温州みかんの美味しく味わう食べ方、ベストタイミングは?大量消費のアレンジレシピも

温州みかんの美味しく味わう食べ方、ベストタイミングは?大量消費のアレンジレシピも

日本の冬にはかかせないミカン。乾燥する季節の水分補給にも役立ち、栄養をたくさん含んだ果物です。ミカンを購入するとき、見比べてみても違いはあまり分からず、どれが美味しいのか悩んだことはありませんか?美味しいミカンを選ぶポイントを抑えておくと、間違いなくいつも美味しいミカンを選ぶことができます。 今回は美味しいミカンを選ぶ方法と、アレンジレシピなどをご紹介します。

まずは美味しい温州みかんを用意!選ぶポイントは?

美味しい温州みかんを選ぶポイントは、形や色などを見るだけで判別できます。ポイントを抑えて、美味しいミカン選びに活用してください。

形で見分ける

ミカンは、見た目の美しさによって味が変わります。扁平な形をしているものは美味しいとされています。丸みを帯びたミカンのほうが、実がいっぱい詰まって美味しそうな印象を受けますが、ミカンは完熟になるにつれ、横に成長していきます。

中には、ゆら早生のように丸い形のミカンもありますので、品種により美味しさの形があります。

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色で見分ける

果皮が黄緑色より、色が濃いオレンジ色のものを選んでください。ミカンは熟すと、果皮や果肉にカロチノイドという色素成分が生成され、オレンジ色になってきます。お日様の光をいっぱい浴びたものは濃いオレンジ色になるため、甘くて美味しい証拠になります。

軸の細さで見分ける

ミカンのヘタ部分、緑色の軸の太さに注目してください。軸が細いほうが美味しいミカンです。

軸が太い場合は、枝から水分がたくさん送られてくるため、糖度が薄まり甘みが下がります。一方で、軸が細い場合は、枝から送られてくる水分が少なく、果実の糖度が下がることなく甘みが増します。

そして、若い樹は軸が太い傾向があり、樹齢が長い樹は軸が細い傾向があります。ミカンの樹は樹齢が長いほうが美味しいとされています。

ヘタの色で見分ける

誕生したばかりのミカンは緑色です。月日が過ぎてくると、黄色になり、最終的にいつも目にしているオレンジ色に変わっていきます。

果実と同じく、ヘタの色にも変化が生じます。完熟前のヘタは緑色ですが、完熟してくると額も黄色く変化します。ヘタが黄色くなっていると、完熟した食べ頃のミカンだといえます。

サイズの大きさで見分ける

ミカンのサイズは3S~3Lサイズまであります。その中でも一番美味しいサイズといわれているのは3Sサイズです。小さいものほど甘さと酸味が濃いとされています。小さいサイズのミカンは、栄養分に対して水分量が少なく、濃縮されていることから甘みが強い、美味しいミカンということになります。

温州みかんはジョウノウごと食べるのがおすすめ!

温州みかんはジョウノウ(実が入っている白い皮)ごと食べるのがおすすめです。ジョウノウには、腸内を整えて便通を改善する働きがある食物繊維のペクチンが豊富に含まれているため、便秘改善に役立ちます。

そして、白いスジにはポリフェノールの1種、ヘスペリジンが多く含まれています。ヘスペリジンは、血流の巡りを良くする作用があり、冷え性の改善、高血圧や動脈硬化の予防にも効果があるとされています。

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温州みかんをおいしく食べるうえでのポイント!

