桃スイーツの魅力とその多様性
まずは、桃スイーツの種類や魅力について見ていきましょう！
桃を使ったスイーツの種類
桃を使用したスイーツはその甘みと鮮やかな色彩で夏のテーブルを彩る最高のデザートです。その種類は多岐にわたります。
- ゼリー：桃のフレッシュゼリーや桃のコンポートゼリーなど、みずみずしい桃の風味をそのまま活かしたデザートが楽しめます。
- ムース：まるごと桃を使った贅沢なムースや桃のシンプルコンポートなど、桃のふんわりとした食感を味わえます。
- ケーキ・タルト：果肉たっぷりの桃と紅茶のパウンドケーキや桃のシフォンサンドなど、焼き菓子としても様々なバリエーションがあります。
- ジェラート・アイス：夏の暑い日にぴったりな桃のジェラートや桃のフローズンヨーグルトなど、冷たいデザートも多数あります。
以上のように、桃を使ったスイーツはその形状や風味を活かすことで、様々な表情を見せてくれます。
桃スイーツの夏にぴったりな理由
夏にぴったりな桃のスイーツ。その理由は、まず桃が夏季に旬を迎え、最も美味しく食べられる時期だからです。桃は7月から9月にかけてが旬で、この時期の桃は甘さと酸味が絶妙に調和し、ジューシーで爽やかな風味が特徴です。また、桃はビタミンCや水分が豊富なため、暑い夏の体にうれしい果物でもあります。
さらに、桃のスイーツは見た目も美しいピンク色で、夏らしい明るい雰囲気を演出します。冷たいデザートならば、暑さで疲れた体もリフレッシュできます。
以上の理由から、桃のスイーツは夏にぴったりなデザートといえるでしょう。
手軽に作れる！桃を使った冷たいスイーツのレシピ
ここからは、桃を使った冷たいスイーツのレシピを紹介します。
桃のゼリー
「桃のゼリー」は、夏のデザートとして最適です。桃の豊かな香りと甘さが満喫でき、見た目の美しさも魅力的です。
【材料】
- 桃：1個
- 水(コンポート用)：250cc
- はちみつ：大さじ3
- レモン汁：大さじ2
- 水(ゼラチン用)：大さじ2
- 粉ゼラチン：5g
【作り方】
- 1.水(ゼラチン用)に粉ゼラチンをふり入れてふやかす。
- 2.桃は手の平全体で優しく包んで水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭く。種に包丁を当てながら十字に3.切れ込みを入れ、両手でひねれば半分に分割できます。
- 4.種を取り除いて皮をむき、角切りにする。
- 5.鍋に桃の果肉、皮、水(コンポート用)、はちみつを加え、中火で熱する。
- 6.沸騰したら弱火にし、5〜6分煮る。耐熱容器にザルを重ねて煮汁をこし、果肉、皮、煮汁に分ける。
- 7.煮汁にレモン汁を加えて混ぜ、ふやかしたゼラチンを加えて混ぜて溶かす。
- 8.カップに果肉を等分に入れ、5を等分に流し入れる。冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
桃のゼリーについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪
桃のフローズンヨーグルト
夏の冷たいデザートとしてぴったりな桃のフローズンヨーグルトのレシピをご紹介します。手軽に作れて、桃の風味とヨーグルトの爽やかさがマッチした美味しいデザートです。
【材料】
- プレーンヨーグルト：400g
- 桃：1個
- レモン汁：1/4個分
- メープルシロップ：大さじ3
【作り方】
- プレーンヨーグルトを一晩水切りします。
- ミキサーに、一口大にカットした桃、レモン汁、メープルシロップ、水切りしたヨーグルトを入れ、クリーミーになるまで混ぜます。
- 混ぜ合わせたものを保存容器に移し、冷凍庫で凍らせます。1時間おきに2～3回全体をかき混ぜると、カチカチにならずにクリーミーな口当たりに仕上がります。
フローズンヨーグルトについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪
桃のムース
桃のムースは、桃の自然な甘さとフレッシュな酸味を活かし、滑らかな口当たりが特徴のデザートです。以下にその作り方をご紹介します。
【材料】
- 桃：2個
- レモン汁：大さじ1
- ゼラチン：5g
- 砂糖：50g
- 生クリーム：200ml
【作り方】
- 1.桃の皮をむき、種を取り除いてミキサーにかけます。
- 2.レモン汁とゼラチンを加え、よく混ぜます。
- 3.別のボウルで、生クリームと砂糖を泡立て、2に混ぜます。
- 4.カップに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
桃のムースについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪
おもてなしに！桃を使った本格スイーツのレシピ
ここからは、おもてなしにピッタリな桃の本格スイーツレシピを紹介します。
桃のタルト
桃のタルトは、甘酸っぱい桃のフルーツ感を余すことなく味わえるスイーツです。焼かずに作るフレッシュな桃タルトは、桃のフレッシュさが際立つ一品です。
【材料】
- 桃：2個
- 砂糖：大さじ2
