マスカットは妊婦や乳児が食べても大丈夫？注意点や簡単アレンジレシピも紹介

マスカットは妊婦NG？推奨？

妊婦さんがマスカットを食べても問題はありません。厚生労働省からもマスカットなどの果物を食べることを推奨しています。ただし、食べ過ぎには注意が必要です！

食べ過ぎは下痢や腹痛の原因に

マスカットに含まれる栄養素には、ビタミンⅭやポリフェノールが含まれています。ビタミンCは、鉄分の吸収を助けてくれる役割があります。妊娠中は貧血になりやすいため、妊娠中にも積極的に取り入れたい栄養素です。

ポリフェノールは、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす原因ともなる活性酸素を取り除き、酸化を抑える働きがあります。しかし、身体に良いからといって、マスカットを過剰摂取しすぎるのは良くありません。食べ過ぎは下痢や腹痛の原因ともなりますので、限度を考えて食べましょう。

マスカットは1日何個まで食べて良いの？

厚生労働省は、果物1日の摂取量目安を200g以上を推奨しています。マスカット1粒の重さは約10gなので、1日20粒程度が目安量となります。マスカットは皮ごと食べられるので、必ずよく洗ってから召し上がってください。

乳児にマスカットは食べさせても大丈夫？

マスカットは乳児に食べさせても問題ありません。甘くて美味しいマスカットは幼少期の子どもにも食べやすく、ポリフェノールやビタミン、カリウム、食物繊維などが含まれているのでおすすめです！

生後5カ月から食べられる

マスカットは消化が良く、酸味が弱いので離乳食に向いている食材と言えます。マスカットは生後5か月ごろから食べさせることができますが、最初は皮付きのままではなく、食べやすいように月齢に合わせた調理方法で与えてください。

離乳初期は細かくみじん切り

マスカットの1粒は大きいため、丸ごと与えてしまうと、喉を詰まらせたり窒息させたりする危険性があります。離乳初期の乳児には、外皮と種を取り除き、包丁で細かくみじん切りにして与えます。

マスカットは弾力があるので、気になる場合は電子レンジなどで加熱すると柔らかくなるので、お腹に優しいです。また、熱を加えることで、食中毒の予防にも役立ちますし、アレルギーが出にくくなります。

1日1～2個を目安に食べさせる

乳児に初めてマスカットを与える場合は、スプーン1杯から始めてください。その後、様子に変化がなければ、日を追って少しずつ量を増やしてあげてください。欲しがるからといって、一度にたくさん与えると腹痛や下痢の原因になるので控えましょう。

初めてマスカットを与えるとき、心配になるのがアレルギーです。マスカットのアレルギーはあまり聞いたことがありませんが、口腔アレルギー症候群の症状が現れることがあります。口腔アレルギー症候群は、特定の食品を食べると口の周辺、舌、唇が赤く腫れることです。

まれに、嘔吐や下痢、蕁麻疹（じんましん）が全身に現れ、呼吸困難になるケースもあるようです。乳児に初めてマスカットを与える場合は、万が一のことも考え、病院に駆け込める午前中がおすすめです。

妊婦・産後時期でも簡単！アレンジレシピ

簡単で美味しい、マスカットのアレンジレシピをご紹介します！

シャインマスカットとチーズ2種類

▼材料

▼作り方

切り餅でシャインマスカット餅

▼材料

▼作り方

シャインマスカットのオープンサンド

▼材料

▼作り方

離乳食中期から♪シャインマスカットのホットヨーグルト

▼材料

▼作り方

まとめ

甘くて爽やかな香りが特徴のマスカット。美味しいし栄養も豊富なので、妊婦中にも積極的に食べたい果物です。離乳食期は味覚を育てる時期でもあるので、マスカットも含む色々な食材にトライしてくださいね！

【参考サイト】