【梅干しで疲労回復!】クエン酸の効果と含有量をご紹介!

【梅干しで疲労回復!】クエン酸の効果と含有量をご紹介!

「梅干し」と聞くと、その特徴的な酸味が思い浮かびますが、この酸味の主成分である「クエン酸」は、驚くほどの健康効果を秘めています。特に疲労回復や食欲増進、免疫力アップなどに効果があることから、梅干しは健康志向の強い方はもちろん、美容にも関心がある方にもおすすめの食材です。 この記事では、梅干しに含まれるクエン酸の含有量と効果について詳しく解説します。毎日の食事から、手軽に健康を目指したい人はぜひチェックしてくださいね◎

梅干しに含まれるクエン酸の含有量とは?

まずは、梅干しに含まれるクエン酸の含有量を見ていきましょう。

梅干し一個のクエン酸量

梅干し一個には、約0.3gのクエン酸が含まれています。これは、日常生活で摂取されるクエン酸の量に対して大きな比率を占めているわけではありませんが、他の有益な酸性成分も含まれていることを考慮すると、その重要性が際立ちます。

梅干しに含まれるクエン酸以外の成分としては、リンゴ酸やシュウ酸、コハク酸などがあり、これらの成分は全体の健康効果を高める役割を果たしています。

梅干しが持つ様々な健康効果を最大限に得るためには、日常的に梅干しを摂取することが推奨されます。

他の果物との比較

クエン酸は、他の果物にも含まれています。例えば、レモンはクエン酸の代名詞ともいわれており、1個あたり約2gのクエン酸が含まれています。また、夏みかんやグレープフルーツなど、酸味の強い果物にもクエン酸が多く含まれています。

これらの果物を食事に取り入れることで、梅干しと合わせて、さらにクエン酸を効率的に摂取することが可能です。健康効果を期待して積極的に摂取してみてください。

1日に摂取すべきクエン酸の量

体に必要なクエン酸の摂取量は明確に定められてはいませんが、一日あたり約5~15gを目安にすると良いとされています。
クエン酸はエネルギーの生成にも利用されるため、スポーツなどで日頃から身体をよく動かす方は、より多くのクエン酸が必要であるとも考えられます。

クエン酸は様々な食品から食事を通して摂取することが可能なので、栄養バランスの良い食事も有効です。それに加え、クエン酸を多く含む梅干しを一粒摂取するだけでも、効果的であるといえるでしょう。

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梅干しのクエン酸がもたらす効果

梅干しに含まれるクエン酸には多くの効果が期待できます。

  • 疲労回復:クエン酸はエネルギー生成の過程に関与し、疲労物質である乳酸を分解する助けとなります。これにより、疲れを感じにくい体へと導く効果があります。
  • 食欲増進:クエン酸は自然の味覚調整剤とも言え、食品の酸味を引き立て、食欲を増進させる効能があります。
  • 免疫力アップ:また、クエン酸は血液の流れを良くし、体の免疫力をアップさせると言われています。
  • 食中毒菌の増殖抑制:梅干しの酸味をつくるクエン酸には、食中毒菌の増殖を抑える働きもあります。

以上のように、梅干しに含まれるクエン酸には体にとって多くのメリットがあります。

こちらの記事では、自家製梅干しの作り方について詳しく紹介しています。美味しく健康にも良い梅干しをご家庭で作ってみたい人は、ぜひ併せてチェックしてくださいね!

【初心者でも簡単】梅干しの作り方・漬け方を一挙公開!

まとめ

適度なクエン酸の摂取は、健康や美容に嬉しい効果をもたらします。その中でも、梅干しは手軽にクエン酸を摂取できる食材として注目されています。

梅干し一粒に含まれるクエン酸量は約0.3グラムです。また、1日に必要なクエン酸の量は5~15gとされており、日々の食事に梅干しを取り入れるだけでも、その一部を補うことができます。

そして、梅干しに含まれるクエン酸は、疲労回復から食中毒予防、免疫力強化、食欲増進などの効果が期待できます。梅干しを食べて、毎日を健やかに過ごしましょう◎

お米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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鈴木 亜子

鈴木 亜子 Suzuki Ako

管理栄養士

管理栄養士。大学卒業後、主に医療機関に勤務。チーム医療の一端を担い、生活習慣病どさまざまな疾患の栄養管理に取り組む。得意分野は糖尿病で療養指導や透析予防、重症化予防などを担当した経験も。現在は豊富な栄養相談経験を活かし、健康に関わる分野の記事執筆などを行う。

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