桃の旬はいつ?産地・品種ごとの時期や選び方を徹底解説!

桃の旬はいつ?産地・品種ごとの時期や選び方を徹底解説!

お中元ギフトや、ふるさと納税の返礼品としても人気の桃。甘くみずみずしい味わいで、老若男女問わず桃の季節が来るのを楽しみにしている人は多いはず。 今回は、そんな桃の旬の時期について紹介します!本当に美味しい桃を選ぶのに役立つ、産地や品種ごとの旬を詳しく解説しているので、桃好きな人はぜひチェックしてくださいね♪

旬の桃の魅力とは?

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旬を迎えた桃は、甘みも香りも格別!ひと口頬張ると、とろけるように甘い果肉と溢れる果汁が口いっぱいに広がります。

また旬の桃は見た目も美しく、赤みの濃い鮮やかな紅色をしています。中には全体的にクリーム色の品種もありますが、桃らしい丸みがありふっくらとした形で、思わず笑みがこぼれてしまいます。

旬を迎えた桃は味わいも見た目も良く、贈り物や自分へのご褒美にピッタリですね◎

桃の旬はいつ?食べ頃を見分けるポイントは?

食べて美味しく、目でも楽しめる旬の桃ですが、収穫期間は果物の中でも短く、限られた時期にしか出回りません。

そんな旬の桃を確実にゲットするには、出回る時期を見逃さないことが大切です。また店頭に並んだ桃の中には、十分に熟して食べ頃となっているものもあれば、未熟で硬いものもあります。本当に美味しい桃を選ぶためにも、食べ頃の桃を見分けるポイントも合わせておさえておきましょう!

桃の旬は7月から8月まで

桃の旬は産地や品種によって多少ズレがありますが、おおむね7月から8月にかけてです。7月に入ると桃の収穫が最盛期を迎え、7月中旬頃からスーパーなどでも本格的に販売されはじめます。

そのため最も桃が手に入りやすいのは7月中旬から8月下旬頃までといえますが、中には8月から収穫が開始される品種もあり、9月下旬頃まで店頭に並んでいることもあるでしょう。

食べ頃で美味しい桃を見分けるポイント

美味しい桃は、見た目や重さなどの特徴から見分けることができます◎店頭で桃を選ぶ際は、以下のようなポイントに注目してみましょう!

  • 左右対称でふっくらしている
  • 赤みが強く鮮やかに色づいている
  • 弾力がありずっしりと重みを感じる

桃には縫合線と呼ばれる割れ目がありますが、この縫合線を中心に形が左右対称のものを選ぶのがおすすめです。

また桃は熟す過程でだんだんと果皮の色づきが濃く、鮮やかになっていきます。白桃系の品種には、熟しても色味に変化がないものもありますが、そのような桃はお尻の部分をチェックし、青みがかっていない、キレイなクリーム色をしているものを選びましょう。

さらに食べ頃の桃を見分けるうえで重要なポイントとなるのが、触れたときの感触です。よく熟した桃は表面に弾力があり、オレンジの皮に近い感触をしています。このとき、手に持ってみてずっしりと重みを感じられれば、果肉の詰まった美味しい桃だと判断することができます。

美味しい桃の産地はどこ?産地別の代表品種と旬

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桃の名産地は日本各地に存在し、産地によって主力となる品種や旬の時期も異なります。

名産地で採れた旬の桃は、味、色づき、大きさどれを取っても高品質。桃を購入する際は、産地ごとの主力品種や旬も意識して選ぶのがおすすめです◎

山梨県

桃の生産量1位の山梨県では、6月中旬から9月下旬頃までの長期間に渡り、桃の収穫が行われています。生産量1位というだけあって様々な品種の桃が栽培されているため、山梨県産の桃は市場にも多く出回っています。

中でも最も多く栽培されている品種は「白鳳」で、上品で雑味のない味わいが特徴です。白鳳の旬は7月中旬から8月上旬頃まで。この時期しか味わえない、名産地の旬の白鳳はまさに絶品ですよ!

