オーブンレンジでヘルシーな、ナス料理
オーブンレンジで作る焼きなすは、油を使わないためとてもヘルシーです。またなすには夏バテ防止に効果的なカリウムが豊富に含まれており、健康維持にも役立ちます◎旬のなすを使った焼きなすを美味しく食べながら夏バテ対策もできれば、まさに一石二鳥ですね！
焼きなすを作るにはグリルが必要だと思われがちですが、オーブンレンジでも十分美味しく作ることができます。火加減の調整も不要なので、初心者でも簡単に調理できますよ。
オーブンレンジで簡単！基本の焼きなすレシピ
オーブンレンジを使った焼きなすのレシピは、火加減を細かく調整する必要もなく、こんがわりと本格的な仕上がりに◎また火を使うことがなく安全なので、お子さんと一緒でも調理しやすいですよ。
材料
- なす 1本
- 長ねぎ（みじん切り）10cm
- ポン酢 大さじ2
- 麺つゆ（2倍濃縮） 大さじ1
- すりおろし生姜 小さじ1/2
下ごしらえ
- なすを洗い、水気を拭き取ります
- なすのヘタの部分を右にして横に置きます
- ヘタの付け根部分に包丁をあて、なすを回して1周させます
- 垂れ下がったガクの部分を手で取り除きます（ヘタは切り落とさず残します）
作り方
- オーブンを200℃に予熱します
- 天板にクッキングシートを敷いてなすを並べます
- オーブンでなすの皮にしわがよるまで15分ほど焼きます
- 箸などでひっくり返し、さらに15分ほど焼きます
- 焼けたなすを取り出し、熱いうちにラップで包んで5分ほど蒸らします
- ラップを外し、実と皮の間につまようじを入れて薄く皮を剥きます
- へたを切り落とし、食べやすい大きさに切ります
- お皿に盛り付け、調味料とすりおろし生姜を混ぜたものをかけます
- 最後にみじん切りした長ねぎを散らせば完成です
ラップで包んで蒸らすことで、氷水に浸けなくてするっと皮を剥くことができます。ただし焼きたてのなすはとても熱いので、火傷しないよう十分注意してくださいね。
オーブンレンジで作る焼きなすのアレンジレシピ
シンプルな焼きなすも美味しいですが、たまには一味違った焼きなす料理も食べてみたいですよね。オーブンレンジを使うと、焼きなすのアレンジレシピも簡単に作れます。
なすをたくさん頂いたときなどにぜひお試しください！
ナスのチーズ焼き
なすの甘みとこんがり焼けたチーズの相性がたまらない「なすチーズ焼き」。お子さんにも喜ばれること間違いなしの一品です。
材料
- なす 1本
- ピザ用チーズ 70g
- パセリ （みじん切り） 適量
- オリーブオイル 適量
- 塩・こしょう 少々
作り方
- オーブンを200℃に予熱します
- 天板にクッキングシートを敷きます
- 下ごしらえを終えたなすを輪切りにし、天板に並べます
- なすの表面にオリーブオイルを塗り、塩・こしょうを振ります
- さらにピザ用チーズを乗せ、10分焼きます
- 焼きあがったらお皿に並べ、仕上げにパセリをかければ完成です
この料理では、下ごしらえの段階でなすのヘタを切り落とし、あらかじめ輪切りしておきます。細めのなすを使う場合は、包丁を斜めに入れて切り口を大きくカットしましょう。
ナスの味噌マヨネーズ焼き
なすにみそマヨネーズが染み込んだジューシーな味わいを楽しめる「なすのみそマヨネーズ焼き」。こってり濃厚な味付けで、ご飯のお供にピッタリな一品です◎
材料
- なす 1本
- 小ねぎ 2本（お好み）
- (A)白みそ 大さじ1.5
- (A)砂糖（上白糖） 小さじ1
- (A)マヨネーズ 大さじ1
作り方
- オーブンを200℃に予熱します
- 天板にクッキングシートを敷きます
- 下ごしらえを終えたなすを縦半分に切ります
- さらに切った断面に縦横に切れ目を入れます
- Aの調味料を混ぜ、なすの切り口に塗ります
- なすを天板に並べ、焼き色がつくまで10分ほど焼きます
- 焼きあがったらお皿に並べ、小口切りにした小ねぎを散らせば完成です
切れ目を入れることで火の通りが良くなり、みそマヨネーズが染み込みやすくなります。あまり深く切りすぎると、皮まで切れてしまうので注意しましょう。
簡単なす田楽
こっくり甘めなみそと、焼けたなすの香ばしさが食欲をそそる「なす田楽」。ご飯のお供にはもちろん、お酒のおつまみにもピッタリな一品です◎
材料
- なす 1本
- いり白ごま 適量
- (A)みそ 大さじ3
- (A)砂糖 大さじ2
- (A)みりん 大さじ1
- (A)酒 大さじ1
- (A)顆粒だし 小さじ1/2
作り方
- オーブンを200℃に予熱します
- 天板にクッキングシートを敷きます
- 下ごしらえを終えたなすを1.5cm幅の輪切りにします
- なすを天板に並べ、焼き色がつくまで10分ほど焼きます
- Aの調味料を鍋に入れて弱火にかけ、とろみが出るまで煮ます
- 焼けたなすをお皿に並べ、できあがったみそを塗ります
- お好みでいり白ごまをかけたら完成です
調味料は加熱し過ぎると焦げてしまうので、様子を見ながらゆっくり煮てください。なすは通常の輪切りより少し厚めに切ると、濃厚な味噌とマッチして美味しく仕上がりますよ。
トースターでもできる！焼きなすの時短レシピ
グリルやオーブン機能の付いた電子レンジがないご家庭では、トースターを使って焼きなすを作りましょう！トースターを使うと、オーブンレンジにも負けないくらいこんがりと仕上がり、時短もできて便利です◎一度に作れる量は少なめなので、少量だけ作りたいときや、一人暮らしの人におすすめです。
- 付属の天板や耐熱皿にアルミホイルを敷きます
- 下ごしらえを終えたなすの両面ににごま油を塗ります
- なすを皮目を下にしてアルミホイルに並べます
- 低温（200℃程度）で5分ほど焼きます
- 箸などでひっくり返して、皮目を3分ほど焼きます
- お好みで調味料をかけて盛り付ければ完成です
焼く前にごま油を塗っておくことで、こんがりじゅわっとした仕上がりになります。温度調整が可能なトースターなら、手順5で270℃ほどの高温に設定すると、皮をカリッと焼くことができます。
なお、焼きなすは電子レンジのレンジ機能や、フライパンを使って作ることもできます。色んな調理器具で簡単に焼きなすを作る方法が知りたい人は、こちらの記事も合わせてチェックしてくださいね♪
なすを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう！
さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、国内屈指の美味しいなすの産地としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、柔らかくとろけるような食感が人気のなす「くろべえ」など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。（みどりの食糧システム戦略）
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会
特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう！
