今から栽培をはじめたい!そんな方におすすめ
ビタミンCやカロテンをはじめ、鉄分やカルシウムなどのミネラル分も多く含むコマツナ。アクが少なくて食べやすいため、おひたしや和え物、炒め物、汁の実など、和食、洋食を問わず様々な料理に幅広く用いられる。
周年通して出回るが、霜にあたったコマツナは特に甘みがのり、栄養価も高くなる。 甘みが増した冬のコマツナを味わうと、体もほっこり温まる。プランターでも栽培できる手軽さから、家庭菜園でも人気の高いコマツナの育て方を紹介する。
栽培時期
コマツナは耐寒性が強く、0℃前後になっても枯死することはない。基本的に通年をかけて栽培が可能な野菜で、ハウスやトンネルを利用すれば11月から翌年の4月頃にかけて播種し、育てることができる。冷涼地では、気温が高い4月頃から9月初めにかけて種をまき、5月下旬から10月いっぱいまで収穫することができる。
コマツナの栽培方法・育て方
種まき
コマツナは栽培の途中で植え替えを行わないため、播種の2週間以上前に畑の準備を始める。
まず、苦土石灰とよく腐熟した堆肥を全面に散布して耕す。そして、種まきの1週間前になったら、化成肥料を撒いて再度耕し、畝を作っておく。
畑の準備が整ったら、深さ約1cmのまき溝をつくり、種と種の間隔が約1㎝になるように条まきにする。種がまけたら、5mmほど土を被せて軽く押さえ、水やりをする。
3~4日で発芽する。
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秋まきに適したコマツナの種はこちらから購入できる。
間引き
2回に分けてタイミングよく間引きをおこなう。本葉が1~2枚出たころに初めの間引きをする。2回目は本葉が3~4枚の時期におこない、最終的に株間が5~6cmになるようにする。
間引いた苗は柔らかいため、サラダやおひたしにして食べることができる。
追肥・水やり
2回目の間引きの後、1㎡あたりひとつかみ弱(約25g)の化成肥料をまく。追肥をするタイミングで、土の表面が乾いていたら水やりをする。
収穫
冬まきの場合、コマツナは播種してから80~100日後に収穫できるようになる。草丈が25~30cmになったら収穫の目安である。
株元を握って引き抜く。根も一緒に抜けるため、根と茎の際を包丁やハサミで切断する。
コマツナは、地域ごとに葉形や味が異なる様々な種類が知られている。季節ごとに異なる種類にチャレンジしたり、地域の伝統的な品種を探したりして、コマツナの栽培を楽しもう。その際には、ぜひ栽培動画プラットフォーム「AGRIs by JA」を参照してほしい。