マスカットの食べ頃はいつ?タイミングの見極め方と保存方法

マスカットの食べ頃はいつ?タイミングの見極め方と保存方法

ここ近年マスカット人気はどんどん高まり、高級志向のマスカットも市場に多く出回っています。マスカット人気はまだ歴史が浅く、2006年に品種登録されたシャインマスカットを皮切りに人気が上昇し、栽培面積も拡大しています。 ちょっぴり高級なマスカット、できるだけベストな状態で食べたいですよね。今回はマスカットの食べ頃の見極め方や、美味しい状態を少しでも長く保つ保存方法をご紹介します!

マスカットはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?

インターネットで購入したメロンや柑橘類をすぐに食べると、まだ酸味が強かったり、硬かったり、甘みが十分でないことありませんか?そんな場合は、少し保存しておくことで柔らかくなり、甘くなっていますよね。マスカットも同じように、酸味が強く甘みが足りない場合は保管しておいたほうがよいのでしょうか?

マスカットは追熟する?

マスカットを食べて、もし酸味が強く甘みが足りないと感じたとしてもすぐに召し上がってください。マスカットはメロンや柑橘類とは違い追熟しないフルーツです。マスカットを含むぶどうやさくらんぼ、日本梨などは追熟しないので、購入後できるだけ早く食べることをおすすめします。

マスカットの美味しい食べ方

マスカットは高級なフルーツなので日常的には購入しづらいので、できるだけ長持ちさせながら、毎日じっくり美味しさを味わいたいものですよね。

美味しさを長持ちさせたい場合は、マスカットを保存袋に入れて保管すると鮮度が失われにくくなります。すぐに腐るわけではありませんが、日を重ねる度に甘みが低くなってくるので、購入して2日から3日以内には食べきってください。

おすすめの食べ方は、購入したてのマスカットを冷蔵庫で約30分から1時間程度冷やしてから食べる食べ方です。マスカットを冷やしすぎると十分な甘さを感じなくなるため、少しだけ冷やすことがポイントです。

マスカットの食べ頃サインは?

マスカット1房の中でも美味しい部分をご存じですか?答えは房の上側のほうです。イチゴはヘタと反対側の下側が一番甘いので、勘違いしている人もいるかもしれませんが、マスカットを少しでも美味しく食べたいと思う人は、房の下側から食べ始め、徐々に上側を食べてください。最初に甘いものを食べてしまうと、甘みを感じられなくなってしまいます。

軸が緑色で太いもの

美味しいマスカットを見極めるポイントは、房の上部から軸の部分を確認してください。新鮮なマスカットは軸の色が緑色です。逆に収穫から時間が経過したものは、軸が茶色に変色しています。マスカットは追熟しないため、できるだけ軸が緑色で新鮮なものを選んでください。

そして、軸が太いものは果実にしっかり栄養を蓄えている証拠になります。栄養をたっぷり吸収したマスカットは、甘くて美味しいマスカットだと言えます。

粒にハリがあって大きさが揃っているもの

新鮮なマスカットは水分をたっぷり含み、粒にハリがあります。ですので、果皮がツヤツヤとしてハリがあるマスカットは新鮮なものと言えます。そして、粒のサイズにも注目してください。粒が大きいもの、小さいものより、1房全体の粒の大きさが均等であるかにポイントを置いてください。大きさにバラつきがあるマスカットは部分的に味が落ちます。

甘いものを選びたいなら黄色っぽいマスカットを

マスカットを想像したとき、色は緑色を想像しますよね。マスカットは緑色だから、甘いマスカットを選ぶ基準は鮮やかな緑色のものだと思っていませんか?実は甘いマスカットは黄色に近い色になります。甘さを優先したい場合は、黄色いマスカットを選んでください。

マスカットの香りが強いものに重点を置いて選びたい場合は、緑に近い色濃いものを選んでください。マスカット特有の香り高い美味しさを満喫できます。

食べ頃を過ぎたマスカットはどうしたらいい?

マスカットは水分を多く含んでいるため、傷みやすいデリケートなフルーツです。毎日味わいながら少しずつ食べて行こうと思い、大切に冷蔵庫で保管していたら食べ頃を過ぎてしまった、という失敗をした人もいるのでは?どんな状態になった場合に廃棄するべきなのでしょうか。

食べ頃を過ぎてしまったマスカット

食べ頃を過ぎたマスカットを食べてみると、前に食べた時より甘みが減ったように感じますが、違和感を感じない限り食べても大丈夫です。

触ると柔らかくなっていたり、粒が軸から落ちたりしているものは劣化が進んでいるので、先に食べてしまいましょう。軸から落ちたぶどうの剥がれた口の部分が茶色く変色してカビが生えていたり、ブヨブヨになっていたり、酸っぱいニオイがする場合は腐っている可能性が高くなります。この場合は食べずに廃棄してください。

食べ頃を過ぎたマスカットの簡単!アレンジレシピ

モッツァレラチーズとシャインマスカットのサラダ

▼材料

  • ひとくちモッツァレラチーズ・・・1袋
  • シャインマスカット・・・10粒
  • 生ハム・・・3枚
  • ベビーリーフ・・・適量
  • スペアミントの葉・・・10枚
  • Aオリーブオイル・・・大さじ1と½
  • Aレモン汁・・・小さじ1
  • A塩・・・小さじ¼
  • Aこしょう・・・適量

▼やり方

  1. スペアミントの葉は細かく刻み、Aを加えてよく混ぜておく。
  2. ベビーリーフは洗い水気をきる。シャインマスカットは半分に切り、生ハムは食べやすい大きさに切る。ひとくちモッツァレラチーズは水気をきる。
  3. 2によく混ぜた1を加え、全体を和える。
シャインマスカットのフルーツサンド

▼材料

  • シャインマスカット・・・32粒(約1パック)
  • クリームチーズ・・・90g
  • 生クリーム・・・150ml
  • 砂糖・・・大さじ3
  • レモン汁・・・大さじ1/2
  • サンドイッチ用食パン・・・8枚

▼やり方

  1. クリームチーズは室温に戻す。
  2. 1のボウルに、砂糖を入れてなめらかになるまで混ぜ、生クリームを加えて泡立て、レモン汁を加えて混ぜる。
  3. 食パン2枚に2を塗り、シャインマスカットを1枚の中央に4粒、両サイドに2粒ずつ並べ、もう1枚で挟む。同様に3個作る。
  4. ラップで包み、軽く重しをしてしばらくおき、シャインマスカットが4粒並んでいる上から半分に切る。
シャインマスカットゼリー

▼材料

  • お湯・・・250cc
  • ゼラチン・・・5g
  • さとう・・・20g
  • シャインマスカット・・・5粒
  • レモン汁・・・小さじ2

▼やり方

  1. シャインマスカットを半分、または1/4にカットします。
  2. 250mlのお湯にゼラチン5gを溶かします。
  3. 砂糖とレモン汁を加えます。
  4. 型にシャインマスカットを並べ、3を流して冷蔵庫で冷やせば完成。

まとめ

マスカット香の良い香りと、甘みが強いマスカット。新鮮なうちに食べきるのがおすすめですが、食べ頃を過ぎたらアレンジレシピで、マスカットのまた違う美味しさを堪能してください!

SHARE

Xシェアボタン facebookシェアボタン lineシェアボタン ポケットシェアボタン はてなブックマークシェアボタン noteシェアボタン

関連する記事

食べ頃に関する記事

ぶどうに関する記事

人気の記事