桃の美味しい食べ方とは?食べ頃サインや上手な切り方、おすすめアレンジレシピも紹介!

桃の美味しい食べ方とは?食べ頃サインや上手な切り方、おすすめアレンジレシピも紹介!

夏に旬を迎える人気の果物、桃。ひと口食べれば、爽やかな甘みとたっぷりの果汁が口いっぱいに広がります◎ 今回は、そんな桃の美味しい食べ方について紹介します。美味しい桃の選び方や上手な切り方など、桃の美味しさを最大限に堪能するポイントが満載なので、ぜひ最後までチェックしてくださいね♪
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まずは食べ頃の美味しい桃を選ぼう!

美味しい桃を味わうためには、まず店頭で美味しい桃を選ぶことが大切。桃は十分に熟していないと、本来の甘みや柔らかさを感じられないことがあります。

形や色など、見た目で判断できる、食べ頃を迎えた美味しい桃の特徴をおさえておきましょう!

形が左右対称でふっくらしている

最初に注目したいポイントは、桃の形。桃には縫合線と呼ばれる割れ目がありますが、この縫合線を中心に形が左右対称のものを選ぶのがおすすめです。

またこの縫合線の割れ目は、深いものよりも浅いものの方が、甘みが強いといわれています。さらに実が全体的にふっくらとしていて丸みがあれば、甘くて美味しい桃である可能性が高いです。

赤みが強く鮮やかに染まっている

桃といえば、淡いピンク色をイメージする人が多いですよね。しかし美味しい桃は、ピンク色よりも赤みが強い、鮮やかな紅色をしています。またお尻の部分が青みがかっていない、キレイなクリーム色をしている桃は、よく熟して食べ頃となっています。

さらに桃の皮の表面には、よく見ると白い斑点のようなものが付いています。この斑点は果点といって、糖度の高い桃に現れやすい傾向にあります。ただし果点だけでは美味しい桃かどうか判断するのは難しいので、形や色みが同じ程度の桃を比較する際に、果点の多さで選ぶのがおすすめです。

ヘタ側の果肉に柔らかさを感じる

桃はおしり側からヘタ側にかけて順に熟していきます。つまり、最後に熟すヘタ側の果肉が十分柔らかくなっていれば、その桃は完熟し、食べ頃ということになります。

そのため店頭で桃を選ぶ際は、形や色だけでなく、触れたときの柔らかさもチェックするのがおすすめです。桃を傷つけないよう、手のひら全体で包むように持ち、指の腹を使ってヘタの近くを優しく触ってみましょう。このとき、オレンジの皮くらいの弾力を感じられれば、十分に熟しているサインです。

桃の上手な切り方と食べ方

桃は好きだけど、皮を剥いたり切ったりするのが面倒で、避けているという人も少なくないはず。しかしコツさえおさえれば、誰でも上手に桃をカットすることができますよ◎

また桃の魅力を最大限に堪能できる食べ方も合わせて紹介するので、美味しい桃をゲットした際はぜひ試してみてください!

桃の切り方

桃を切るときは、まず表面に生えている産毛をしっかりと洗い落としましょう。桃を流水に当てながら、手のひら全体でこするようにして洗います。洗っていると、次第に皮の手触りがツルツルになり、キュッキュと音がしてきます。ただし完熟して柔らかくなった桃は、強くこすると果肉が傷んでしまうので、様子を見ながら優しく丁寧に洗いましょう。

産毛をキレイに洗い落とせたら、いよいよ桃を切っていきます。桃の切り方にはいくつか種類がありますが、今回は初心者でもできる基本的な2つの切り方を紹介します。

①カットしてから皮を剥く

桃をカットしてから皮を剥く切り方は最も簡単なので、初心者や手先の器用さに自信がない人にもおすすめです◎

  1. 桃を優しく持って縫合線に沿って包丁を入れて一周させる
  2. 手のひらで包むように持ち、切り込みに沿って上下に捻って割る(※アボカドをイメージするとやりやすい)
  3. 6〜8当分にカットしてから種を取る
  4. 包丁を寝かせて桃の実と皮の間に入れ込み滑らせるようにして皮を剥く

この切り方では、桃をキレイなくし切りにすることができ、見るからに美味しそう!そのまま食べるのはもちろん、ケーキやタルトの飾りつけにも活用できますよ。

②皮を剥いてからカットする

桃の皮を先に向いてからカットする切り方は皮を丸ごとつるんと剥けるので、桃を丸かじりしたいときにおすすめです◎

  1. ボウルに氷水を作っておく
  2. 桃のヘタ側に十字の切り込みを入れる
  3. お湯を沸かし、その中に桃を入れる
  4. 20秒経ったら取り出して氷水の中に入れる
  5. 切り込みを入れた部分から皮を剥く

この切り方のポイントは、桃をお湯に浸ける時間に注意すること。桃は熱湯に入れると果肉が柔らかくなってしまうため、浸け過ぎに注意し、20秒を目安に手早く済ませましょう。

果肉の変色を防ぐ方法

一度カットした桃の果肉は、時間が経つにつれキレイなクリーム色からだんだんと茶色っぽく変色してしまいます。桃をお客さんに振舞うときなど、できるだけ桃をキレイな状態で出したいときには、果肉の変色を防ぐ裏技を活用しましょう!

