カレーのおいしさを引き立てる!野菜の切り方と炒める順番のコツ

カレーのおいしさを引き立てる!野菜の切り方と炒める順番のコツ

カレーライスは、具材の組み合わせやスパイスの配合により、多種多様な味わいを楽しむことができる料理です。その中でも、野菜は味のアクセントとなり、カレーの美味しさを引き立てます。切り方や炒める順番を意識するだけでも、いつものカレーが何倍も美味しく仕上がりますよ。 この記事では、なす、玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜の切り方や炒める順番、さらには夏野菜やスープカレーにおける野菜の調理のコツについて紹介します。これらのコツをおさえて、野菜たっぷりで美味しいカレー作りを楽しみましょう◎

野菜の切り方

まずは、カレーに入れる野菜の切り方について見ていきましょう。今回は定番の玉ねぎ、じゃがいもに加え、夏野菜の代表格であるなすの切り方を紹介します。

なすの切り方:輪切り、半月切り、くし切り、角切り、一口大

なすの切り方にはいくつかの方法があります。

  • 輪切り:なすを等間隔に切ります。断面が大きいので火が通りやすく、カレーの味もよくしみ込みます。なすの色や形が崩れにくいため、見た目にも美味しさを引き立てます。
  • 半月切り:輪切りしたなすをさらに半分に切ります。火が通りやすく、食べやすいサイズになります。
  • くし切り:細長くカットすることで存在感をアップさせることができます。特にトッピングにおすすめです。
  • 角切り:サッと炒めるだけでも美味しいですし、キーマカレーなどにもぴったりです。
  • 一口大:大きめに切ることで、なすの食感を楽しむことができます。しっかりと煮込むタイプのカレーに最適です。

以上、5つの切り方をご紹介しました。それぞれの特性を活かして、美味しいカレー作りを楽しみましょう。

なすを切る時の注意点

なすをカレーに使用する際、その切り方はとても重要です。まず、なすは皮部分に多くの栄養素が含まれているため、皮はなるべく残すようにしましょう。また、なすはアクが強いため、切った後は水にさらすと良いでしょう。これにより、アクを抑えることができます。

特に、カレーに使用する場合は一口大に切るのが一般的です。これは、一口で食べやすいサイズにするため、また煮込んだ際に具材が崩れにくくなるからです。さらに、なすは他の野菜と比べて火が通りやすいので、大きめに切った方が形状を保ちやすくなります。

なすの切り方によって、カレーの味わいや食感が変わります。美味しいカレーを作るためにも、なすの切り方にはしっかりと注意を払いましょう。カレーに入れるなすの下処理や、調理のコツについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!

【なすの皮をむく理由とは】なすに艶が出る秘訣とカレーでの活用方法

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玉ねぎの切り方:みじん切り

カレーに欠かせない玉ねぎ。その切り方一つでカレーの風味が大きく変わります。今回は、みじん切りの手順を解説します。

  1. 玉ねぎの頭と根元を切り落とし、縦半分に切る。
  2. 皮を剥き、半分にした玉ねぎを平らな面が下にくるように置きます。
  3. 玉ねぎの繊維が走る方向に沿って、切れ目を入れます。ただし、根元まで全てを切らないように注意してください。
  4. 玉ねぎを90度回転させ、今度は横に薄くスライスします。

以上で、美味しいカレーに欠かせないみじん切りの玉ねぎができあがります。この手法で切れば、玉ねぎが細かくなり、炒めた時に甘みが出やすくなります。是非ともお試しください。

じゃがいもの切り方:一口大

じゃがいもはカレーライスには欠かせない具材の一つです。一口大に切ることで均一に火が通りやすくなり、じゃがいも特有のほくほくとした食感も楽しめます。

  1. まず洗って土を落とし、皮を剥いた後、半分に切ります。
  2. 次にその半分を更に半分にし、さらに三等分に切ります。

このサイズ感が食べやすく、また火の通りも良く一口で食べるのに適した大きさです。また、じゃがいもの角をあえて面取りすることで、煮崩れを防ぎつつ、スパイスやルーの味をより吸収しやすくします。

これによりカレー全体の味が一層深まります。この一口大の切り方と面取りの工夫で、じゃがいもから出る自然の甘みとカレーのスパイスが絶妙に絡み合い、より美味しいカレーライスが完成します。

炒める順番

カレーの美味しさを引き立てる大切なポイントの一つが、具材を炒める順序です。

  1. まずは玉ねぎから始めます。みじん切りにした玉ねぎを油の中でじっくりと時間をかけて炒めることで、甘みと旨味が引き出され、カレーのベースとなる風味が生まれます。
  2. 次にじゃがいもを加えます。一口大に切ったじゃがいもを炒めることで、じゃがいもの甘みを引き出します。最後になすを加えます。
  3. なすは火を通しすぎると形が崩れてしまうため、他の具材が十分に炒まったら加えて、さっと炒め合わせます。

