柿はすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
柿は、基本的にすぐ食べなくても問題ありません。すぐ食べた時と少し時間を置いてから食べた柿は食感や味に違いがあるからです。ここでは、追熟とは何か?追熟する時の注意点について解説します。
追熟とは
追熟とは、果物を一定期間おくと、甘さがましたり身が柔らかくなる状態のことです。お店に並んでいる柿は、身がぎゅっと詰まっていて少し固いものが多いですが、追熟することで甘さが強く、柔らかい口当たりを楽しめます。
追熟のポイントと注意点
追熟するには、買ってきた柿をそのまま置いておくだけでも問題ありませんが、室内の温度が高過ぎたり低すぎると上手に追熟できないことがあります。放置し過ぎて腐ってしまうこともあるので、様子をみながら追熟してみましょう。
また、柿のヘタの部分が乾燥すると鮮度が落ちるので、追熟するなら湿らせたキッチンペーパーを下手の部分に置いて、ラップをしておくと新鮮な状態を保てます。
柿の食べ頃サインは?
ほとんどの果物は、新鮮なうちにすぐ食べないと味が落ちてしまいますが、柿はすぐ食べても時間を置いてから食べても美味しく食べられます。ここでは、柿の食べ頃のサインについて解説します。
人気ランキング
※2024年8月のデータシャキシャキ食感が好きなら買ってすぐ食べる
シャキシャキとした食感を楽しみたいなら、店頭で買ってからすぐに食べると良いでしょう。パリッとした皮の食感と酸味を楽しめます。ただし、この状態の柿は、酸味が強いことがあるので、甘い味が好きなら追熟してから食べましょう。
柔らかい食感が好きなら追熟する
甘みと柔らかい食感を楽しみたいなら、買ってから少し置いて追熟してから食べましょう。この時、放置しすぎると腐ってしまうので様子をみながら、買ってきて2〜3日後に食べるのがおすすめです。
色味がよく新鮮なもの
柿がオレンジみがかっていて色が良いもの、表面の皮がハリやツヤがあるかも確認しましょう。また、ヘタの部分が枯れておらず緑色っぽいものや、実際に持った時にずしっとした重さがあることも新鮮な柿の証拠です。
食べ頃を過ぎた柿はどうしたらいい?
ここでは、食べ頃を過ぎてしまった柿の対処法とアレンジレシピを紹介します。
食べ頃を過ぎてしまった柿
柿は他の果物とは違い、買ってきてすぐ食べなくても、追熟されて実が柔らかく甘くなるので美味しく食べられます。そのため、食べ頃をすぎることはありませんが、柔らかい食感が苦手…という方もいるかもしれません。その場合、ジャムやペーストにするのがおすすめです。また、サッと飲めるドリンクにアレンジすれば食感を気にせず、柿を消費できます。
食べ頃を過ぎた柿のアレンジレシピ
今回は、柿のジャムとペーストの作り方を紹介します。
柿のジャム
ごろごろとした食感を残したい方におすすめのレシピです。パンにのせて食べたり、ヨーグルトの上にかけて食べたり、さまざまな食べ方で楽しめます。また、ジャムを作った後、冷蔵庫で保存しておけば1週間ほど、冷凍すれば2週間ほど保つのも魅力です。
▼材料
- 柿 3個
- 砂糖 大さじ2(追加してもOK)
- レモン汁 小さじ1
▼レシピ
- 皮をむいてて食感が残る程度の大きさにカットする
- 耐熱容器にカットした柿と砂糖、レモン汁を入れる
- 500Wの電子レンジで2分ほど加熱
- 軽くかき混ぜて砂糖とレモン汁が混ざるようにする
※柿が柔らかくなっていなければ様子をみながら追加で加熱する
柿のペースト
食感を残さず、柔らかい状態で食べたい方におすすめです。ペーストにしておけば、スイーツ作りに使ったり、炭酸で割ってさっぱりとしたドリンクも楽しめます。
▼材料
- 柿 3個(完熟しているもの)
- 砂糖
▼レシピ
- 完熟した柿を半分にカットして身の部分をザルに入れる
- ヘラを使ってこす
- こした柿と砂糖を鍋の中に入れる
- 中火で加熱して水分を飛ばす
- 完成したらびんに詰める
まとめ
今回は、柿の食べ頃のサインと食べ頃を過ぎてしまった柿の対処方法について解説しました。柿は買ってきてすぐ食べても、追熟した状態でもアレンジして美味しく食べられるので、基本的にどのタイミングで食べても問題ありません。しかし、食感に違いが出てくるので、自分がどの食感で食べたいかで決めると良いでしょう。記事を参考に美味しく柿を食べてみてください。
【参考サイト】