お米の選び方は?好みの品種を見つけるコツを解説

お米の選び方は?好みの品種を見つけるコツを解説

スーパーの特売日で売られているお手頃価格のお米も美味しいですが、自分の好みに合うお米はさらに美味しいはず。ブランド米の種類が多くて選び方が分からない人は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!

美味しいお米とはどんなお米?

お米はどれも同じだと思っていませんか?お米も産地や品種により味に違いがあります。その判断基準を知っておくと、好みの味を見つけやすくなります。お米の美味しさは、まず品種や品質ごとに違い、その中でも産地の特徴ごとでも変わります。最終的には炊飯の方法でも味や食感が変わるため、知れば知るほど奥が深い食材です。

白米と玄米、発芽玄米、麦ごはんは何が違う?

白米以外にも、玄米や発芽玄米、麦ごはんがあります。白米との違いをご紹介します。

白米

お米には白米のほか、玄米や発芽玄米、麦ごはんと様々な種類があります。白米はうるち米と呼ばれ、稲の実から、もみ殻と米ぬか、胚芽を取り除き、胚乳部分のみを残したものです。

玄米

玄米は稲の実からもみ殻のみを外したもの。米ぬかや胚芽は残った状態です。白米より栄養価が高いという特徴があります。

発芽玄米

玄米をわずかに発芽させたものを発芽玄米と呼びます。玄米は硬く、ぼそぼそとした食感がありますが、発芽玄米は硬さやぼそぼそ感が少なく、食べやすくなります。

麦ごはん

麦ごはんとは、白米に麦を混ぜて炊いたご飯のことです。麦は食物繊維が多く、白米の約19倍も含まれています。白米とは異なるプチプチとした食感が特徴です。

美味しいお米を選ぶ

お米が美味しいかどうかの選び方は、食べてみないと分からないところですが、食べる以外にも判断できるポイントがあります。

精米日

お米は生鮮食品と同じで鮮度が大切です。未開封のお米でも、いつまでも美味しい状態が続くわけではありません。精米をした日から鮮度が落ちていくため、美味しさも損なわれていきます。賞味期限や消費期限の記載はありませんが、できるだけ精米日が新しいお米を選ぶようにしましょう。精米日が新しいものを選んでも、自宅の保管場所が湿気が高く直射日光が当たる場所だと品質の劣化が早くなります。

袋の状態を確認する

どのお米を購入するか決まったら、袋に汗をかいていないかどうか、袋を確認しましょう。水分が付着していると、お米が湿気を吸うと劣化の原因になります。また、袋に破れや傷みがないか確認しましょう。袋が傷んでいると、そのお米は大切に扱われていなかったのかもしれません。破れがあると異物が混入することもあるので注意しましょう。

粒の状態を確認する

中身が見えない米袋だと確認しづらいですが、美味しいお米を選ぶには米の粒を確認してください。お米の粒が揃っているか、欠けている粒やひび割れがないか、そして米が透き通っているかを確認してください。粒にバラつきがあると、炊き上がりが均一ではなくなります。ひび割れたお米は、乾燥している可能性があります。白く濁ったお米はいびつに炊きあがり、歯ごたえや粘りがありません。

こだわりで選ぶ

人気がある品種でも、自分の好みに合っていなければ美味しいと感じられないかもしれません。全品種を食べ比べすることも難しいため、お米を選ぶときはポイントを抑えて選びましょう。

米の味や食感、好みに合わせて選ぶ

お米の味や食感の違いから探すと、好みの品種を見つけやすくなります。甘みがあるか、モチモチ系かあっさり系か、柔らかいか、硬いお米のほうがいいかなどのポイントで絞ると自分好みの銘柄に出会いやすくなります。柔らかさは炊き方で調節できます。

生産元や銘柄でこだわる

味や食感などの好みが分からない場合は、生産地や銘柄でこだわってみてはいかがでしょうか。日本の米どころ、新潟、北海道、秋田など有名産地の有名な銘柄は価格が高くなる傾向ですが、ブランド米は味や品質が保証されています。

栽培方法や無農薬でこだわる

体のことを考えると、無農薬や有機栽培などで育てられたお米がおすすめです。栽培方法はパッケージに記載されているので、購入する際に確認しましょう。

まとめ

美味しいお米の選び方で選んだお米は、正しい保存方法で保存して、正しい方法で炊き上げてください。せっかく美味しいお米に巡り会えても、保存方法を間違えると劣化を早めたり、最悪の場合はカビが発生することもあります。正しい方法で炊き上げたお米は、さらに美味しさが増しますよ。

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