日本で栽培されているお米の品種一覧表!特徴や食味を比較して自分好みのお米を見つけよう!

日本で栽培されているお米の品種一覧表!特徴や食味を比較して自分好みのお米を見つけよう!

日本の食卓に欠かせないお米。毎日食べるものだからこそ、美味しさや品質にこだわって選びたいですよね。でもお米の品種数は膨大で、どれを選べば良いのか迷うという人も多いはず。 そこで今回は、自分好みのお米の選び方と、おすすめの品種10選を紹介します!お米を選ぶときに注目したいポイントや、品種ごとの味わい・食感などの特徴について詳しく解説するので、自分にピッタリなお米をぜひ見つけてくださいね♪

自分好みのお米を見つけるには?

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お米の味わいや食感は品種によって異なり、炊き上がったものを食べ比べてみると、その違いは歴然です。しかしお米の品種どうしを食べ比べる機会なんてあまりありませんし、店頭に並んだたくさんのお米の中から、自分好みのものを選ぶのは少し難しい気もしますよね。

ここでは、お米を選ぶ際に役立つ「品種別食味チャート」と日本の有名なお米産地について紹介します。美味しいお米はどこで育てられ、食味のタイプはどのように分類されるのか知っておくことで、品種一覧を見たとき、自分好みのお米を見つけやすくなりますよ◎

品種ごとの味や食感をチェック

まずはお米の品種別食味チャートをチェックしてみましょう!以下は、お米の味わいを「甘い」「あっさり」、食感を「しっかり」「もっちり」に分類したものです。

お米を食味チャートに当てはめると、品種によって味や食感のタイプがそれぞれ異なることが分かりますね。例えば、お米そのものの味わいを楽しみたい人には、甘みが強くもっちりとした食感の品種、様々な料理に合う汎用性の高いお米を求める人には、あっさりとした味わいで歯ごたえのあるしっかり食感の品種がおすすめです。

お米を選ぶ際にこのチャートを参照するだけでも、自分の好みに近いかどうかが分かるので、非常に便利ですよ◎

産地にこだわる

お米を選ぶ際、もう一つ重要な要素となるのが産地です。日本には、お米の名産地といわれる地域が複数ありますが、中でも生産量が多く、品質の高いお米を育てているのは以下5つの産地です。

  • 新潟県
  • 北海道
  • 秋田県
  • 山形県
  • 宮城県

この5つの産地は、全国的な人気を誇るブランド米をそれぞれ生み出しており、県オリジナル品種なども開発されています。豊かな自然と高い栽培技術を有するこれらの産地で育ったお米は、味わい、食感、香り、見た目どれを取っても格別です◎

お米の袋には「〇〇産」と表記があるはずなので、より美味しくて品質の高いお米をゲットしたいなら、上記のような名産地で育ったものを選ぶのがおすすめですよ!

日本で栽培されているお米のおすすめ品種10選

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ここからは、日本で栽培されているお米の中でも、特におすすめの品種10選とその特徴について紹介します!

先ほど紹介した食味チャートの分類を元に、品種ごとの味わいや食感など詳しく解説するので、どのお米が自分に合っているかぜひチェックしてください◎

コシヒカリ

コシヒカリ
産地 新潟県
甘みが強い
食感 粘りが強くもっちりしている

コシヒカリは、日本で最も生産量の多いお米で、原産地は新潟県ですが他の地域でも広く栽培されています。全国的に人気の高い品種ですが、特に新潟県魚沼産のコシヒカリは食味も外観も良く、高い評価を得ています。

甘みと粘りが強く、もっちりとした食感で、噛むほどにお米特有のふくよかな甘さが口いっぱいに広がります。お漬物やお味噌汁などシンプルなおかずと合わせて、お米本来の味わいを楽しみたい人におすすめです◎

ササニシキ

ササニシキ
産地 宮城県
あっさりしていてクセがない
食感 粘りが少なく硬め

ササニシキは、宮城県原産のお米で、かつてはコシヒカリと並ぶ人気を誇るブランド米でしたが、寒さや病気に弱い性質から生産量が減少しつつあります。日本料理や寿司を扱うお店では、現在もササニシキを使用しているところが多く残っています。

粘りが少なくあっさりとした味わいで、お米本来の旨みを存分に感じることができます。また冷めても味が落ちにくいため、おにぎりや寿司のシャリにピッタリです◎

つや姫

つや姫
産地 山形県
上品な甘み
食感 柔らかく口当たり滑らか

つや姫は、美味しいお米のルーツといわれている「亀の尾」のDNAを受け継ぎ、山形県で誕生したお米です。つや姫の食味はコシヒカリをも上回る評価を得ており、誕生から現在にいたるまでファンを増やし続けています。

コシヒカリに比べ粘りが少なく、粒揃いの良い滑らかな口当たりで、上品な甘みを感じられます。お米としてバランスの取れた味わいをしているため、何口食べても飽きの来ない美味しさです◎炊き上がりの美しい光沢と透き通る白さは、名前の由来にもなっています。

つや姫については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎

【山形産ブランド米】つや姫とは?味わいや旬、炊き方のコツを紹介!

