さくらんぼはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?

さくらんぼの最も食べ頃のタイミングは、収穫直後。さくらんぼは追熟しない果物なので、とれたてに近く新鮮なものほど美味しく食べられます◎
スーパーに並んでいるさくらんぼは、市場に流通させるため完熟前に収穫されていますが、収穫後は少しずつ品質が落ちてしまうため、できる限り早く食べきるのがおすすめです。
さくらんぼの食べ頃サインは?

ここからは、食べ頃の美味しいさくらんぼを見分けるポイントについて紹介します。先ほど紹介したように、さくらんぼは追熟しない果物なので、購入後はできる限り早めに食べきるのがベストです。
しかし店頭で購入するなら、せっかくなので食べ頃を迎えた美味しいさくらんぼを選びたいですよね。では店頭にずらりと並んでいる中から食べ頃のさくらんぼを選ぶには、どんなところに注目すれば良いのか、具体的に見ていきましょう!
ポイント①粒が大きくずっしりしている
食べ頃のさくらんぼは、実に栄養がしっかりと蓄えられ、粒が大きく成長しています。果物の中では比較的小ぶりなさくらんぼですが、同じさくらんぼ同士で比べてみると、一つ一つ大きさに差があることが分かるはずです◎
またさくらんぼはパック詰めで売られていることが多いため、粒の大きさ以外に、持ったときの重さで判断するのもおすすめです。実が引き締まり果汁をたっぷり含んださくらんぼはずっしりと重く、手に持ってみると一目瞭然ですよ。
ポイント②色が鮮やかで果皮にハリがある
店頭に並んでいるさくらんぼをよく見てみると、色味もそれぞれ異なることが分かります。品種によりやや違いはありますが、食べ頃のさくらんぼはおおむね鮮やかな紅色をしています。購入する際は、色鮮やかで赤みの強いさくらんぼを選びましょう◎
また果皮のハリは、鮮度を見分けるのに十分なポイントです。鮮度が落ち始めているさくらんぼの果皮はしわっぽく、ツヤの輝きもあまり感じられません。選ぶならパリッとしたハリがあり、ツヤツヤしているさくらんぼがおすすめです。
ポイント③軸が太く緑色をしている
食べ頃のさくらんぼを選ぶうえで外せないのが、軸の状態です。さくらんぼの軸は、実以上に鮮度の劣化がはっきりと見え、新鮮なうちは鮮やかな緑色をしていますが、食べ頃を過ぎると茶色っぽく変色してしまいます。
また軸が太く丈夫そうなさくらんぼは、木の栄養をしっかりと吸収した元気な実である可能性が高いです。さくらんぼを選ぶ際は、ぜひ軸にも注目してみてくださいね◎
食べ頃を過ぎたさくらんぼはどうしたらいい?

購入したさくらんぼをすぐに食べきれず、保管中に食べ頃を過ぎてしまったなんてこともありますよね。
そんなときは、まだ食べても平気かどうかを見極め、食べられそうなら早急に食べきるのがおすすめです。またどうしても消費に困ってしまったときは、アレンジレシピを活用して、最後まで美味しく食べきりましょう!
食べ頃を過ぎてしまったさくらんぼ
食べ頃を過ぎてしまったさくらんぼには、以下のような見た目の変化が見られます。
- 果皮のハリが弱くなっている
- 実が割れている
- 軸が茶色っぽく変色している
上記のような状態のさくらんぼは、まだ食べられる可能性が高いですが、鮮度が著しく落ちてきているため、できるだけ早く消費しましょう。またにおいを嗅いでみたとき、生ごみのような異臭や鼻をつく酸っぱい臭いがする場合は、食べるのを控えましょう。
食べ頃を過ぎたさくらんぼのアレンジレシピ
食べ頃を過ぎてしまったさくらんぼは、長期保存できるジャムやコンポートにアレンジするのがおすすめです。
さくらんぼの実と砂糖を鍋で煮込むだけなので、誰でも簡単に作れますよ◎またもっと手軽に作りたい人は、電子レンジでもできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ジャム、コンポートは冷蔵庫で2~3カ月ほど保存可能で、パンやヨーグルトにかけたり、焼き菓子の生地に混ぜ込んでも美味しいですよ!
まとめ
今回は、さくらんぼの食べ頃について紹介しました。さくらんぼは、鮮度が命なので、収穫したてが最も美味しく食べられます。スーパーなどで購入した際は、鮮度が落ちてしまわないよう、できるだけ早く食べるのが重要です。また、食べ頃のさくらんぼは、粒の大きさや色ツヤ、軸の状態などで見極めることができます。
もし食べ頃を過ぎてしまった場合は、ジャムやコンポートなどのアレンジレシピを活用すれば、最後まで美味しく食べられますよ。さくらんぼの食べ頃サインをおさえて、旬の味覚を存分に楽しみましょう!
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さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中で注目されるようになった中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!