ぶどうは妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介

ぶどうは妊婦や乳児が食べても大丈夫?注意点や簡単アレンジレシピも紹介

ぶどうは甘さの中に少し酸味があって、子どもから大人まで広く人気がある果物です。妊娠中の栄養バランスにもぶどうはおすすめなのですが、「妊娠中にぶどうは食べていいの?」「赤ちゃんに与えるには何ヶ月目から与えればいいの?」と、心配になるママさん、プレママさんも多いと思います。 今回は、みんなが大好きなぶどうを妊婦や乳児が食べても大丈夫なのかについてご紹介します。

ぶどうは妊婦NG?推奨?

結論から言うと、妊婦さんがぶどうを食べても問題はありません。ぶどうは美味しいだけでなく、健康を支えてくれる栄養がたくさん含まれているので、むしろ食べることをおすすめします!

ぶどうには妊婦が嬉しい栄養がたっぷり

妊娠中は女性ホルモンの影響で体がむくみやすくなりますが、ぶどうの栄養にはむくみ予防に役立つカリウムが含まれています。ですから、妊婦の大敵!とも言えるむくみを予防する効果が期待できます。塩分の摂りすぎでもむくみます。このような場合でも、カリウムが塩分を体外へ排出する手助けをしてくれます。

また、妊婦さんが不足する鉄分もぶどうに含まれています。妊娠中は臍帯や胎盤に鉄分が必要になるので、どうしても不足してしまいます。鉄分不足は赤ちゃんに影響を及ぼすこともあるので、普段から鉄分を摂取するようにしてくださいね。

ぶどうは1日何個まで食べて良いの?

妊娠中に不足しがちな栄養を摂取できるからといって、目いっぱい食べ過ぎるとカロリーオーバーになり体重増加を誘発してしまいます。やはり、何事も限度を考えて正しい量を食べるようにしてください。

ぶどうは1日に200g、デラウェアの場合は1房程度が最適な量となります。妊娠中も皮ごとぶどうを食べても問題ありませんが、食べる前にきちんと洗ってくださいね。食べ過ぎると下痢や消化不良、肥満や妊娠糖尿病のリスクもあるので適量をお召し上がりください!

乳児にぶどうは食べさせても大丈夫?

美味しいぶどうを赤ちゃんにも食べさせてあげたいけど、何ヶ月目ぐらいから与えて、どれぐらいの量から始めればよいのでしょうか?

生後5~6カ月から食べられる

ぶどうは離乳食初期段階の生後5~6ヶ月目から与えることができます。ぶどうは弾力があるので、粒をそのまま与えるのではなく、最初はぶどうをつぶして果汁だけを与えてください。

離乳初期は加熱/すりおろして食べさせる

ぶどうはフードプロセッサーやすり鉢などで潰して、お茶パックや網などを使ってこすと簡単に果汁を取り出せます。初めて与えるときは果汁だけだと味が濃すぎるので、お湯で薄めて加熱してから与えてください。

1日1/4個を目安に食べさせる

離乳食初期に1日に与えるぶどうの目安は、デラウェアなら1/4個、巨峰やマスカットのような大粒サイズなら1/16個を目安に食べさせてあげてください。

妊婦・産後時期でも簡単!アレンジレシピ

妊娠中も産後も使いたくなる、ぶどうの簡単アレンジレシピをご紹介します!

シャインマスカットのレアチーズケーキ

▼材料

【ボトム生地】

  • ビスケット・・・90g
  • バター・・・35g

【チーズケーキ生地】

  • クリームチーズ・・・200g
  • グラニュー糖・・・50g
  • ヨーグルト・・・50g
  • 牛乳・・・50g
  • 生クリーム・・・200ml
  • バニラエッセンス・・・少々
  • ゼラチン・・・7g
  • 水・・・35g

【ゼリー】

  • 水・・・250g
  • グラニュー糖・・・60g
  • レモン汁・・・大さじ1
  • ゼラチン・・・10g
  • 水・・・50g
  • シャインマスカット・・・16粒