福島県

日本一の桃好き県としても知られる福島県では、8月上旬に桃の収穫が最盛期を迎えます。この時期の福島県を代表する桃品種といえば「あかつき」。国内で最も生産されている桃です。

あかつきは、シャキッとした歯ごたえのある食感で、爽やかな香りと甘みが味わえます。また皇室献上品に選ばれた実績のある、高品質な桃としても有名です。

長野県

晩生桃の代表格ともいえる「川中島白桃」誕生の地でもある長野県では、7月上旬から9月下旬頃まで桃の収穫が行われています。川中島白桃をはじめとする数多くの桃が栽培され、「黄金桃」や「なつっこ」などの品種も人気を集めています。

黄金桃はその名の通り黄金色の実をした桃で、ジューシーな甘みが楽しめるギフトピーチの代表品種です。なつっこは、川中島白桃とあかつきの交配から生まれた品種で、甘みと酸味のバランスが程よく、さっぱりした味わいを楽しめます。

山形県

夏でも涼しく桃栽培に適した気候が強みの山形県の桃は、他の産地より遅めの8月上旬から10月上旬頃に旬を迎えます。夏の時期に桃を食べ損ねてしまった人も、山形県の桃ならお取り寄せでゲットできるかも!

そんな山形県の主力品種は「川中島白桃」。元々長野県で誕生した品種ですが、現在は山形県が生産量を上回り、特にさがえ西村山地区で育った川中島白桃は大ぶりで甘みが強く、まさに「桃の王様」と呼ばれるにふさわしい品質です。

岡山県

昔話「桃太郎」で有名な岡山県は、桃栽培の歴史が古く、幅広い品種の桃が育てられています。そんな岡山県の桃は6月中旬から9月下旬頃にかけて収穫され、市場でも長期間目にすることが多いでしょう。

特に人気が高いのは、オリジナル品種の「おかやま夢白桃」です。大玉で桃特有のふっくらした形と、糖度が高くとろけるような甘さで贈答用としても人気です。

桃の旬は品種によって違う?

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桃には100種類を超える品種があるといわれており、収穫時期ごとに早生、中生、晩生に分類されています。

品種ごとの旬は短く、時期を逃すと入手困難となることもあるので、お目当ての品種がいつ頃出回るのかおさえておくことも大切です◎

こちらの記事では、桃の品種について詳しく紹介しています。品種ごとの特徴や選び方のポイントについて知りたい人は、ぜひ合わせてチェックしてください♪

桃の品種はいくつある?品種ごとの特徴や選び方のコツを紹介!

早生品種

早生品種の桃は、比較的早い時期に収穫され、市場にもいち早く出回ります。収穫時期は6月中旬から7月上旬頃で、早いものは6月からスーパーなどで見かけることもあります。

早生品種の代表格ともいえる「日川白鳳」は、濃い紅色をした見た目が特徴で、酸味や渋みのないまったりとした甘みが楽しめます。

中生品種

中生品種の桃は、桃全体の最盛期である7月上旬頃から収穫が始まり、7月中旬にもなると、桃の中でも主役級の品種たちが続々と出回り始めます。

特に主力となっているのが、「浅間白桃」や「清水白桃」など白桃系の品種。白桃系の桃は果肉が白く、カットしても美しい見た目。果汁も豊富で、上品な甘みと爽やかな香りを楽しめますよ。

晩生品種

晩生品種の桃は、8月中旬頃に収穫を迎え、9月下旬頃まで市場に出回っています。この頃になると早生や中生の桃はあまり見かけなくなっているので、9月以降も楽しめる品種があるのはありがたいですよね。

代表品種は「川中島白桃」で、1玉250~300g程のボリュームとさっぱりした味わいが特徴。また果肉が硬めで日持ちするところも大きな魅力です。

旬の桃を長持ちさせる保存のコツとは?

旬を迎え、完熟した桃は長くても2~3日ほどしか日持ちしません。旬の桃の美味しさを長持ちさせるためには、乾燥と温度変化に注意し、冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。このとき、新聞紙やキッチンペーパーでしっかり包んでおくと乾燥しにくく、桃の甘みやみずみずしさをキープできますよ。

こちらの記事では、桃の正しい保存方法について解説しています。桃の美味しさをできるだけ長くキープさせたい人は、ぜひ合わせてチェックしてくださいね◎

桃の正しい保存方法とは?美味しさを長持ちさせる保存のコツを徹底解説!

まとめ|結局、いつ食べるのが一番美味しい?

今回は人気の果物、桃の旬の時期について紹介しました。

桃の最盛期は、全国的に見て7月中旬~8月下旬頃。しかし桃の旬は品種によって異なり、味や食感にもそれぞれ違った特徴があります。本当に美味しい桃を選ぶには、産地や品種ごとの旬の時期をおさえておくことが重要です。

贈り物としてはもちろん、自分へのご褒美として購入する際も、ぜひ旬の時期に注目しながら選んでみてくださいね!

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桃を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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