ゴーヤのカロリーや糖度は?
ここでは、ゴーヤのカロリーや糖質を解説します。他の野菜との比較や1日あたりの摂取量の目安も解説するので、合わせてチェックしてみましょう。
ゴーヤのカロリーや糖質は?
ゴーヤ100gあたりのカロリーと糖質は、それぞれ15kcal、0.3gです。ゴーヤの1本の平均的な重量は250g程度、食べられないワタの部分を取り除けば200g程度なので、1本あたりのカロリーは30kcal、糖質は0.6gとなります。
野菜ごとのカロリー・糖質の違い
ゴーヤと他の野菜100gあたりのカロリーと糖質の比較は下記のようになります。
ゴーヤ:15kcal・0.3g
にんじん:32kcal・6.0g
ズッキーニ:16kcal・2.3g
ブロッコリー:37kcal・2.4g
それぞれの野菜の重さによってカロリー・糖質に違いがでますが、ゴーヤは他の野菜と比べても、カロリーや糖質糖度が低い野菜だといえます。
ゴーヤの1日あたりの摂取量の目安
ゴーヤの摂取量は明確に決まっていません。厚生労働省による「健康日本21」では、健康や生活習慣病予防のための1日あたりの野菜の摂取目標量を「350g以上」としています。これを踏まえると「ゴーヤを1日何本食べるか」よりも、ゴーヤを含めいろいろな野菜を「350g以上」摂取することを意識することが大切であるといえます。
ゴーヤに豊富な食物繊維や苦味成分「モモルデシン」は、摂り過ぎると消化不良や胃もたれなど、胃腸の調子に悪影響を及ぼす可能性があります。
こういった悪影響を防ぐためにも、ゴーヤは1日1/3〜1/2本程度にしておくのが良さそうです。
ゴーヤはダイエット中でも食べていい?
ここでは、ダイエット中にゴーヤを食べて良いか解説します。
ダイエット中にNGな野菜はない
基本的にダイエット中に食べてはいけない野菜はありません。ゴーヤは低カロリーであり、特別に食べる量を制限する必要はありませんが、ゴーヤだけでは体に必要な栄養が摂取できません。さまざまな食品を摂って、栄養バランスを整えることが重要です。
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜はダイエットの味方
ゴーヤには、鉄の吸収促進や、疲労回復効果が期待できるビタミンCが含まれています。また、シミやしわの予防効果も期待できるため、ダイエットしながら健康や美容に気をつかいたい人におすすめです。
また加熱することで壊れやすいビタミンCですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは壊れにくいといわれています。他にもゴーヤには、便秘を改善してくれたり、余分な糖・脂質を体の外に排出してくれたりする食物繊維も含まれており、ダイエット中にこそ食べたい野菜といえるでしょう。
ゴーヤはダイエット中に おすすめ野菜
カロリーも低く、美容や健康に必要な栄養が含まれていることから、ゴーヤはダイエット中におすすめの野菜といえます。毎日適度に食べる分には問題ありませんが、ゴーヤを1日で大量に摂取すると体調を崩したり、病気を引き起こしてしまう可能性があるので、気をつけましょう。
ゴーヤは病気で糖質制限中でも食べていい?
ゴーヤを病気で糖質制限中でも食べて良いか解説します。
GI値を参考にするのもおすすめ
「グライセミック・インデックス(Glycemic Index)」を略したものがGIです。特定の食品を食べた時の血糖値の上昇度合いを数値化したもので、数値が高いほど血糖値が上がりやすい食品ということになります。シドニー大学の定義では、この数値が70以上の食品を「高GI食品」、55以下の食品を「低GI食品」とされています。
糖尿病の方の中には、この指標を用いて血糖値を管理している方もいるほか、健康のためなるべく血糖値を上げない食べ方をしたい方にも活用できるのがGI値です。
ただし糖尿病で内服中の方やインスリン治療中の方がGI値を用いて血糖コントロールしたい場合は、主治医の指示に従うようにしましょう。
ゴーヤは低GI
ゴーヤは低GI値の野菜です。他の野菜より血糖値が上がりにくいため、糖質制限にも向いています。
場合は、食べられる個数や食べ方に制限があるケースもあります。自己判断すると病気が悪化する可能性があるので、ゴーヤを食べる場合は、どの程度摂取して良いか担当医に確認してください。
まとめ
今回は、ゴーヤのカロリーや糖質について解説しました。ゴーヤは他の野菜に比べて低カロリーでダイエットに向いています。また、ビタミンCや食物繊維も含んでおり、カロリーに目がいって疎かになりがちな栄養も補えます。記事を参考にゴーヤを美味しく食べてみてください。
【参考サイト】