ぶどうの美味しく味わう食べ方、ベストタイミングは?大量消費のアレンジレシピも

ぶどうの美味しく味わう食べ方、ベストタイミングは?大量消費のアレンジレシピも

ぶどうは、甘くてプルンとした食感が小さなお子さんからご年配の方まで人気の果物!さまざまな加工品も販売されていて、年中ぶどうの美味しさを味わえます。 今回は、広い世代に大人気のぶどうを、美味しく味わうためのポイントをご紹介します。

まずは美味しいぶどうを用意!選ぶポイントは?

高級品種やブランドのぶどうは間違いなく美味しいですが、いつもの食卓に並べるには手が出しにくいですよね。普段食べる果物としてスーパーで購入すると、たまに食味が悪いこともあります。でも、以下でご紹介するポイントを抑えておくと、美味しいぶどうを選べます!

外皮と枝をよく見る!

ぶどうは追熟しない果物なので鮮度が命!スーパーなどで購入する際は、新鮮かどうかを見極めてください。

新鮮なぶどうは、外皮にハリがあります。ハリがあるものは果汁がたっぷりと入っていてジューシーです!確認しづらいですが、枝の色にも注目してください。茶色になっている枝より、緑色や黄色のものは新鮮です。

白い粉がついているか?

ぶどうの表面をよく見ると、白い粉のようなものが付いているものがあります。これは、カビではなく、果実を乾燥から防ぐために分泌される保護膜です。この白い粉がたくさんついたぶどうほど、鮮度が保たれた美味しいぶどうだといえます。

色の濃いぶどうを見極める!

スーパーで巨峰が並んでいると、同じ品種なのに黒っぽい巨峰や赤紫色の巨峰が並んでいますよね。この場合は、黒っぽい巨峰を選ぶと美味しいぶどうです!

マスカットなどの黄緑系品種は、やや黄色に近いぶどうを選んでください。

ぶどうは房の下側から食べるのがおすすめ!

いちごは皮と反対側の下部分が一番甘いですよね。では、ぶどうはどこが一番美味しいかご存じですか?

正解は、房の上側が一番甘くなります!

房の上側から食べだすと、段々甘さが弱くなるので最終的には甘さが足りないと感じてしまいます。ぶどうを美味しく食べたいなら、房の下側からどうぞ!徐々に甘みを感じながら食べ進められますよ。

ぶどうをおいしく食べるうえでのポイント!

ぶどうは購入してからすぐに食べたほうがいいのでしょうか?追熟する果物は、すぐに食べると酸味が強く、甘みが感じられないこともあります。

新鮮なうちに早く食べること

ぶどうは追熟しない果物です。購入後置いておいても甘くなりません。

例えば、バナナを購入してすぐに食べると、硬くて甘みが感じられない場合がありますよね。そんなとき、2~3日置いておくと柔らかくて甘くなります。これを追熟といいますが、ぶどうは残念ながら追熟しません。

ぶどうは収穫したてが一番美味しいので、スーパーで購入したらできるだけ早くたべましょう!

食べきれない場合は、常温でも保存はできますが、室温が高くなる夏場には冷蔵庫で保存してください。

冷やしすぎは禁物!

キンキンに冷えたほうが美味しいと思いがちですが、ぶどうの冷やしすぎにはご注意ください。ぶどうの美味しさを引き出すには、食べる30分前から冷蔵庫で冷やすこと!より甘みを感じられるようになります。

食べる前にぶどうを洗う

ぶどうは食べる直前に洗うようにしてください。せっかく付いている外皮の白い粉(ブルーム)が取れてしまいます。ブルームは、汚れではなく果実が分泌した成分です。ぶどうの鮮度を保つ役割があるので、洗い落したり、拭き取ったりしないでください。

ストップ、フードロス!ぶどうの大量消費レシピ

生で食べるのも美味しいぶどうですが、食べ頃を過ぎてしまったり、大量に購入して食べきれない場合はアレンジしてみませんか?ぶどうのまた違う味に出会えますよ。

ぶどうのマリネ

<材料>

  • ぶどう・・・20~25粒
  • 白ワイン・・・大さじ1
  • グラニュー糖・・・小さじ2
  • ミントの葉・・・適量

<作り方>

  1. ぶどうの皮をむく
  2. ボウルにぶどうを入れ、白ワイン、グラニュー糖を加える
  3. 冷蔵庫で30分ほど冷やす。
  4. 器に持ってミントの葉を飾る

ぶどうのシャーベット

<材料>

  • ぶどう・・・180g
  • シナモン・・・お好み
  • ミント・・・お好み
  • ガムシロップ・・・お好み
  • 生クリーム・・・お好み

<作り方>

  1. 皮に苦みがあるようであれば、皮をむく
  2. ぶどうを半分に切り、種があれば出す。飾り用に4子だけビニールに入れて冷凍
  3. シャーベット用のぶどうは、保存容器に入れてミキシングする
  4. 冷蔵庫で凍らせる
  5. 器に盛り付け、飾り用に凍らせたぶどうと、シナモンやミント、ガムシロップ、生クリームはお好みで盛り付ける。

ぶどうのコンポート

<材料>

  • ぶどう・・・1房(500g)
  • グラニュー糖・・・100g
  • 水・・・400g
  • レモン果汁・・・大さじ1杯

<作り方>

  1. 房から実をはがしてよく洗う
  2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、ぶどうをサッとくぐらせて冷水に取り皮をむく
  3. 厚手の鍋にぶどうの皮、グラニュー糖、水を入れて火にかける
  4. 沸騰したらザルでこして皮を取り出す。ぶどうの実、レモン果汁を加え、落し蓋をして弱火で10分煮る。
  5. 火からおろして、粗熱が取れたら清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保管。2~3日を目安に食べ終わってください。

ぶどうジャム

<材料>

  • 砂糖・・・500g
  • ぶどう・・・1kg
  • ペクチン・・・1と1/2袋
  • 水・・・100㏄
  • レモン果汁・・・1個分
  • 水(呼び水)・・・100cc

<作り方>

  1. ぶどうを洗って水気をきっておく。砂糖とぶどうを鍋の中で合わせる。
  2. 片平鍋の中でペクチン液を作る。1袋半を100mmの水に溶かす。硬めなら2袋入れる。
  3. 混ぜながら沸騰直前まで弱火にかける。
  4. 砂糖をまぶしたぶどうに、呼び水を入れて煮る。15分ほど煮て、水分が出たらペクチン液を加える。
  5. 20分ほど弱火で煮て、水分がたくさん出てきたらぶどうを潰しながらこす。液体を鍋にもどす。
  6. レモン汁を入れてもう一度10分ほど煮詰める。

まとめ

ぶどうは追熟しない果物なので、購入したらすぐに召し上がってください。冷蔵庫で長時間保存していると、味が落ちてしまいますよ。長く保存する場合は冷凍もおすすめです。暑い夏には、冷たいぶどうがサイコーです!

SHARE

Xシェアボタン facebookシェアボタン lineシェアボタン ポケットシェアボタン はてなブックマークシェアボタン noteシェアボタン

関連する記事

食べ方に関する記事

ぶどうに関する記事

人気の記事