熱伝導性が高く、均一な熱が伝わります。また、保温性にも優れているため、炊き上がった後も長時間保温できます。
  • アルミやステンレス製:軽く、扱いやすいのが特徴。しかし、熱伝導性が高すぎるため焦げやすい点に注意が必要です。
  • 土鍋:炊き上がりがふっくらとして美味しく、また保温性にも優れている一方で、扱いが難しい点がデメリットとなります。
  • ガラス性の鍋:見た目が美しく、また炊き上がりもふっくら。ただし、熱に弱いため注意が必要です。

鍋の種類選びは、ご自身のライフスタイルや料理スタイルに合わせて選んでみてください。

まとめ

鍋でご飯を炊くことは、時間や場所の節約に役立つだけでなく、炊飯器で炊いたご飯にはない美味しさを味わうことができます。

一方で、焦げ付きや、米の芯が残るという課題がありました。しかし、適切な手順を踏むことで、これらの問題を解消できます。焦げ付きを防ぐためには火加減や鍋の素材選びがカギとなります。また、芯が残る問題は浸水時間を適切に設定することで解消できます。米を浸水せずに炊く方法としては、十分な水分量と適度な火力が必要です。

こうした炊飯のコツを掴むことで、鍋で美味しいご飯を炊くことが可能です◎

米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

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