- レモン汁：大さじ1
- ビスケット：150g
- 溶かしバター(無塩)：70g
- クリームチーズ：100g
- マシュマロ：120g
- 牛乳：大さじ3
- ヨーグルト[無糖]：150g
- レモン汁：大さじ1
【作り方】
- 桃は種に当たるように一周切り込みを入れ、両手で包み、くるっとひねる。種を取り、それぞれ2等分にして皮をむき、3mm幅に切る。
- ボウルに桃、砂糖、レモン汁を入れてざっくり混ぜる。ぴったりとラップをし、冷蔵庫で30分程おく。
- ビニール袋にビスケットを入れ、細かく砕き、溶かしバターを加えてよく揉む。型に入れ、スプーンなどで敷き詰め、冷蔵庫で10分程冷やし固める。
- 耐熱容器にクリームチーズ、マシュマロ、牛乳を入れてラップをせずに、600Wのレンジで1分〜1分30秒加熱して混ぜて溶かし、粗熱をとる。
- ヨーグルト、レモン汁を順に加えてその都度混ぜる。
- タルト台にヨーグルト生地を流し入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。桃を1切れずつ少し重ねながら、バラ状に並べる。
桃のタルトについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪
桃のパウンドケーキ
桃のパウンドケーキは、簡単に作れておいしいため、家庭でのお菓子作りにぴったりな焼き菓子です。見た目の美しさとともに、桃のジューシーさとバターケーキのほんのりとした甘さがマッチし、一度食べたら忘れられない味わいを楽しむことができます。
【材料】
- 桃：1個(250g)
- 紅茶：ティーバッグ1個
- バター：100g
- 砂糖：60g
- 卵：2個
- 小麦粉：120g
- ベーキングパウダー：小さじ2
【作り方】
- 桃は種に当たるように一周切り込みを入れ、両手で包み、くるっとひねる。種を取り、それぞれ2等分にして皮をむき、1cm幅に切る。
- 桃と紅茶の葉をボウルに入れて混ぜ、バター、砂糖、卵を加える。
- 全体が混ざったら、最後に小麦粉とベーキングパウダーを加え、さらに混ぜる。
- 型に生地を流し入れ、170℃に予熱したオーブンで40〜45分焼く。
桃のシフォンサンド
桃のシフォンサンドは、ふわふわのシフォンケーキとジューシーな桃を合わせた一品です。
【材料】
- 桃：2個
- レモン汁：大さじ2
- 水：200cc
- 卵：4個
- 砂糖：70g
- サラダ油：大さじ2
- 牛乳：50cc
- 薄力粉：70g
- 生クリーム：200cc
- 砂糖：大さじ1
【作り方】
- 1.桃の種に当たるように十字に切り込みを入れ、両手で包み、くるっとひねる。種をとり、皮をむいて5mm幅の薄切りにする。
- 2.ボウルに水、レモン汁を入れて混ぜる。桃を入れ、軽く混ぜて冷蔵庫で冷やす。
- 3.卵を卵黄と卵白に分けて、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
- 4.ボウルに卵黄と砂糖の1/3量を入れて、泡立て器で少し白っぽくなるまで混ぜる。サラダ油を加えて全体が白っぽくなるまで混ぜ、牛乳を加えて混ぜる。
- 5.ボウルに薄力粉をふるって加えて混ぜる。
- 6.別のボウルに卵白を入れて、残りの砂糖の1/2量を加えてハンドミキサーで全体が白っぽくふんわりするまで混ぜる。残りの砂糖を加えて柔らかいツノが立つまで泡立ててメレンゲを作る。
- 7.5のボウルにメレンゲを1/4量加えて泡立て器でしっかり混ぜる。残りのメレンゲを加えて底から生地をすくうようにして持ち上げてなじませ、切るように混ぜる。
- 8.型に生地を流し入れて、竹串を型に沿うようにぐるりと回し、平らにならして170℃に予熱したオーブンで30〜35分焼く。
- 9.型のまま、底の安定した瓶などに乗せて冷ます。型から外す。6等分に切り、内側に切り込みを半分まで入れる。
- 10.ボウルに生クリーム、砂糖を入れ、ピンとツノが立つまで泡立てる。
- 11.桃の水気を切り、キッチンペーパーでしっかり水気をふきとる。シフォンケーキの切り込みに生クリーム、桃を1/6量ずつ順にはさむ。
その他ケーキのレシピについては、こちらの記事もご覧ください♪
まとめ
今回は、桃スイーツの魅力とその多様性、様々な桃スイーツのレシピを紹介しました。桃を使った冷たいスイーツは夏にぴったりで、手軽に作れるレシピから特別なものまで、幅広いレパートリーがありましたね。
これらのレシピを試すことで、夏の終わりの楽しみ方がさらに広がること間違いなしです。どのレシピもシンプルで作りやすいものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください◎
桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう！
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。（みどりの食糧システム戦略）
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう！
