【玉ねぎの緑の部分活用法】料理上手が教える玉ねぎの皮むきポイントと緑の部分のおすすめレシピ

【玉ねぎの緑の部分活用法】料理上手が教える玉ねぎの皮むきポイントと緑の部分のおすすめレシピ

玉ねぎは、サラダや煮物、焼き物など多くの料理で使われる野菜であり、独特の風味と食感が楽しめます。しかし、玉ねぎの皮むきは意外と難しく、「どこまでむけば良いのか分からない…」「緑色の部分は食べられるの?」といった疑問を抱く方も多いはず。 この記事では、そんな玉ねぎの皮むきのコツや、緑色の部分は食べられるのかについて紹介します。さらに、玉ねぎの緑色の部分を使ったおすすめレシピも合わせて紹介するので、玉ねぎをより美味しく活用するための参考にしてくださいね◎

玉ねぎの皮むきのコツ

まずは、玉ねぎの皮むきのコツについて見ていきましょう!

むき方の基本ステップ

玉ねぎの皮むきの基本ステップを紹介します。

  1. 玉ねぎは、皮をむく前に洗って清潔にしましょう。
  2. 洗ったら、包丁で上部と根元を切り落とします。
  3. 次に、上部を切り落とした側から皮をむいていきます。
  4. 根元はなるべく残しておくことで、形を崩さずに玉ねぎをスライスしたり、みじん切りにするのが楽になります。

緑色の部分については、外側から2~3層むいていくと、自然と白い部分が見えてきます。ただ、緑の部分にも栄養が豊富に含まれているので、捨てずに活用するのがおすすめです。

緑色の部分はどこまで使う?

玉ねぎの皮をむく際、真っ白な部分が出て来るまでむいてしまうのが一般的ですが、緑色の部分も十分に利用価値があります。特に新玉ねぎの場合、皮むきの基準は自身の目安となります。緑色の部分は、若干苦味があるものの、それが逆にアクセントとなり、料理に深みを与えます。

使用する範囲は、緑色が濃くなっている部分までとし、それ以上の部分は硬さや苦味が強くなるため、食材として利用することは推奨されません。緑色の部分が残っていても安心して使用することができるので、食材として有効に活用しましょう。

玉ねぎの緑の部分は食べられる?

玉ねぎの緑の部分は、実は栄養豊富で食べられる部分です。特にビタミンCや食物繊維が豊富で、抗酸化作用も期待できます。

緑色の部分の栄養価

玉ねぎの緑の部分には、ビタミンCや食物繊維がたっぷり含まれています。また、ポリフェノールなどの抗酸化成分も含まれており、体の健康維持に一役買います。

緑色の部分の食べる量について

緑の部分は味が強いため、一度に大量に食べると胃腸に負担をかける可能性があります。あくまでアクセントや風味付けとして使い、適量を心掛けましょう。

玉ねぎの緑の部分活用レシピ

ここからは、栄養たっぷりな玉ねぎの緑色の部分を使ったおすすめレシピを紹介します!

緑の部分を使った絶品メニュー

玉ねぎの緑の部分を活用した絶品メニューをご紹介します。

その一つは、ヘルシーで美味しい「緑の部分のおろし和え」です。手順は簡単で、玉ねぎの緑の部分をみじん切りにし、醤油やすりおろした大根と混ぜるだけ。これだけで一品のサラダが完成します。

また、緑の部分を使った「スープ」もおすすめです。玉ねぎの緑の部分を炒めてから、自分の好きな野菜やベーコンと一緒にコトコト煮れば、風味豊かなスープが楽しめます。緑の部分は皮むきの際に捨てがちですが、このように活用することで、無駄なく美味しく頂くことができます。

ヘルシーでおいしいアレンジ料理

玉ねぎの緑の部分は、その特有の苦みと香りが味のアクセントになり、さまざまな料理に利用できます。特に、炒め物やスープ、サラダなどに加えることで、一味違った風味を楽しむことができます。

例えば、シンプルに緑の部分をみじん切りにしてオリーブオイルとともにソテーし、パスタやピザのトッピングとして使うのもおすすめです。また、みじん切りにした緑の部分をスープや煮物に加えることで、風味豊かな一品を作ることができます。

さらに、緑の部分を薄切りにしてサラダにトッピングすると、爽やかな苦みとシャキッとした食感が楽しめます。これらのアレンジレシピは、栄養価も高く、ヘルシーな食生活を送りたい方にピッタリです。

新玉ねぎと普通の玉ねぎの違い

新玉ねぎと普通の玉ねぎ、それぞれの特徴を知ることで、料理の幅が広がります。

新玉ねぎは、収穫期が早く、皮が薄く水分が多いのが特徴です。そのため、生でサラダなどに使用すると甘さが引き立ちます。また、新玉ねぎの緑の部分も柔らかく、食感が楽しめるため、一部を残して調理に利用すると良いでしょう。

一方、普通の玉ねぎは、成熟しているため皮が厚く、甘みが凝縮されています。炒めて甘みを引き出す料理や、スープなどに使用すると良いでしょう。ただし、緑の部分は硬く食べにくいため、あまり調理には利用しません。

それぞれの特徴を活かした料理を楽しみましょう◎


普通の玉ねぎと新玉ねぎの違いについては、こちらの記事もご覧ください♪

【見分け方から料理法まで解説】新玉ねぎと普通の玉ねぎ、あなたは区別できますか?

まとめ

今回は、玉ねぎの皮むきのコツや緑の部分の活用法について紹介しました。

玉ねぎは、基本的に緑の部分も食べることができ、独特の風味や栄養を活かしたレシピが多く存在します。特に新玉ねぎの場合は、全体を活用できるため、無駄なく使用することが可能です。

しかし、収穫したての新玉ねぎと、保存されている玉ねぎでは風味や食感が異なるため、料理によって使い分けることも大切です。

皮むきは、玉ねぎの状態によりますが、一般的には外側から2〜3層を剥くのが一般的です。むき方によっては、緑の部分をきれいに残すこともできますよ。どんな状態の玉ねぎでも、美味しく活用できるようになると、料理の幅が広がります◎

玉ねぎを食べてJAはが野の挑戦を応援しよう!

いちご王国の首都、真岡市を含む栃木県の南東部を管轄する農協がJAはが野。
イチゴはもちろん、メロンや梨といったフルーツや、なす、ニラ、トマトなどの野菜の生産も盛ん!豊富に降り注ぐ太陽光ときれいな水、肥沃な大地、そして昼夜の寒暖差の大きな内陸型の気が農作物を鍛え、おいしく育みます。これらに加え、首都圏に近いことから、新鮮な果物や野菜をいち早く大消費地にお届けできることも特徴です。

そんなJAはが野では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAはが野では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、はが野地区では「いちご」「玉ねぎ」「アスパラガス」の3品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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