ライチはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
まず、ライチの食べ頃について解説します。
追熟とは
追熟とは、一部の果物を一定時間放置して甘みを増加させたり、果肉を柔らかくする方法です。バナナやマンゴー、キウイなどの果物は追熟できる果物ですが、ライチは収穫した段階で食べ頃の状態なので、追熟の必要がありません。
ライチの食べ頃サインは?
ここでは、ライチの食べ頃のサインを解説します。
ポイント①皮の色が鮮やかでツヤがある
ライチの皮の色は、赤色やピンク、緑色などのものが多いです。この皮の色が鮮やかなものは鮮度が高くて食べ頃の証拠です。茶色やくすんでいるものは、収穫してから時間が経っており、鮮度が落ちている可能性があります。
ポイント②ふっくらとしている
見た目がふっくらとして、手に持った時にずしっとした重さがあるものは、実が詰まって美味しい状態です。軽いと水分が抜けてしまっている場合があるので選ばないようにしましょう。
ポイント③トゲがある
ライチの皮にはトゲトゲした突起があります。この突起が立っており、しっかりしているものは果汁がたくさん含まれており、しっかりとした食感が楽しめるライチの特徴です。鮮度が高くてみずみずしいものを食べたいならトゲにも注目しましょう。
食べ頃を過ぎたライチはどうしたらいい?
ここでは、食べ頃をすぎたライチの特徴と大量消費できるレシピを解説します。
食べ頃を過ぎてしまったライチ
食べ頃を過ぎてしまったライチは下記のような特徴があります。
- 乾燥して皮がシワシワしている
- 茶色っぽくなっている
ライチは乾燥すると水分が抜けてシワシワになります。害がある状態ではないので、そのまま食べて問題ありません。しかし、乾燥すると果汁がなくなり、甘みを感じにくくなります。そのため、砂糖を使ってジャムやお菓子作りにアレンジするのがおすすめです。
また、茶色っぽくなっているのは、ライチに含まれるポリフェノールが酸素と結合して変色している状態です。そのため、変色した部分をカットすれば、食べて大丈夫です。
食べ頃を過ぎたライチのアレンジレシピ
食べ頃を過ぎたライチを使ったアレンジレシピを紹介します。
ライチのジャム
▼材料
- ライチ 適量
- 砂糖 大さじ2
- レモン汁 適量
▼レシピ
- :ライチの皮を剥いてタネを取り出し、細かく刻む
- :鍋にライチと砂糖を入れて柔らかくなるまで煮込む
- :レモン汁を加えて味を整える
- :ビンに移して冷蔵庫で冷やす
ライチゼリー
▼材料
- ライチ 適量
- 砂糖 大さじ1 (好みに合わせて調節してOK)
- ゼラチン 大さじ2
- 水 大さじ2
▼レシピ
- :ライチの皮を剥いてタネを取り出し、細かく刻む
- :鍋にライチと砂糖を入れて5〜10分ほど煮込む
- :別の容器にゼラチンと水を入れてよく混ぜる
- :ゼラチンが溶けたら、ライチを加えて冷蔵庫で2時間冷やし固める
ライチのタルト
▼材料
- ライチ 適量
- 砂糖 大さじ2 (好みに合わせて調節してOK)
- 市販のタルト生地
- ホイップクリーム 適量
- クリームチーズ 100g
- バニラエッセンス 小さじ1
▼レシピ
- :ライチの皮を剥いてタネを取り出し、一口サイズにカットする
- :クリームチーズと砂糖、バニラエッセンスを混ぜる
- :混ぜ終わったらタルト生地に入れて土台を作る
- :ホイップクリームを絞ってライチをのせる
ライチとクリームチーズのディップ
▼材料
- ライチ 適量
- クリームチーズ 適量(好みに合わせて調節してOK)
- 砂糖 大さじ2(好みに合わせて調節してOK)
▼レシピ
- :ライチの皮を剥いてタネを取り出し、細かく刻む
- :クリームチーズと砂糖を容器に入れて混ぜる
- :クラッカーにつけてそのまま食べる
フランスパンやトーストの上に載せて食べてもOK
まとめ
今回は、ライチの食べ頃のサインや食べ頃をすぎてしまったものの見分け方、大量消費できるレシピを解説しました。美味しいライチを食べるには、見た目に注目すると食べ頃のものを選べます。また、もし食べ頃をすぎてしまっても、乾燥しているだけなら食べられるので無駄なく消費できます。記事を参考にライチを美味しく食べてみてください。