玄米おすすめの種類や銘柄、購入方法や店舗を徹底比較!健康にも美味しい玄米の選び方

玄米おすすめの種類や銘柄、購入方法や店舗を徹底比較!健康にも美味しい玄米の選び方

玄米は、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富で、美容や健康に効果的な穀物です。また低GI食品としても知られており、食後の血糖値を安定させ、脂肪として蓄積されにくいのも特徴です。 一方で、稲の実からもみ殻だけを取り除いた玄米は食感が硬く、ぬか特有のクセもあり食べにくいと感じる人も。そんな玄米を美味しく炊くには水加減などのコツが必要ですが、そもそもどの玄米を選ぶかによって、その味わいや風味は格段に変わります。 そこで今回は、食べやすさや手軽さ、安全性などの観点から厳選した、玄米のおすすめ銘柄10選を紹介します!記事の後半では、失敗しない玄米の選び方やおすすめアレンジレシピも紹介するので、玄米を美味しく食べながら健康を手に入れたい人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね♪

玄米のおすすめ銘柄10選

山形 つや姫 通販

早速、玄米のおすすめ銘柄10選を見ていきましょう!玄米は白米と同様、銘柄によって味わいや食感、風味など、それぞれ違った特徴を持っています。また産地によって栽培方法が異なるため、安全性や価格にも差があります。

ここでは各銘柄の特徴や産地、価格などを紹介するので、自分にピッタリな美味しい玄米を見つけてください◎

つや姫 玄米

特徴など つや姫 玄米
原産地 山形県
価格帯 5kg 3,400円~
特徴 甘みが濃厚で、ふっくらモチモチとした食感

山形県原産のつや姫は、お米の最高峰といわれる「コシヒカリ」に引けを取らないほど食味良好で、豊かな風味と濃厚な甘みが特徴の銘柄です。そんなつや姫は玄米でも非常に美味しく、口いっぱいに広がる甘さともっちり感が楽しめます。

価格帯は、5kgあたり3,400円程度から販売されています。つや姫は山形県のお米の中でも知名度が高く人気の銘柄なので、スーパーや大手通販サイトでも扱われています。どこの地域に住んでいても手軽に購入できるので、ぜひ一度味わってみてくださいね!

ゆめぴりか 一等米玄米

特徴など ゆめぴりか 一等米玄米
原産地 北海道
価格帯 5kg 2,500円~
特徴 もちもちとした食感で粘りが強く、甘みがある

北海道原産のゆめぴりかは、粘りが強く、もちもちとした食感が特徴の銘柄です。玄米でもその食感は損なわれることがなく、ほとんどパサつきを感じません。またお米特有の優しい甘みがあり非常に食べやすいため、玄米初心者にもおすすめです◎

価格帯は、5kgあたり2,500円ほどですが、遠い北の大地で栽培されているゆめぴりかは、地域によっては店頭に並ばないことも。確実に購入するなら、産地直送の通販サイトを利用するのがおすすめですよ。

至高の玄氣

特徴など 至高の玄氣
原産地 静岡県、福井県、長野県、山形県、新潟県、宮城県など
価格帯 1.5㎏ 2,100円~
特徴 旨みと甘みのバランスが良く、粘り強い食感

至高の玄氣は、農薬と化学肥料を極力使用しない「特別栽培」で育てられた、安全性の高い玄米です。特別栽培の生産者や収量には数に限りがあるため、その時々で産地が異なる場合もあります。

旨みと甘みのバランスに優れ、冷めても損なわれることのない、もっちりとした食感が特徴の銘柄です。栽培方法にこだわっている分、価格帯は1.5kgあたり2,100円からとやや高め。そのためお値段よりも、安全性や品質の高さを重視したい人におすすめです。

あきたこまち発芽玄米

特徴など あきたこまち発芽玄米
原産地 秋田県
価格帯 5kg 2,160円~
特徴 白米と大差ない、ふっくら柔らかな食感

秋田県原産のあきたこまち発芽玄米は、ふっくら柔らかな食感で、食べたときの違和感を感じにくいのが特徴の銘柄です。白米と混ぜて炊いてもよく馴染み、他の玄米に比べ食べやすさが段違いです◎

また栄養価も非常に高く、1日に必要な鉄分を摂取できると謳われている「栄養機能食品」でもあります。忙しい中でも、効率よく栄養を補給したい人におすすめです。

雪若丸 玄米

特徴など 雪若丸 玄米
原産地 山形県
価格帯 5kg 2,600円~
特徴 粘りと粒感のバランスに優れ、さっぱりとした味わい

雪若丸は、つや姫やはえぬきに次ぐ、山形県の新たなブランド米として誕生した銘柄です。お米の中でも味わいが上品でさっぱりしている雪若丸は、玄米でもクセが少なく、食べやすいのが特徴です。

