どんなサクランボがおいしい?選び方とアレンジレシピを紹介

どんなサクランボがおいしい?選び方とアレンジレシピを紹介

初夏の風味・サクランボ。果物の中でも高級なものが多く、せっかくなら美味しくいただきたいですよね?! いつまでに食べた方がいいのか、美味しさを保つ方法、さらにはアレンジをきかせたいときのおすすめレシピをご案内できればと思います!

まずは美味しいサクランボを用意!選ぶうえでの3つのポイント

甘さと酸味のバランスのよさが、サクランボらしさ。

また、サクランボは収穫後から2〜3日経つと、美味しくなくなっていく賞味期限の短い品目なので、新鮮なものを選ぶことも大事です!

ポイント1:ツヤとハリがあるもの

まず第一に、サクランボの果実の見た目にツヤがあり、さわってみてハリがあるものを選びましょう。

光沢があり、一定の固さのあるサクランボは新鮮な証拠!

逆に、果皮がしなびていたり、実がやわらかくなったものは、鮮度が低下して食味が落ちているので、できるだけ避けましょう。

ポイント2:全体が赤く鮮やかに着色している

完熟し、甘く美味しいサクランボのサインは、果実の色に出ます。

鮮やかな赤色に染まっているものは、太陽の恵みをたっぷり果実に蓄えた一級品の証です。

紅秀峰の赤い輝きは、宝石のルビーに例えられるほど!

「紅さやか」や「紅てまり」など品種は黒っぽく、「月山錦」は黄色いサクランボですが、それらも色が濃い方が美味しいサクランボです。

ポイント3:軸が太くてきれいな緑色をしている

鮮度のよいサクランボは軸が太く、青々としています。軸がところどころ茶色くなっていたり、軸がしおれて細くなっていたりするものについては収穫してから時間が経過しているものなのでおすすめできません。

サクランボを美味しく食べるうえでのポイント!

上等なサクランボを満喫する上でも、注意するべき点がいくつかあります。

サクランボはデリケートな食べ物。過度な温度変化や、果実への衝撃は、食味を著しく損なうことになるので避けましょう。

冷水でさっと通して食べる。洗いすぎない、冷やしすぎない

サクランボは日持ちが短く劣化が早い果物。冷蔵庫で冷やしておけば大丈夫♪ということはなく、温度変化や乾燥に弱いので要注意です。

お手元にとどいたら、すぐに10℃前後の冷水で冷やし、新鮮なうちに食べるのがおすすめです。

また、刺激にも弱い果物なので、洗いすぎも禁物です。

JAなどが管理する国産サクランボは、残留農薬の心配もないためボウルに水を張り、ザルに入れたサクランボをザルごとゆらして洗うだけで十分です。

冷蔵庫に入れると食味が悪くなるので要注意

サクランボの保存に適している温度は約10℃。それに対して冷蔵室は約3~5℃、野菜室でも約5~7℃なので長期間の保存はサクランボにとってストレスがかかります。

また、冷気があたると傷みも早くなりますし、冷蔵庫内の乾燥は新鮮な果実の天敵です。

冷蔵庫にサクランボを入れ過ぎると、水分が蒸発して乾燥してしまいますし、サクランボの味わいを左右する酸味も下がり、味が淡泊になるなど、食味が悪くなるので要注意です。

もし冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙やタオルで包む

したがって、冷蔵庫を使用する際は短時間か、もし2~3日以上使用したい場合は、新聞紙やタオルを箱に巻いて過度な温度変化を軽減するようにしましょう。

また、冷蔵庫から出したあとは温度変化で傷みやすいことがあるので、すぐに食べ切ってしまうか、調理をして保存性を高めるかしてしまいましょう!

新鮮なまま食べきれない!そんなときに役立つサクランボの大量消費レシピ

生で食べるのがおすすめですが、たまにはアレンジをして楽しむのも一興ですよね!

また、デリケートな果物なので、新鮮なうちに食べきれない・・・ということもあるはず。

そうした時に参考にしてほしい、アレンジレシピをご紹介いたします!

さくらんぼ酒

まずおすすめしたいのが、さくらんぼ酒。

まろやかな味わいが特長の、ほんのり赤い果実酒に仕上がります。

作り方は簡単!サクランボの果実 1kgに対して、35度焼酎甲類(ホワイトリカー) 1.8リットル、氷砂糖 200~300gをいれ漬け込むだけ。

酸味がある方が美味しいので、お好みでレモンをいれてもいいでしょう。

仕込んでから1ヶ月で飲めるようになりますが、粛清するまで最低2ヶ月は必要とのことです。

さくらんぼ酢

お家にあるお酢を使って果実を漬け込んだら、簡単に果実酢が作れます。

酢は脂肪分解を促し、新陳代謝を高める働きがあります。新陳代謝が活発になると普段の生活においても糖分がエネルギーへと変えられるためダイエットにも効果があると言われています。

夏頃に、炭酸ソーダで割って飲むとさっぱりして美味しいです。

サクランボ 300gに対して、お酢を500CC、氷砂糖を200~300gを保存瓶につめ、

冷暗所にて保管し、氷砂糖が溶けたタイミングで完成です。

さくらんぼジャム

サクランボの保存状態に不安がでてきたら、ジャムにして楽しむのもおすすめです。

まずサクランボ(500g) を2〜3つに切り、種を取り出します。とろみを出すために使用するため、取り出した種はお茶パックなどにまとめていれておきます。

鍋にサクランボの果肉・果汁、砂糖150g を入れ、強火にかけ、煮込みます。

沸騰したら弱火にしつつ、お茶パックにいれた種を投入。一定、ジャムが固まったら容器に移し、完成です。

実が崩れる手前でとめれば、コンポートとしても味わえるので、ぜひお好みで選んでください!

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