【アスパラでグラタン!】下ごしらえから焼き上がりまでの手順を完全ガイド

【アスパラでグラタン!】下ごしらえから焼き上がりまでの手順を完全ガイド

アスパラガスを使ったグラタンは、独特の食感と素朴な甘みが楽しめて栄養満点!アスパラガスと相性の良い具材を組み合わせて、様々なバリエーションで作ることもできます。 この記事では、アスパラガスを使ったグラタンの作り方を紹介します。アスパラガスの選び方や下ごしらえ、グラタンの基本など、初心者の方にも分かりやすく解説します。どのレシピもポイントさえおさえれば簡単に調理できるものばかりなので、ご家庭でぜひお試しください◎

アスパラガスの下ごしらえ

まずは、アスパラガスの下ごしらえについて見ていきましょう。

アスパラガスの選び方

アスパラガスを選ぶ際のポイントは、色、形、匂い、そして触感です。

まず色についてですが、新鮮なアスパラガスは、色鮮やかな緑色をしています。黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちている可能性があります。

次に形です。直線的で、先端がピンと閉じているものが理想的です。反対に曲がったものや、先端が開いているものは新鮮さが失われています。

匂いは、フレッシュな野菜特有のさわやかな香りがするものが良いでしょう。腐敗の匂いがするものは避けましょう。最後に触感です。しっかりとした硬さがあるものが良く、ふにゃっとしたものは鮮度が落ちています。

これらのポイントをおさえてアスパラガスを選ぶと、グラタンの味が一層引き立ちます。

アスパラガスの茹で方

アスパラガスを美味しく茹でるためには、まず皮の固い部分をピーラー等でむくことが重要です。次に、アスパラガスをひと口サイズに切ります。水が沸騰した鍋に塩とアスパラガスを入れ、中火で2〜3分茹であげましょう。色鮮やかでシャキシャキとした食感が楽しめます。

また、下ごしらえしたアスパラガスは直接グラタンに使用する他、サラダやパスタなど、さまざまな料理にも活用できます。アスパラガスの下ごしらえはこのように簡単なので、ぜひトライしてみてください。アスパラガスの下処理のやり方についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!

【簡単筋取り】アスパラガスの最適な下処理と美味しい炒め方

グラタンのキホンのキ

グラタンはフランス発祥の料理で、チーズやパン粉を散らした料理をオーブンで焼き上げる料理法を指します。中でも、ベシャメルソースとチーズを組み合わせたクリーミーな仕上がりは多くの人に愛されています。

まずは、オーブンでの焼き方の基本テクニックについて触れましょう。グラタンを焼く際は、表面がカリッと焼き色がつくまで中火でじっくりと焼き上げます。焼き時間は具材や容器の大きさによりますが、一般的には180℃のオーブンで20〜30分が目安です。

次に、具材とソースのバランスについてです。一般的には、具材:ソース:チーズを3:2:1の比率で組み合わせるとバランスの良いグラタンに仕上がります。具材は事前に下ごしらえをしておきましょう。今回のアスパラガスの場合、茹でたり蒸したりしてから使用します。

これらの基本的なポイントを押さえることで、グラタンの美味しさを一層引き立てることができます。

アスパラガスを使ったグラタンレシピ

ここからは、アスパラガスを使ったグラタンのレシピを紹介します。

アスパラとマカロニのグラタン

  • 調理時間: 約 15 分 
  • 費用目安: 500 円 前後 

食材リスト (2人前)

2人前の分量
アスパラガス 4本(70g)
玉ねぎ 1/2個
鶏肉 100g
マカロニ 80g
有塩バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 200cc
塩こしょう 少々
ピザ用チーズ ひとつかみ
パン粉 大さじ1
オリーブオイル 小さじ2

作り方

  1. 玉ネギは薄切りにし、アスパラは根元側半分皮を剥き、2cmの長さに切ります。
  2. フライパンにバターを溶かし、玉ネギが透き通るまで炒め、鶏肉も入れて色が変わるまで炒めます。
  1. 小麦粉を加え粉っぽさが無くなるまで炒めます。
  2. 牛乳を加えてひと混ぜし、アスパラを加えて火を通します。
  3. マカロニを加えて混ぜ合わせ、塩胡椒を調えてグラタン皿に移します。
  4. チーズとパン粉をのせ、オリーブオイルをまわしかけ、トースターで焼き色をつけます。