また食感は粘りと粒感のバランスに優れ、これまでにない新触感を楽しむことができます◎歯ごたえのある玄米が好きな人や、玄米を様々な料理にアレンジして食べたい人におすすめです。

山形 つや姫 通販

コシヒカリ 玄米

特徴など コシヒカリ 玄米
原産地 新潟県
価格帯 5kg 2,500円~
特徴 甘みが強く、しっかり大粒で食べごたえがある

新潟県原産のコシヒカリは、「お米の最高峰」といわれる銘柄で、食味はもちろん、香りや食感も格別です◎玄米としても大粒で食べ応えがあり、口いっぱいに広がる香ばしい風味と甘みは、一度食べるとやみつきになります。

コシヒカリの中でも特に高品質で、食通の間でも評判の「魚沼産コシヒカリ」は、やや高めの価格帯です。品数にも限りがあるため、魚沼産コシヒカリの玄米を確実にゲットしたい人は、取扱店のホームページを随時チェックしましょう。

発芽米 金のいぶき

特徴など 発芽米 金のいぶき
原産地 宮城県
価格帯 1kg 1300円~
特徴 旨みが強く、もっちりとした粘りのある食感

宮城県原産の金のいぶきは、玄米食に特化した珍しい銘柄です。栄養の宝庫である胚芽が通常の約3倍もある巨大胚芽米で、炊き上がった米粒が金色に輝くことからこの名前が付けられました。

噛むほどに広がる玄米特有の旨みとコク、もっちりと粘りの強い食感が楽しめます。冷めても美味しく、お弁当やおにぎりにも最適です◎

はえぬき 玄米

特徴など はえぬき 玄米
原産地 山形県
価格帯 5kg 2,680円~
特徴 味わい、食感共にバランスが絶妙で、飽きない美味しさ

はえぬきは、山形県のオリジナルブランド米で、旨みと甘み、粒感と粘りのバランスに優れた銘柄です。そんなはえぬきの玄米は、程よい歯ごたえとコクのある味わいが楽しめ、まさに飽きの来ない美味しさです◎

山形県でしか栽培されていないこともあり希少性が高く、価格帯も5kgあたり2,680円からとやや高めです。店頭販売されていない地域も多いですが、山形県内の直売所や産地直送の通販サイトを利用すれば購入できますよ。

発芽玄米 ミルキークイーン

特徴など 発芽玄米 ミルキークイーン
原産地 新潟県
価格帯 5kg 3,280円~
特徴 もちもちとした弾力の中にプチッとした歯ごたえがクセになる食感

ミルキークイーンは、新潟県で誕生し、現在では東北地方や関東を中心に広く栽培されている銘柄です。発芽玄米ミルキークイーンは、原産地である新潟県が抜き打ちで行うサンプル検査を通過している商品で、安全性の高さが魅力◎通常の栽培方法に比べ、農薬の使用を約7割減、化学肥料の使用を半分以下に抑えて栽培されています。

比較的、ぬかの風味や香りを感じやすいため味の好みは分かれそうですが、食感が非常によく、もちもちとした弾力とプチッとした歯ごたえを楽しめますよ。

ササニシキ 玄米

特徴など ササニシキ 玄米
原産地 山形県
価格帯 5kg 2,820円~
特徴 柔らかな食感とあっさりとした旨みで、和食に合う

山形県原産のササニシキは、元々日本ではポピュラーな銘柄でしたが、現在は生産量が減少しています。希少性の高いササニシキですが、柔らかな食感とあっさりとした旨みで和食にピッタリな美味しさを持っています。玄米でも、その魅力は損なわれることなく、野菜や魚を使ったメニューと合わせて食べるのに適しています◎

生産量が少ない分、価格帯はやや高めですが、毎日の食事に取り入れやすい味わいなので、無理なく玄米食を続けていきたい人におすすめです。

失敗しない玄米の選び方

山形 つや姫 通販

ここまで、様々な銘柄の玄米商品を紹介してきましたが、実際に自分で選ぶとなると、イマイチ何を基準にすれば良いのかピンとこないという人もいますよね。そんな人は、まず失敗しない玄米の選び方をおさえておきましょう!玄米を選ぶときに注目したいポイントは、以下の通りです。

  • 産地や銘柄
  • 栽培方法
  • 利便性
  • 価格帯

玄米を購入するなら、やっぱり美味しいものを選びたいですよね。そのためにはまず、美味しいと評判の産地や銘柄に注目しましょう!例えば新潟県産のコシヒカリや、山形県産のつや姫は食味良好で、老若男女問わず幅広い世代から人気を獲得しています!

