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【管理栄養士監修】さくらんぼは妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介!

【管理栄養士監修】さくらんぼは妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介!

さくらんぼはビタミンCやカリウム、葉酸などを含み、妊婦や乳児の食事にも取り入れやすい果物のひとつですが、食べ方や量には注意が必要です。 この記事では、さくらんぼの妊婦や乳児への影響や、食べ方について詳しく解説するほか、簡単なレシピもご紹介します。旬のさくらんぼを安全に美味しく食べるために、ぜひ参考にしてくださいね◎

妊婦にさくらんぼはNG?推奨?

結論からいうと、さくらんぼの果肉は妊娠中でも食べられる果物のひとつです。ビタミンCやカリウム、葉酸などを含むため、妊娠中の食事にも取り入れやすい果物です。むしろ母体と赤ちゃんに必要なビタミンやミネラルが摂取できるため、積極的に摂取したい果物であるといえます。

しかし果肉は安心して食べられるとはいえ、さくらんぼの種には体に害をもたらす「アミグダリン」という物質が含まれていることをご存じの方も多いでしょう。通常種は食べませんが、うっかり種を飲み込んでしまいお腹の赤ちゃんに影響がないか不安に感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

アミグダリンが含まれているのは、種の中心にある「仁(じん)」という部分。そのため種を噛み砕いたり粉末にしたりして大量に摂取しなければ、体に害が出るほど摂取することはないのです。

もっともそのような食べ方をする人はいないかもしれませんが、誤って数粒飲み込んでしまった程度では、母体および赤ちゃんに害は及ばないので安心してくださいね。

農薬の残留が心配な場合は、食べる前に流水でよく洗うと良いでしょう。

さくらんぼの栄養と妊娠中に食べるときのポイント

さくらんぼが妊婦さんにおすすめの果物である理由は、さまざまな栄養素が含まれていることにあります。さくらんぼに含まれる主な栄養素は、以下の通りです。

  • 糖質
  • たんぱく質
  • 食物繊維
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • カリウム

ビタミンB群の中には、胎児の正常な発育に欠かせない葉酸も含まれています。また妊娠中は胎児の成長や、母体の血液量の増加に伴って鉄の需要が高まり、貧血を起こしやすくなります。そのため鉄の摂取はもちろん、鉄の吸収を高めるビタミンCも不可欠です。

葉酸やビタミンC、鉄のほか、整腸作用や血糖値の安定に効果のある食物繊維、高血圧やむくみの予防・改善に役立つカリウムなども含まれているさくらんぼは、妊婦さんにとっておすすめの果物であるといえます。

さくらんぼは1日何個まで食べて良いの?

妊娠中にさくらんぼを食べる際は、ほかの果物とのバランスを見ながら適量を楽しみましょう。果物の摂取目安は1日200g程度とされています。

さくらんぼをはじめ、果物には糖質も多く含まれています。カロリーオーバーを招かないよう食べ過ぎには注意しましょう。


乳児にさくらんぼを食べさせても大丈夫?

食べられる時期が限られているさくらんぼ。旬のさくらんぼを赤ちゃんと一緒に味わいたいと思う方も多いでしょう。

ここでは、乳児にさくらんぼを安全に食べさせるためのポイントなどをご紹介します。

さくらんぼは赤ちゃんに食べさせてOK?子育てクイズ

Q
乳児がさくらんぼを食べられるのはいつ頃から?
Q
離乳食初期の乳児に与えても良いさくらんぼの目安量は?

さくらんぼは離乳食初期から食べられる

さくらんぼを食べさせられるようになるのは、離乳食が開始となる生後5~6ヶ月頃です。食物アレルギーの心配はあまりありませんが、発症する可能性はゼロではありません。まれに起こることがあるため、初めての時はごく少量から始めてくださいね。

さくらんぼに限らず、初めての食材は「1日1種類、離乳食用のスプーンで1さじ」が基本です。もし、さくらんぼを食べさせた後に体調の変化などがあれば、すぐ受診しましょう。かかりつけ小児科医の休診日や受付時間をチェックしたうえで食べさせると安心です。

離乳食の各段階での食べさせ方

離乳食初期の乳児にさくらんぼをあげる際は、種と皮を取り除きすりつぶすなどしてペースト状にします。さらに電子レンジでふつふつとするまで加熱し、冷ましてから食べさせてみましょう。