どちらがおすすめ?コシヒカリとつや姫の特徴や違いを徹底解説!

つや姫とはえぬきの違いって何?山形県産ブランド米の特徴や価格を比較!

つや姫と雪若丸の違いを徹底解説!美食・節約それぞれの目的に合わせて美味しいお米を選ぼう

あきたこまち

あきたこまち
産地 秋田県
香りが良く甘みが強い
食感 粘りがありモチモチしている

あきたこまちは、名前の通り秋田県で生まれたお米で、県内では作付面積の80%を占めるほど盛んに栽培されています。親にコシヒカリを持ち、味わいや食感などの良さがしっかりと受け継がれています。

甘みが強く、食感がモチモチしている点はコシヒカリにそっくりですが、あきたこまちは香りが非常に良く、炊き上がりはより一層豊かな風味を感じられますよ◎シンプルなおかずや和食との相性はもちろん、おにぎりにしても食べ応えがあり美味しく頂けます。

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ひとめぼれ

ひとめぼれ
産地 宮城県
甘みと旨みのバランスが良い
食感 粘りが強くもっちりしている

ひとめぼれは、宮城県原産のお米で、「出会ったとたん見た目の美しさと美味しさにひとめぼれしてしまう」ことからその名が付けられました。元々、宮城県を中心に東北地方で栽培されていましたが、現在では栽培地域が拡大されています。

甘みと旨みのバランスが良く、粘りや香りにも優れたオールマイティーな味わいが特徴的で、様々な料理と相性バツグンです◎

はえぬき

特徴 はえぬき
産地 山形県
旨みが強くほんのり甘い
食感 しっかりと歯ごたえがある

はえぬきは、山形県で生まれたオリジナル品種で、「生え抜きの米が大きく飛躍し続ける」という願いを込め名付けられました。はえぬきは山形県の気候に合わせて品種改良されているため、他の地域ではほとんど栽培されていません。

粒がしっかりとしていて歯ごたえがあり、噛むほどにお米の旨みを存分に感じられます。濃厚な旨みの中に、後からほんのりと甘みが追いかけてきて、最後まで飽きず美味しく頂けますよ◎

ななつぼし

特徴 ななつぼし
産地 北海道
さっぱりした適度な甘み
食感 粒がしっかりとして硬め

ななつぼしは、北海道原産のお米で、主な産地は良質な水源に恵まれた石狩川流域となっています。寒さや病気に強い「あきほ」を親に持ち、年間を通して気温の低い北海道でも育成しやすく、安定した収量が確保されています。

味わいは、程よい甘みに適度な粘りでさっぱりとしています。食感が硬めで香りも控えめなので、炒飯やピラフなど幅広くアレンジできます◎肉料理や魚料理など、様々な料理との相性も良く、毎日の食卓にピッタリなお米です。

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新之助

特徴 新之助
産地 新潟県
甘みが強くコクがある
食感 しっかりとした粘りと弾力がある

新之助は、誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代的日本男児をイメージして名付けられた、新潟県の新たなブランド米です。平成29年にデビューを果たしたばかりの新品種ですが、その人気は年々高まりつつあります。

大粒でしっかりとした粘りと弾力があり、強い甘みとコクも兼ね備えた食べ応えバツグンな味わいが特徴的です◎冷めても味や食感が損なわれにくいので、おにぎりやお弁当にも最適ですよ。

雪若丸

特徴 雪若丸
産地 山形県
上品であっさりとしている
食感 粒立ちが良く歯ごたえがある

雪若丸は、つや姫やはえぬきの原産地である山形県を代表する新品種で、平成30年に本格デビューを果たしたお米です。開発当初から「つや姫の弟分」として育てられ、食べ応えのある男性的な粒感が特徴的です。

噛むほどに口いっぱいに広がる旨みと、ひと粒ひと粒が口の中で主張し合うような弾力を存分に楽しめますよ◎味わいは上品であっさりとしていますが、雪若丸ならではの新触感がどんな料理の味も引き立ててくれます。

ゆめぴりか

特徴 ゆめぴりか
産地 北海道
味も香りも甘みが強く芳醇
食感 粘りが強くもっちりしている

ゆめぴりかは、「日本一美味しいお米を」という願いと、アイヌ語で「美しい」を意味するピリカをかけ合わせて名付けられた、北海道原産のお米です。同じ北海道で生まれた品種どうしでありながら、「ななつぼし」とは真逆の特徴を持っています。

ゆめぴりかは、味も香りも甘みが強く粘りがあり、柔らかさの中にしっかりとした歯ごたえも感じさせてくれる、お餅に近い食感です。噛むほどに豊かな甘みが広がり、口の中にいつまでも残り続けます。

まとめ

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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