家庭菜園で採れた野菜を活用！なす・じゃがいも・玉ねぎの絶品レシピ3選

【おさらい！】「なす」「じゃがいも」「玉ねぎ」の特徴

なすの特徴と料理のポイント

なすは日本の夏を代表する野菜の一つで、特に夏場に旬を迎えます。紫色の皮が特徴的で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。また、ナスニンという抗酸化物質も含まれており、健康食材とも言えます。

なすの料理法は多岐にわたりますが、特にカレーや炒め物、揚げ物によく使われます。料理のポイントは加熱により旨味が引き立つことや、皮の部分をしっかりと加熱することで栄養素を逃さずに摂取できるという点です。

また、なすは水分を多く含んでいるため、上手に水分を調節して調理することが重要です。例えば、素揚げにする際は事前に水気をきってから揚げると、中までしっかりと火が通ります。

次にご紹介するレシピでも、なすの特徴を活かした調理法を用いていますので、是非チェックしてみてください。

じゃがいもの特徴と料理のポイント

じゃがいもは日本をはじめとする世界各国で広く栽培・食用されている食材です。特徴的な丸い形状と、口に入れた時のホクホクとした食感は、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。また、栄養面でも優れており、ビタミンCや食物繊維が豊富です。

じゃがいもは煮ても、焼いても、揚げても美味しく食べることができるのが特徴です。特に、カレーやシチューなどの煮物に利用すると、じゃがいも自体がとろみを出す効果があります。これはじゃがいものでんぷんが熱を加えることで変性し、結果としてとろみを生み出すからです。

また、じゃがいもは他の具材との相性も良く、特に「なす」と「玉ねぎ」を加えた料理は絶品です。

玉ねぎの特徴と料理のポイント

玉ねぎは料理の基本とも言える野菜で、みずみずしくて甘みが特徴的です。特に新玉ねぎは水分が多く、生食にも向いています。また、加熱すると独特の辛味が減退し、その代わりに甘みが強まります。これは、加熱によって玉ねぎ内部の糖分がキャラメル化するからです。

料理のポイントとしては、玉ねぎは焦がさないように注意が必要です。焦がすと苦味が出てしまいます。炒める時は中火でじっくりと炒め、透明感が出てきたら完了です。また、カレーや煮物など長時間加熱する料理にも向いており、時間をかけてしっかりと煮込むことで、玉ねぎ本来の甘みを最大限に引き出すことができます。

次に、玉ねぎを主役にした絶品レシピをご紹介します。

なす・じゃがいも・玉ねぎを活用した絶品レシピ

野菜たっぷりカレー

食材リスト (2人前）

作り方

夏の彩り野菜と豚肉の洋風炒め

食材リスト (2人前）

作り方

ポイントと役立つコツ

豚肉と野菜のバランスが重要です。なすとじゃがいもは水分を含んでいるため、先に炒めて水分を飛ばしましょう。その後、玉ねぎと豚肉を加えて炒め、全体に火が通ったら味付けをします。豚肉のうま味と野菜の甘さが引き立つよう、シンプルな調味料がおすすめです。

じゃがいもと豚こまのごま味噌炒め

食材リスト (2人前)

作り方

ポイントと役立つコツ

じゃがいもは一口大に切り、豚こま肉と共に炒めていきます。なすと玉ねぎは炒めすぎずにしゃきしゃき感を残すのがポイントです。ごま味噌との相性も良いので、最後に味噌とごま油を加えてから炒めると一段と風味が増します。

まとめ

以上、なす、じゃがいも、玉ねぎを活用した絶品レシピを3つご紹介しました。料理初心者でも簡単に作れる「野菜たっぷりカレー」、ちょっと洋風な味わいが楽しめる「夏の彩り野菜と豚肉の洋風炒め」、そしてごま味噌が引き立てる「じゃがいもと豚こまのごま味噌炒め」の3つのレシピは、それぞれ異なる特徴を持つなす、じゃがいも、玉ねぎの美味しさを引き立てています。

これらのレシピを試すことで、なす、じゃがいも、玉ねぎの組み合わせから生まれる無限の可能性を感じていただければ幸いです。これらの絶品レシピで楽しい料理時間をお過ごしください！

なすを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう！

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。（みどりの食糧システム戦略）

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう！