畝立て
畑全体に完熟した堆肥(2kg/㎡)と苦土石灰(150g/㎡)をまき、15~20cmの深さに耕しておきましょう。 化成肥料(60g/㎡)をまいて畝を立てます。
まき溝切り
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種まき
ほうれん草は3月中旬〜4月中旬と、9月上旬〜10月下旬の2回、種まきが可能です。
春まきでは、とう立ちしてしまうことが多いので、春まき用の品種を選びましょう。春まきに適した品種には西洋ほうれん草「ノーベル」などがあります。
ほうれん草は冷涼な環境で生育し、寒さによって甘みが増すため、初心者には秋まきがおすすめです。秋まきに適した品種には「まほろば」などがあります。
ほうれん草の詳しい品種は別記事にて紹介していきます。
間引きと追肥
1回目の間引きは本葉1~2枚の時に行い、株間を3cm程度にします。
2回目は本葉3~4枚の時に株間を6cmくらいにします。間引きのコツは生育の遅いものや、葉形の悪いものを抜き取り、葉と葉が重なり合わないようにします。
追肥の際には、葉に肥料がかからないようにしましょう。
間引いた後には条間に肥料溝をつけて肥料を施し、覆土しておきます。
2回目の間引き・追肥の時には畝の表面を軽く削り、除草をします。
強い降雨で畝がかたくなったら、表面を軽く耕して土をやわらげておきます。
収穫
草丈が15~16cmになるころから、順次収穫していきます。
越年した春先の収穫ではトウ立ちに注意します。
おわりに
今回はほうれん草の栽培方法についてご紹介しました。
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