このように、具材を一つずつ炒めていくことで、それぞれの野菜の特徴を活かした美味しいカレーが作れます。

夏野菜とカレー

カレーに夏の旬の野菜をたっぷりと使うことで、栄養価の高い一品になります。

例えば、なすはカレーによく合う夏野菜の一つです。その切り方一つで食感や味わいが大きく変わります。輪切り、半月切り、くし切り、角切り、一口大といった切り方がありますが、カレーに合う切り方はその調理法によります。炒める場合や揚げる場合など、その調理方法に合った切り方を選ぶことで、なすの美味しさを最大限に引き出すことができます。

また、夏野菜のズッキーニやピーマン、オクラなどもカレーに良く合います。これらの野菜も同様に、その調理法に合った切り方と炒める順番を心掛けることで、美味しいカレーを作ることができます。

これらの夏野菜を使用したカレーは、見た目も彩り豊かで、栄養価も高いのでおすすめです。

スープカレーと普通のカレーで野菜の切り方は違う?

スープカレーと普通のカレーでは、野菜の切り方が異なります。通常のカレーでは一口大に切るのが一般的ですが、スープカレーでは具材の食感を楽しむため、大きめに切ることが推奨されます。

具体的には、じゃがいもやにんじんは4〜6等分、玉ねぎは大きめのくし形切り、なすは半分または1/3に切ってから薄切りにする等、具材によって最適な切り方が変わります。また、大きく切った野菜は炒めてから煮込むと、中まで味が染み込みます。

野菜だけで作るカレーのメニュー3選とレシピ

野菜を主役にしたカレーは、ヘルシーでさらにボリューム感も満点です。その中でもおすすめのレシピを3つご紹介します。

なすとブロッコリーのカレー

  • 調理時間: 40 分 
  • 費用目安: おおよそ 500 円 
  • カロリー: 約 400 kcal(1人前) 

食材リスト

材料 2人前の分量
豚こま肉 200g
ブロッコリー 1株
玉ねぎ 中1個
じゃがいも 2個(200g)
にんじん 中1/2本
700cc
カレールー 4片(100g)
サラダ油 大さじ1杯

作り方

  1. ブロッコリーは小房に分けて塩ゆでします。
  2. フライパンにサラダ油を入れ、茄子を炒めます。茄子がしんなりしてきたらブロッコリーを加えます。
  3. 調味料(カレー粉・醤油・麺つゆ)を加えて混ぜ合わせ、味付けをします。

このレシピは、ブロッコリーのほのかな甘みとカレーのスパイシーな辛味が絶妙に組み合わさり、シャキシャキとした食感がアクセントになる美味しい一品です。ブロッコリーをごろっとした存在感と歯ごたえを残すため、大きめに切って加えてくださいね。また、ブロッコリーは固めにゆでてシャキシャキ食感を楽しんでください。

夏野菜たっぷりカレー

  • 調理時間: 30 分
  • 費用目安: おおよそ 500 円
  • カロリー: 約 703 kcal(1人前)

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
じゃがいも 1個
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
トマト 1個
なす 1本
にんにく 1片
400ml
コンソメ 1個
カレールー 2片
サラダ油 適量
パプリカ 1個
オクラ 2本
ズッキーニ 1本
ご飯 2人前分

作り方

  1. じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマト、なす、にんにくを切る。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、豚ひき肉と玉ねぎを加えて中火で炒める。
  3. なす、かぼちゃ、ズッキーニ、ピーマンを加えてさっと炒め、水を加えて煮る。
  4. 火を止め、カレールウを加えて溶かし、ミニトマトも加えてさらに煮る。

この夏野菜たっぷりカレーは、彩り豊かでボリューム満点な一品です。ぜひお試しください。

ジャガイモとキャベツのカレー

  • 調理時間: 20 分
  • 費用目安: おおよそ 300 円
  • カロリー: 約 250 kcal(1人前)

食材リスト (2人前)

材料 2人前の分量
じゃがいも 2個
キャベツ 1/4個
オリーブオイル 1個
200ml
カレー粉 小さじ1
にんにく 1片
400ml
クミンシード 少々
塩こしょう 適量

作り方

  1. じゃがいもを細切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを弱火で火を通す。
  3. じゃがいもに大体火が通ったところでキャベツを入れて一緒に炒め、カレー粉とクミンシードを加えて全体を混ぜる。
  4. 最後に塩こしょうで味を調えて出来上がり。

このジャガイモとキャベツのカレーは、簡単に作れて食欲をそそる一品です。ぜひお試しください。

まとめ

今回は、カレーにおける野菜の切り方や炒める順番、そして野菜だけで作るカレーのレシピまで幅広くご紹介しました。

なすやじゃがいも、玉ねぎといった野菜の切り方によって、食感や味わいが大きく変わります。また、炒める順番もカレーの味を左右する重要な要素です。特に夏野菜を使ったカレーやスープカレーでは、野菜の旬と調理法を押さえることで、さらに美味しい一皿に仕上がるでしょう。今後のカレー作りにぜひ活用してみてください◎

野菜を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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