米作り体験のおすすめは?産地・品種ごとの時期や価格相場など

米作り体験のおすすめは?産地・品種ごとの時期や価格相場など

毎日食べているお米はいつ植えられて、どのように育っていくのか。都会で暮らすと、田んぼを見る機会もないので、お米がどのように育つのか知らないお子さんも多いところです。昔はお米を作るまでには八十八の工程が必要だったそうで、米作りの大変さを知ることはお子さんの食育にもつながります。 今回は米作りとはどんなことを行うのかと、米づくり体験についてご紹介します。

お米作りの1年

米作りは種籾(たねもみ)からはじまり、収穫まで1年がかりで行われます。3月種まきをして苗を造り、4月は田植えの準備を行います。5~6月に田植えを行い、9月には収穫、10月に乾燥をして出荷をします。大まかな仕事内容のほか、水管理や草刈り、消毒や分けつ、肥料なども必要になります。

米作り体験の魅力と種類

米作り体験の魅力は、経験や知識が全くなくても米作りに関われるところです。米作りには経験や知識、判断力が必要になりますし、土地や機械なども必要になります。自分で米作りを始めようと思っても、簡単にはできないものですが、米作り体験は気軽に農業体験ができるのでおすすめです。

お子さんは自然と触れあいながら、食の大切さを知るいい機会にもなりますし、もちろん大人の方も楽しめます。農園によって様々ですが、収穫したお米を持ち帰ることもできます。

米作り体験の時期はいつ?

米作りは年間を通して行うため、参加した時期やプランにより体験時期が異なります。田植えは5月、収穫は10月に行われています。単発で参加できるものや、1年を通して複数回に分けて参加するものなど様々な種類があります。また、一般の農園が行う米作り体験のほか、市町村が開催する無料や格安の体験もあるので、地域の広報やHPで調べてください。事前予約が必要になるため、4月初旬頃にチェックしておくのがおすすめです。

米作り体験の料金の目安

農園によって体験料金はかなりバラつきがあります。各市町村や、JA、農園によっては無料か格安で行っている場合があります。大抵、単発のプランの料金は低価格なのですが、1年を通して米作り体験を行う場合は料金が高くなります。年間を通して行う場合は1区画2万円から4万円と料金が高くなりますが、自分で育てたお米を持ち帰れます。

家族・友人と楽しみたい!米作り体験スポットを選ぶ上でのポイント

自宅から近くの米作り体験スポットに行くのもいいのですが、1年を通して通うなら気に入った農園を選びたいですよね。米作り体験スポットを選ぶ上でのポイントをご紹介します。

単発か1年を通して行うプランかを確認する

ほかの味覚狩りとは違い、米作り体験は収穫だけでなく種まき、田植え、草取り、稲刈りなど、ポイント毎に農業体験ができます。稲刈りだけを体験したいなら、9~10月初旬頃。1年を通して体験するなら4月初旬頃に予約を入れます。

米作り体験とセットで楽しめるもの

米作り体験に付随したサービスを行うプランを実施している農園もあります。田植え体験に野菜の収穫が付いているものや、果実のつかみ取り、ランチが付いているものなど様々です。自分で収穫した野菜でカレー作りも行えるプランなど、1日中楽しみたい人にはセットで楽しめる体験がおすすめです。

駐車場やトイレについて

体験場所は自然豊かな場所が多く、駅やバス停が近くにないことも多いため自家用車などで訪れることになります。農園によってはバスツアーを組んでいる所もありますが、数は少ないです。自家用車で訪れる際、駐車場があるかどうかを確認しておきましょう。有料の農園もあるので、価格を抑えたい人は駐車料金も確認してください。また、体験場所は田んぼのためトイレの有無も確認しておくと安心です。

米作り体験を楽しむ準備やコツは?

着替えなど、事前に準備しておくと汚しても気になりません!米作り体験を目いっぱい楽しむためにも、事前準備を行いましょう。

日焼け対策

屋外での体験になるため、日光を遮るものがありません。ツバが広めの帽子と、長袖のアウター、日焼け止めがあると便利です。水面からの照り返しがあるので、サングラスもあると安心です。

服装、靴

手植えをする場合は、手首の上まで汚れるので半袖がおすすめです。ふくらはぎの半分まで入るので、はだしか膝までの長めの長靴、または長めの靴下を重ね履きするのも良いです。汚れてもすぐに洗えるビーチサンダルなどもおすすめです。

持ち物

タオルや手ぬぐいがあると、垂れてくる汗を拭くのに便利です。田植えで手袋を使うと、苗の扱いが難しくなるのでおすすめではありません。稲刈りの際は、稲で手を切る可能性もあるので軍手が必要になります。

まとめ

新米は香りもよく、瑞々しくて美味しいですが、自分で育てた新米は美味しさも倍増するはずです。お米を育てることで食への関心が深まり、食べ物を大切にする心も育まれるはずです。ぜひ家族揃って米作り体験を楽しんでください!

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