玄米の保存方法や期間の目安を徹底解説!品質や栄養の変化も紹介

玄米の保存方法や期間の目安を徹底解説!品質や栄養の変化も紹介

栄養価が高く、美容や健康に役立つ玄米。ぷちぷちとした食感や独特の香ばしい風味があり、白米とはまた違った味わいを楽しめます。そんな玄米を食事に取り入れるなら、上手に保存して毎日美味しく味わいたいですよね。 そこで今回は、玄米の正しい保存方法について紹介します!玄米を含め、お米は傷むイメージがあまりないかもしれませんが、保存方法によって味や風味などの品質が変化します。玄米を上手に保存して、長く美味しく楽しみたい人はぜひチェックしてくださいね♪

玄米の賞味期限は?

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玄米を購入した際、パッケージや商品説明に賞味期限が記載されておらず、困ったことがある人も多いのではないでしょうか。実は玄米や白米には明確な賞味期限がなく、表示義務もないため、記載されていないことが多いのです。

そのため玄米の賞味期限は、一概にいつまでと断言できませんが、目安として1カ月以内に食べきることが推奨されています。1カ月以内であれば、玄米の味や風味に変化を感じることなく美味しく食べることができるはずなので、購入する際は1カ月以内に食べきれる量を選ぶと良いでしょう◎

玄米の正しい保存方法

玄米の賞味期限は明確に定められていないため、美味しさをキープさせるためには保存方法が重要になります。では一体、どのようにして保存すれば、玄米を長く美味しく味わえるのでしょうか。

ここからは、冷蔵と常温それぞれの保存方法のポイントや、賞味期限の目安について紹介します。正しい保存方法の知識を身に付けて、玄米の品質を長持ちさせましょう◎

冷蔵保存

玄米は、保存袋や密閉容器に小分けして、冷蔵庫で保存するのが最もおすすめです!特に暑い時期は、常温で保存すると品質が劣化しやすいため、必ず冷蔵庫に移しましょう。冷蔵庫内にあまりスペースがない場合は、よく洗って乾かしたペットボトルに入れて保存すると、縦にも置けて場所を取らないのでおすすめですよ。

冷蔵保存では、春から夏にかけての暑い時期なら2カ月程度、秋から冬にかけての涼しい時期なら3カ月程度が賞味期限の目安となります。冷蔵庫の中は涼しく乾燥しているため玄米の品質を保ちやすい環境といえますが、最後まで美味しく食べたいならできるだけ早めに消費しきるよう意識してくださいね◎

常温保存

玄米を常温保存する際は、風通しが良くて涼しい冷暗所で保存しましょう。また購入してきたままの袋では密閉されていないため、必ず密閉容器に移してから保存してくださいね。

常温保存は、秋から冬にかけての涼しい時期のみおすすめします。暑い時期に常温で保存すると、玄米の劣化を早めてしまう恐れがあるため、春から夏にかけては冷蔵庫で保存するようにしましょう。常温保存した玄米の賞味期限は、涼しい時期のみで3カ月程度が目安となります。

炊いた玄米の保存方法

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一度炊いた玄米を保存する際は、冷凍保存がおすすめです。お茶碗1杯分を目安に、炊いた玄米をラップで包み冷凍庫で保存しましょう。この方法で1週間程度は、美味しさをキープさせることができますよ◎

冷凍した玄米を食べるときは、600Wのレンジで2分30秒ほど加熱すると上手に解凍できます。温めきらなかった場合は、10~20秒ずつ様子を見ながら追加で加熱してくださいね。

またお米の保存方法や、お米の賞味期限については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎

お米の正しい保存方法は?美味しさ長持ちのコツや大量消費に役立つおすすめレシピも紹介

お米の正しい保存法ともち期間!何年、何ヶ月安全に食べられる?

玄米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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