トマトはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
トマトは買ってきてすぐ食べても問題ありませんが、さらに美味しく食べたいなら追熟させるのがおすすめです。ここでは追熟とは何か、ポイントと注意点を解説します。
追熟とは
追塾とは、収穫した後に少し時間をおくと実が柔らかくなったり、甘みが増す状態のことです。皮の色が緑っぽいトマトは、そのままでは固くて食べられませんが、追熟すると柔らかくなり、甘みも増します。スーパーで売っているのは、皮が赤くて食べ頃のものが多いですが、譲り受けたものや緑色のトマトが自宅にある方は、追熟して美味しく食べてみてください。
追熟のポイントと注意点
追熟する時は、部屋の温度が高くなり過ぎないように注意しましょう。追熟途中で腐って食べられなる可能性があります。暑い夏の時期はもちろん、冬でも室内で暖房をつけると温度が一気に上がるので注意が必要です。
トマトの食べ頃サインは?
ここでは、トマトの食べ頃のサインについて解説します。
ポイント①ヘタの部分が緑色で尖っている
ヘタの部分が緑色で、尖っているものがおすすめです。逆に、ヘタの部分が枯れていたり、萎れているものは選ばないようにしましょう。
ポイント②ハリがあって実がずっしりとしている
トマトの見た目がハリがあって、手に持った時にずしっとした重さがあるものを選びましょう。萎びているものは、長時間店頭に並んでおり、鮮度が落ちている可能性があります。
ポイント③色がしっかりと赤く色づいている
トマトの色がしっかりとついていて、赤いものを選びましょう。しっかり赤色になっているものは、熟していて食べ頃のサインです。
食べ頃を過ぎたトマトはどうしたらいい?
最後に食べ頃をすぎてしまったトマトについて解説します。
食べ頃を過ぎてしまったトマト
食べ頃をすぎてしまったトマトは「しぼんでいてハリがない」「ヘタや皮の色が変わってしまっている」「ヒビが入っている」などの特徴があげられます。この状態のトマトは、腐っていたり、嫌な匂いがしなければ食べても問題ありません。ただし、乾燥しているとあまり美味しく食べられないので、ソースにしたり、スープなど加熱調理するのがおすすめです。
食べ頃を過ぎたトマトのアレンジレシピ
食べ頃が過ぎてしまったトマトを使ったアレンジレシピを3つ紹介します。
◯トマトソース
▼材料
- トマト 2〜3つ
- ニンニク 半分
- 玉ねぎ 1/4個
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩胡椒 適量
▼レシピ
- :トマトのへたをカットしてざく切りにする
- :ニンニクと玉ねぎにみじん切りにする
- :フライパンにオリーブオイルとみじんぎりにしたニンニクと玉ねぎを入れて加熱する
- :トマトと塩胡椒を加えて柔らかくなるまで煮込む
◯ミネストローネ
▼材料
- トマト 1個
- キャベツ 100g
- ジャガイモ 1個
- にんじん 1個
- 玉ねぎ 半分
- ベーコン 適量
- みじんぎりのにんにく 小さじ1
- コンソメキューブ 2つ
- ブラックペッパー 適量
- 水 400ml
- トマト缶 1つ
▼レシピ
- :トマトやキャベツ、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎを食べやすいサイズに切る
- :ベーコンを細切りにする
- :鍋にカットした野菜とベーコン、オリーブオイル、にんにくを入れて炒める
- :水とコンソメキューブを入れて中火で煮る
- :鍋にトマト缶の中身を入れて煮込む
焼きトマトとチーズ
▼材料
- トマト 1個
- チーズ 適量
- ブラックペッパー 適量
▼レシピ
- :トマトのへたをカットして輪切りにする
- :トマトの上にチーズをのせる
- :耐熱皿に並べてトースターで5〜7分ほど加熱する
※様子を見ながら加熱時間を調節する
まとめ
今回はトマトの食べ頃について解説しました。青っぽい色のトマトは、少し時間を置いて完熟させれば食べられます。また、トマトは食べ頃をすぎてしまったも、調理方法を工夫すれば美味しく食べられます。記事を参考に、トマトを美味しく食べてみてください。