▼作り方

  1. 【ボトム生地】ビスケットをビニール袋に入れ、細かくなるまで砕いたら、ボウルにあけ溶かしバターを加え、ゴムベラでよく混ぜる。
  2. オーブンシートをセットしたケーキ型にボトム生地を入れ、表面に艶が出るまでゴムベラで押し固めた後、冷蔵庫で冷やし固める。
  3. 【チーズケーキ生地】ボウルに クリームチーズ200g、グラニュー糖50gを加え、よくゴムベラでクリーム状になるまで練り混ぜた後、ヨーグルトを加え再びゴムベラでよく混ぜる。
  4. 生クリームを数回に分け少しずつ加え、ゴムベラでよく混ぜた後、牛乳、バニラエッセンスを加えゴムベラでよく混ぜる。
  5. ゼラチン7g、水35gを600Wの電子レンジで20秒程度温めて、チーズケーキ生地に加えゴムベラでよく混ぜ、ボトム生地が入ったケーキ型の中に流し入れ、表面が固まるまで冷蔵庫で冷やす。
  6. 【ゼリー】ボウルに 水250g、グラニュー糖60g、レモン汁大さじ1を加え、沸騰寸前まで電子レンジで温め、ゴムベラでよく混ぜる。
  7. ゼラチン10g、水50gをゼリー液に加え、ゼラチンの粒が見えなくなるまでゴムベラでよく混ぜ、荒熱をとる。
  8. 表面が固まったレアチーズケーキの上に、包丁で半分にカットしたシャインマスカットを並べ、その上にゼリー液を半分流し入れ、シャインマスカットが固まるまで冷蔵庫で冷やす。
  9. 残り半分のゼリー液を流し入れ、冷蔵庫で6時間冷やす。

電子レンジで簡単!ぶどうのコンポート

▼材料

  • ぶどう・・・500g
  • 砂糖・・・100gくらい
  • レモン汁・・・適量

▼作り方

  1. 耐熱ボウルにぶどうと砂糖、レモン汁を入れ、ラップはかけずに電子レンジで約3分30秒加熱する。
  2. ぶどうを皮つきのまま加えてふんわりとラップをかけ、約1分30秒加熱する。ぶどうの上下を返して再びふんわりとラップをかけ、さらに約1分30秒加熱する。
  3. ぶどうに密着させるようにラップをかけ直してさまし、粗熱がとれたら皮をむいてボウルに戻し入れる。冷蔵庫で3時間以上冷やす。
  4. シロップごと器に盛る。

離乳食初期からOK!ぶどうのペースト

▼材料 

  • 種なしぶどう・・・20粒
  • 水・・・適量

▼作り方

  1. 種なしぶどうはよく洗い、皮をむきます。
  2. 皮は、粒のおしりに爪楊枝で穴を開け、その切れ目から頭に向かってむくと簡単にむけます。
  3. 小鍋に皮を剥いたぶどうを入れ、水はぶどうがひたひたになる量を入れます。
  4. 鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にし蓋をして10分待ちます。蓋は少しずらしておきます。
  5. 煮えたぶどうをすり鉢ですります。煮汁は別にしておきます。
  6. ぶどうがトロトロになったら、製氷皿に流し込みます。
  7. 粗熱が取れたら冷凍庫に。半日ほど凍らせたら、ジップロックの袋などに移します。
  8. 食べる時は解凍してあげてください。初めて食べる時は一さじから。
  9. 煮汁はぶどうジュースになるので、冷凍保存しておくと便利です。

離乳食後期に!みかんとぶどうのミルク寒天

【離乳食後期】フルーツミルク寒天

▼材料

  • 粉寒天 ---1g
  • 育児用ミルク---160ml分
  • みかん---20g
  • ぶどう---10g
  • 水---160ml

▼作り方

  1. 小鍋に水を160mlと粉寒天を入れ、弱火で寒天を煮溶かす。
  2. みかんは房から取り出し、適当な大きさに刻む。ぶどうも皮をむき刻む。
  3. 1に粉ミルクと刻んだフルーツを加え、混ぜ合わせたら器に流し入れる。
  4. 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、固まったら完成。
  5. 食べる時に、細かく刻んで。

まとめ

赤ちゃんの頃から、さまざまな食材を食べさせてあげたいと思っているママさんは多いと思います。ただ、アレルギーのこともあるので心配な面もありますよね!ぶどうにもアレルギー反応が表れることもありますので、少量から与えてください。美味しくて健康にも役立つぶどうを、旬の時期に親子で美味しく召し上がってくださいね!

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