アスパラとじゃがいものグラタン

  • 調理時間: 25分 
  • 費用目安: 約500円 

食材リスト (2人前)

2人前の分量
アスパラガス 2本 (32g)
じゃがいも 1個 (110g)
なす 1本 (72g)
ベーコン 2枚 (40g)
トマトケチャップ 大さじ2
大さじ1
牛乳 少々
こしょう 少々
マヨネーズ 適量
パン粉 大さじ1

作り方

  1. じゃがいもは皮をむいて8mm幅の輪切りにして水にさらし、熱湯でゆでて水気をきります。
  2. グリーンアスパラガスはピーラーで下半分の皮をむき、長さ4cmに切り、塩を加えた熱湯でゆでて、水にとり水気をきります。
  3. ベーコンは1cm幅に切り、なすは8mm幅の輪切りにして水にさらして水気をきります。
  4. フライパンにマヨネーズ大さじ1/2を入れて火にかけ、3を炒め、塩・こしょうで味を調整します。
  5. 耐熱皿に1を並べて軽く塩・こしょうをし、トマトケチャップをかけ、2と4をのせ、マヨネーズで線描きしてオーブントースターで焼き色がつくまで焼きます。

ホタテとアスパラのグラタン

  • 調理時間: 約30分 
  • 費用目安: 約800円 

食材リスト (2人前)

2人前の分量
ボイルホタテ 6個
グリーンアスパラ 2本
新タマネギ 1個
バター 10g
塩、コショウ 各適量
サラダ油 大さじ1
大さじ2
ピザ用チーズ 40g
ポテトチップス (市販品) 30g

作り方

  1. 新タマネギ (1個) を薄切りにします。
  2. グリーンアスパラ (2本) の根元を切り、乱切りにします。
  3. フライパンに中火でバター (10g) を溶かし、ボイルホタテ (6個) と1のアスパラを2~3分炒めます。全体にバターがからんだら、塩とコショウで味をつけて耐熱皿に入れます。
  4. 2のフライパンをさっとふいてサラダ油 (大さじ1) を加え、中火で熱して1のタマネギを入れます。塩 (適量) をふって炒め、しんなりしたら酒 (大さじ2) を加えます。
  5. フタをしてくたくたになるまで弱火で15分ほど煮ます。途中でときどきかき混ぜます。
  6. 2に4をのせ、ピザ用チーズ (40g) と手で粗く砕いたポテトチップス (市販品 30g) を散らします。200℃のオーブンでこんがりと焼き目がつくまで焼きます。

ホワイトアスパラのグラタン

  • 調理時間: 約10分 
  • 費用目安: 300円前後

食材リスト (2人前)

2人前の分量
ホワイトアスパラガス(缶詰) 80g
卵 (Mサイズ) 1個
ベーコン 15g
粒コーン 大さじ1
塩麹 小さじ1
マヨネーズ 小さじ1
クミンパウダー 少々
白胡椒 少々
あらびきガーリック 少々
溶けるスライスチーズ 1枚
粉チーズ 少々
あらびき黒胡椒 少々
乾燥パセリ 少々

作り方

  1. 卵を溶きほぐし、(A)を加えて混ぜ合わせます。マヨネーズは分離しますので、完全に混ざり切らなくてもOKです。
  2. グラタン皿にホワイトアスパラガスを1本ずつ重ならないよう並べ、1をかけ、その上へ溶けるスライスチーズを乗せます。
  1. ベーコンを食べやすい大きさにカットして、2の上へまんべんなくちらし、粉チーズを振ったら、トースターで4~5分ほど、ベーコンがこんがり焼けて、卵液がふっくらするまで焼きましょう。
  2. 3へあらびき黒胡椒と乾燥パセリを振れば完成です。

まとめ

今回は、アスパラの下ごしらえから、さまざまな種類のアスパラグラタンの作り方までを紹介しました。

アスパラとマカロニ、じゃがいも、ホタテ、ホワイトアスパラと組み合わせたレシピにより、それぞれの食材の特性が生きた美味しいグラタンが出来上がることでしょう。シンプルな下ごしらえと基本のグラタンレシピをマスターすれば、これからどんなアスパラグラタンも自在に作れるようになります。食材の鮮度や茹で加減に気をつけて、本格的なアスパラのグラタンを堪能してみてください◎

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いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
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気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

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現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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