何回か食べさせてみて問題なさそうであれば加熱なしであげてみても良いですが、体調の変化を見逃さないようにしてくださいね。

各段階の形態や食べさせる量の目安は以下のとおりです。食べさせる量は、野菜と果物を合わせた1回当たりの目安です。

  • 離乳食初期(5〜6ヶ月頃):なめらかにすりつぶす(様子を見ながら少量ずつ)
  • 離乳食中期(7〜8ヶ月頃):粗くつぶしたり細かく刻んだりする(20〜30g)
  • 離乳食後期(9〜11ヶ月頃):5mm角ほどの粗刻み(30〜40g)
  • 離乳食完了期(12〜18ヶ月頃):1cmほどの角切り(40〜50g)

どの段階でも種は取り除いてあげましょう。皮は後期頃まではむいたほうが食べやすいかもしれません。赤ちゃんの体調や機嫌などに合わせて無理のないよう食べさせてみてくださいね。

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妊婦・産後時期でも簡単!さくらんぼのアレンジレシピ

さくらんぼは、葉酸、ビタミンC、カリウムなどの栄養素を含み、妊婦さんや産後のお母さんの食事、発達に応じた離乳食にも取り入れやすい果物のひとつです。は妊婦さんや産後のお母さん、離乳食にもおすすめの果物です。甘酸っぱい味は赤ちゃんの味覚にも刺激を与えてくれますよ。

ここでは、ママと赤ちゃんが一緒に楽しめるレシピをご紹介します。赤ちゃんの月齢や発達に応じて調整しながら、ぜひ作ってみてください。手順も少なく、手軽に作ることができるので、妊娠中の方も試してみてくださいね◎

さくらんぼとバナナのヨーグルト

材料

  • さくらんぼ
  • バナナ
  • プレーンヨーグルト

作り方

  1. ヨーグルトは水切りをしておく。
  2. さくらんぼは皮と種を取り除き、細かく刻む。
  3. バナナは皮をむいてフォークで潰す。
  4. ボウルにヨーグルトとバナナを入れて混ぜる。
  5. さくらんぼを加えて混ぜる。

ヨーグルトの水切りはコーヒーフィルターを使用すると便利。1〜2時間ほどおくと良いでしょう。離乳食後期頃から食べられますが、お好みで甘さを加えれば大人でも美味しく食べられるメニューです。

さくらんぼ蒸しパン

材料

  • さくらんぼ
  • ホットケーキミックス
  • 牛乳

作り方

  1. さくらんぼは種を取り除き、細かく刻む。
  2. ホットケーキミックスと牛乳を混ぜ合わせる。
  3. 2 に 1 を入れ、ざっくりと混ぜ合わせる。
  4. 3 をシリコンカップなどに半分〜八分目くらいまで流し入れる。
  5. 電子レンジで加熱する(500Wで2分ほど)。

完全に加熱されているか、竹串を刺して確認しましょう。皮ごと入れるときれいな色合いですが、離乳食の進み具合によっては取り除いてくださいね。


まとめ

さくらんぼはビタミンCや葉酸、カリウムなどの栄養成分を含み、妊娠中の食事にも取り入れやすい果物ですが、食べ過ぎは禁物です。健康的に楽しむためにも、ほかの果物もバランスよく取り入れながら、目安量を守って食べましょう。

乳児の離乳食としても活用できるので、赤ちゃんの月齢や発達に応じて調整しながら、ぜひお子さんと一緒に味わってみてくださいね◎

参考サイト

食品成分データベース(文部科学省)
妊産婦のための食生活指針(国立健康・栄養研究所)
栄養素調査関連用語集(国立健康・栄養研究所)
これから赤ちゃんを迎えるご家庭のための食中毒予防(農林水産省)
食品中の残留農薬等(消費者庁)
国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(農水省)
日本人の食事摂取基準2025年版:妊婦・授乳婦
食品成分データベース(文部科学省)

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平石奈月

平石奈月 Hiraishi Natsuki

管理栄養士

歯科医院で食事指導と口腔環境の改善に携わる栄養士としてキャリアをスタート。その後、国立研究機関での勤務を経て、現在は歯科衛生士養成校にて生化学・栄養代謝学・化学の講義を担当している。『楽しく・美味しく・元気に食べる』をモットーに、糖尿病療養指導士としての知識を活かしながら、特定健康診査の受診者を対象とした生活習慣病予防や栄養指導にも取り組んでいる。

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