美味しいミカンを選んでも、保存方法や食べ方を間違えると味が落ちて残念な結果を招いてしまいます。

追熟することで柔らかさと甘みが増す

ミカンは追熟することで甘みが増す果物です。購入するときに完熟と書かれているミカン以外は、追熟させたほうが美味しくなります。

追熟の方法は簡単です。常温で放置するだけと、手間は一切必要ありません。ただ、温度や湿度には要注意です。

追熟の手順は、風通しの良い場所で温度は15~19℃程度、湿度は70%以下の場所で1~2週間放置します。果皮の水分が減少し、クエン酸を減少させることで甘みが増し、酸味がまろやかになります。

冷蔵庫保存する場合

ミカンの保管場所が、19℃以上だった場合は冷蔵庫での保存が最適です。冷蔵庫は乾燥しやすいのでミカンの保管場所としては不向きですが、日持ちできるため大量保存の場合にはおすすめです。

冷蔵庫に入れる前に、新聞紙などで1つずつ包んでおくと乾燥を防止することができます。ただ、低温を好むカビが存在するので、できるだけ早く食べてしまいましょう。

常温保存の場合でも、短期間だけであれば冷蔵庫に入れておくと、実が引き締まり美味しくなります。

箱入りミカンはそのまま放置しない

箱ごとミカンを大量に購入した場合は、そのまま放置しないでください。底の部分にあるミカンには負担がかかっているため、痛みやカビの原因になります。

1度箱から取り出し、痛みやカビがないかチェックしながら箱から取り出します。そして、通気性を良くするためにくしゃくしゃにした新聞紙を下に敷き、ヘタ部分を下にしたミカンを入れます。全て入れ終えたら、ミカンの上に新聞紙をかぶせ箱を開けたまま、日が当たらない涼しい場所で保存してください。

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ストップ、フードロス!温州みかんの大量消費レシピ

生で食べても美味しいミカンですが、少し手を加えるだけで違う美味しさを発見できます。ジャムにすれば長く食べられるようになりますし、冷凍すと日持ちはもちろん、シャリシャリ感が美味しくシャーベット感覚で食べられます。

シャリシャリが美味しい冷凍ミカン

<材料>

  • ミカン

<作り方>

  1. ミカンは皮をむき、白いスジを取り除く。
  2. 1つずつラップで包む。ステンレスなどの金属製のバットにのせて冷凍庫に入れ、1日ほどおいて凍らせる。
  3. 1房ずつ分けて冷凍すると、ヨーグルトやアイスにトッピングするのに便利です。半解凍させると、凍った部分が残りシャーベット感覚で食べられます。

ミカンジャム

<材料>

  • ミカン・・・3個(約140g)
  • グラニュー糖・・・60g
  • レモン汁・・・小さじ1

<作り方>

  • ミカンは皮ごとむき、房ごとにわけて半分に切る
  • 耐熱ボウルに1・グラニュー糖・レモン汁を入れ、ゴムベラなどでしっかり混ぜ、なじませる。
  • ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱する。
  • 取り出してゴムベラなどで全体を混ぜ、今度はラップをせずに電子レンジ(600W)でさらに4分加熱する。
  • ミカンジャムがとろりとしたら完成!
  • 冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1ヵ月保存可能です。

温州みかん(みかんのフローズンシャーベット)

<材料>

  • ミカン・・・4個
  • はちみつ・・・大さじ1
  • 氷・・・4個

<作り方>

  1. ミカンは皮をむき、小房に分ける。
  2. ミキサーにミカン、はちみつを入れてなめらかになるまで攪拌する(ミカンジュース)。
  3. グラスに氷、ミカンジュースを等分に入れる。

ミカンのコンポート

<材料>

  • ミカン(小さめ)・・・7個
  • ☆水・・・500cc
    ☆砂糖・・・90g(大匙6)
    ☆ブランデー・・・小匙1

<作り方>

  1. ミカンは手で外皮を剥き、白い繊維をなるべく綺麗に取り除く
  2. ☆印を鍋に入れ沸騰させる
  3. その中にミカンを入れ5分煮る
  4. 鍋の中で冷まし、再び冷蔵庫で冷たく冷やす

まとめ

購入したミカンをそのまま食べても美味しいのですが、ちょっとしたアレンジで美味しく、そして長持ちできるので1度チャレンジしてみてくださいね。

アレンジレシピを楽しむためにも、美味しいミカンを選別するのは大切です。ご紹介したポイントを考慮しながら、美味しいミカンを選んでください。

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