また安全性にこだわりたいなら、栽培方法にも注目しましょう。先ほど紹介した商品の中にも、低農薬や低化学肥料で栽培されている銘柄が多数あります。栽培方法は、各産地のJA公式サイトや、生産者のホームページ等で公開されていることが多いですよ◎

最後に、毎日手軽に玄米食を続けていきたい人は、利便性と価格帯にも注目しましょう。ただしこの2つを両立させるのは難しく、利便性が高いほど価格帯も高くなりがちです。中にはチャック式袋入りや無洗米など、手軽に食べやすい玄米商品も販売されていますが、他と比較して高価な傾向にあります。

玄米を使ったおすすめアレンジレシピ

ここからは、玄米を使ったおすすめアレンジレシピを紹介します!玄米は白米と違い、独特の風味や食感があって食べ辛いと感じることもあります。

そんなとき、他の食材や調味料の力を借りてアレンジすれば、玄米のクセが気になりにくくなり、食べやすさがぐっとアップします。せっかく購入した玄米を無駄にしないためにも、ぜひここで紹介するアレンジレシピを試してみてください◎

玄米ご飯のチーズキンパ

ピリ辛な味付けがクセになる、玄米を使った韓国風アレンジレシピ◎美味しくて手が止まらなくなってしまうので、食べ過ぎには要注意です!

【材料】

  • 玄米ご飯 150g
  • ツナ缶 1缶(70g)
  • コチュジャン 小さじ2
  • 海苔 1枚
  • さけるチーズ 1本
  • レタス 適量

【作り方】

  1. ツナ缶をザルにとり、油きりします
  2. ボウルに玄米ご飯と1、コチュジャンを入れて混ぜ合わせます
  3. 簀巻きに海苔をしき、2を全体的に乗せます
  4. 3にさけるチーズを半分に割いて乗せ、レタスもお好みで乗せて巻きます
  5. 食べる前に、500Wの電子レンジで1分半温めれば完成です

具材を海苔に乗せるときは、巻き終わりを固定するため1辺のみ1cmほど余白を開けておきましょう。欲張ってあまり大量に乗せすぎるとうまく巻けないので、やや少なめにしておくと安心です。食べる前に温めることで、チーズがとろけてより美味しく頂けますよ!

玄米コーンスープ

忙しい朝でも手軽に作れる、朝食レシピ◎体を温めながら栄養も補給でき、1日のスタートにピッタリなスープです!

【材料】

  • 玄米ご飯 100g
  • コーンスープ 200cc
  • とろけるスライスチーズ 1枚
  • キャベツ千切り 一つまみ
  • たまねぎスライス 1/4個分
  • パセリのみじん切り 小さじ1

【作り方】

  1. 玄米ご飯に、チーズ、キャベツ、たまねぎを乗せます
  2. 熱湯で作ったコーンスープを1に注ぎます
  3. 最後にパセリを散らせば完成です

チーズをしっかりと溶かすため、コーンスープはアツアツの状態で注いでください。また具材はお好みで変更してもOKです。市販されているコーンスープを使用することで簡単に作れますし、さっと食べられるので、朝あまり時間がとれない人にもおすすめです!

玄米クラッカー

余った玄米ご飯で作る、簡単おやつレシピ◎玄米の風味や食感が苦手な人でも食べやすく、美味しく栄養補給できるクラッカーです!

【材料】

  1. 玄米ご飯 100g
  2. 玄米パウダー 10g
  3. 水大さじ 1~2
  4. 黒ごま 適量
  5. オリーブオイル 小さじ1

【作り方】

  1. 玄米ご飯をボールに入れ、ラップをかけたら手をグーにして潰します
  2. 潰した玄米ご飯に、玄米パウダー、オリーブオイル、黒ごまを加えてよく混ぜます
  3. お餅くらいの柔らかさになるまで、少しずつ水を加え混ぜます
  4. クッキングシートに移し、棒で薄く延ばします
  5. 160℃のオーブンで30分焼きます
  6. お好みの大きさに割ったら完成です

玄米ご飯をしっかりと潰すことと、薄く延ばすことが美味しく仕上げるポイントです。潰すとき手が痛い場合は、固いスプーンや木べらを使ってみてください。また焼く前に醤油を塗ると、煎餅のようなまた違った美味しさを楽しめますよ。

また玄米とその効果についてや、玄米のダイエット法や美味しい食べ方についての記事もございますので、ぜひご覧ください!!

【管理栄養士監修】玄米や玄米茶の驚くべき効果とおすすめの摂取方法~健康、美容、環境、文化にも貢献する日本の伝統食~

【管理栄養士監修】玄米効果でダイエットと健康を手に入れる!玄米を美味しく食べる方法とは?

玄米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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