  • 水(200ml):塩1/5
  • 水(200ml):砂糖大さじ1
  • 水(200ml):レモン汁大さじ2

上記いずれかの材料で作った水に、カットした桃を5~10分ほど浸すことで、果肉の変色を2~3時間も防ぐことができます◎味にもほとんど変化がなく、桃本来の甘みやジューシーさを楽しめますよ。

カットした桃はヘタ側から食べる

先ほど紹介したように、桃はおしり側からヘタ側にかけて順に熟していきます。そのため桃の糖度は場所によって異なり、1番はじめに熟すおしり側の果肉が最も甘いんです!

このことを意識して、桃を食べる際はぜひヘタ側から食べてみてください。そうすることで、食べ進めるにつれ甘さが増していき、食べ終わった後も口の中に桃の甘みが残り続けますよ◎

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桃を美味しく食べるうえでのポイント

せっかく美味しい桃を選んでも、食べ方をミスしてしまっては台無しです。美味しい桃は食べ頃を見極めて、最も美味しい状態で味わいたいですよね。

ここからは知らないと損する、桃を美味しく食べるためのコツや注意点について紹介します!

追熟で柔らかさと十分に甘みを引き出す

スーパーなどで購入した桃が、硬いと感じることもありますよね。そんなときは、すぐに食べずに常温で数日置いてから食べるのがおすすめ。まだ完熟していない硬い果物を常温で数日置き、柔らかさと甘みを引き出すことを「追熟」といいます。

桃を追熟させるときは、新聞紙などで優しく包み、涼しい場所に置いておきます。桃は高温と多湿に弱い果物なので、温度変化や湿気には注意してくださいね。常温で置いた桃の実は少しずつ熟していきます。ヘタの近くを軽く触ってみて、柔らかみを感じれば食べ頃です!

食べる1~2時間前から冷蔵庫で冷やす

購入した桃は、常温で追熟させることでより美味しくなりますが、食べる直前には少し冷やすのがおすすめです。追熟で完熟させた桃は、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて冷やすことで実が引き締まり、皮も剥きやすくなります。

ただし桃は冷やしすぎると甘みが落ちるといわれているので、冷やしすぎには注意しましょう。

完熟した桃は早めに食べきる

完熟した桃はあまり日持ちしないので、できるだけ早めに食べきるようにしましょう!目安としては2~3日以内。新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

こちらの記事では、桃の正しい保存方法について解説しています。桃の美味しさをできるだけ長くキープさせたい人は、ぜひ合わせてチェックしてくださいね◎

桃の正しい保存方法とは?美味しさを長持ちさせる保存のコツを徹底解説!

桃を使ったおすすめアレンジレシピ3選

美味しい桃をたくさんゲットした際は、そのまま食べるだけでなく、桃を使ったアレンジレシピに挑戦してみるのもおすすめです◎

桃は生でそのまま食べても美味しいですが、加熱したり、他の食材と合わせても美味しい果物です。生食に少し飽きてきたときや、消費に困ったときはぜひ試してみてください!

レシピ①桃のコンポート

お菓子作り初心者でも作りやすい、桃のコンポートをご紹介します。桃本来の香りとまったりとした甘さが楽しめるコンポートは、そのままはもちろんアイスやヨーグルトにかけても美味しいですよ。たくさん作って、さまざまなアレンジで楽しんでください。

<材料>

桃:2個、水:400cc、砂糖:60〜80g

<作り方>

  1. 桃は中心にある種を軸に包丁を一周させ、捻りながら半分に割って種を取り除く
  2. 1を皮付きのままくし切りにする
  3. 鍋に水と砂糖を入れて中火にかけり
  4. 砂糖が溶けたら2を入れて10分程度煮込む(剥がれてきた皮は取り除く)
  5. 粗熱をとり、容器に移してシロップごと冷やす

桃のコンポートについての記事はこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪

簡単に桃のコンポートができる!白ワインが隠し味?!

レシピ②桃のシャーベット

暑い夏には冷たいデザートが嬉しいですよね。桃のシャーベットはフードプロセッサーがあれば簡単に作れるので、食欲がないときの朝食にもぴったり。レモン汁を加えるとより桃の甘みが引き立ち、香りはぐっと爽やかになりますよ。

<材料>

桃:2〜3個 水:大さじ1 砂糖:大さじ1 レモン汁:小さじ1

<作り方>

  1. (下準備)種を取り除いた桃を適当な大きさにカットし、冷凍用保存袋へ入れ冷凍しておく
  2. 鍋に水と砂糖を入れ火にかけ、砂糖を煮溶かす
  3. フードプロセッサーに1と2、レモン汁を入れ、かくはんする

桃のシャーベットについてはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!

桃を使ったアイスとシャーベットの作り方!生クリームなしでもOK

レシピ③ピーチパイ

一見難しそうに感じるピーチパイですが、冷凍パイシートを使えば簡単に作れます。パイの中に入れるフィリングは、先ほど紹介したコンポートを使えばより簡単!サクッとしたパイ生地と甘い桃のフィリングの組み合わせは、お店さながらの本格的な味わいです。

<材料>

桃のコンポート:適量 冷凍パイシート:2枚 卵黄:1個分

<作り方>

  1. (下準備)冷凍パイシートを冷凍庫から出し、オーブンを予熱しておく(200℃)
  2. 2枚のパイシートをそれぞれ4等分し、8枚にする
  3. パイシートの4枚分にフォークで穴を開け、残り4枚は包丁で切り込みを入れる
  4. 穴を開けたほうのパイシートにコンポートを乗せる
  5. 4に切り込みを入れたシートをかぶせ、端をフォークで抑える
  6. オーブンシートを敷いた天板に5を並べ、溶いた卵黄を刷毛で表面に塗る
  7. 予熱しておいたオーブンで20分程度、焼き色がつくまで焼く
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桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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