マスカットの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいマスカットのサイン

マスカットの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいマスカットのサイン

マスカットの保存方法についてご紹介いたします。

マスカットは収穫後、一定期間保存しておいても追熟しない果物。できるだけ早めに食べてしまったほうが良いのは分かるのですが、高級品なので何日かに分けてゆっくり味わいたいものですよね。少しでも日持ちするような方法はないのでしょうか?

今回は、マスカットを少しでも長く美味しい状態で保存するためのコツと、早く食べたほうがよいマスカットのサインをご紹介します。

マスカットの保存期間の目安は2~3日

果物によっては、一定期間保存しておくことで甘みが増し(追熟)ますが、シャインマスカットは追熟しない果物です。ですので、購入したらできるだけ早く食べてしまうことがおすすめです!保存期間が長くなると、美味しさが失われていきます。

マスカットの美味しさを日持ちさせるには?

早く食べたほうがいいとは知っていても、少しでも日持ちさせて、長い期間味わいたいものですよね!そこで、シャインマスカットを日持ちさせるコツがあるので、ポイントをご紹介します。

常温で保存する場合

シャインマスカットは常温でも保存可能。でも、部屋の温度が暑くなりすぎる場合は味が多少劣化しますが、冷蔵庫での保存がおすすめです。常温での保存期間は2~3日程度です。直射日光を避け、温度と湿度が高くなりすぎない冷暗所で保管しましょう。

皮についた白い粉(ブルーム)は落とさない。

シャインマスカットの表面をよく見てみると、ブルームと呼ばれる白い粉がついています。これは汚れでも農薬でもなく、マスカットが病気や水分蒸発を防ぐために果実が自然分泌する成分です。体に害のあるものではないのでご安心ください。ブルームが付いていると、水分の蒸発が予防できるので、みずみずしさが長持ちします。

ブルームを洗い流さないで保存してください。シャインマスカットを水洗いする際は食べる前がおすすめです!

実を取り外すときはハサミを使って!

軸から取り外して保存する場合は、手でちぎり取るのではなくハサミを使ってください。手でちぎり取ると、皮が取れたり穴が空いてしまいます。そこから劣化や腐敗が進みますので、ハサミで丁寧に1粒ずつ取り外してください。

コツは、果実に軸が2~3mm程度残るようにして切り離すと劣化しにくくなります。

冷蔵保存の目安とコツ

冷蔵庫保存したマスカットの賞味期限の目安は、3日から1週間です。その場合、野菜室のほうがシャインマスカットにとって適温になるので野菜室で保存してください。

冷蔵保存する手順

  1. 実を房から1粒ずつハサミで切り離す。
  2. キッチンペーパーを敷いた密閉容器に間隔をあけて並べる。
  3. 最後に実の上にキッチンペーパーを乗せ、密閉容器のフタを閉めて野菜室で保存する。

実を軸から切り取る際は、2~3mm程度残して切り取ることがポイントです!保存袋や保存容器に入れて、野菜室の冷気が直接当たらないようにして保存します。

冷凍保存の目安とコツ

冷凍保存したシャインマスカットは、2~3週間を目安に食べきってください。

冷凍保存する手順

  1. 実を房から1粒ずつ切り離す
  2. 実をやさしく洗い、丁寧に水気を拭く
  3. 実と実がなるべく接触しないように間隔を空け、フリーザーバックや密閉容器に入れて冷凍保存をする。

冷凍する前に実を洗うことがポイント!保存期間が長くなるとシャインマスカットの香りや味が落ちていくので、長持ちはしますが早めに食べきってください。風味がおちても大丈夫なら、1ヵ月程度保存できます。

召し上がるときは、完全に解凍せずに半解凍状態がおすすめです。10秒ほど流水にさらすと、シャリシャリとした食感が残り、シャーベット感覚で召し上がれます。全解凍すると、シャインマスカットのハリが失われ、ブヨブヨとした食感になり食味が悪くなります。

剥いた/カットしたマスカットの日持ちは?

剥いたりカットしたマスカットは、できるだけ早く食べてください。皮を剥いてから冷蔵庫で保存すると酸化してしまい、色が変色することもあります。こうなると美味しくなくなるので、できれば皮付きのまま保存しましょう!

こんなマスカットは早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

房から落ちてしまったマスカットは劣化しやすいので、できるだけ早めに食べるか消費しましょう!また、ハリがなくなり、さわると柔らかくなってきたものも劣化が進んでいます!

柔らかくなっている

マスカットが劣化してくると、果実にハリがなくなり、ふにゃふにゃとした感触になります。傷んだ所からカビが生えたり、ツンとした酸味があるニオイがある場合は腐っていますが、柔らかくなっている程度なら食べられます。

軸の色が茶色になった

新鮮なシャインマスカットの軸は緑色です。鮮度が下がるにつれ、緑色から茶色に変色していきます。軸が茶色になったら食べ頃を過ぎてしまった証拠です。

持ち上げると粒がボロボロと落ちる

シャインマスカットの房を持ち上げると、粒がボロボロと落ちてくる場合は劣化が進んでいます。軸から外れても食べられますが、はがれた部分の果肉が変色していたり、カビが生えている場合は廃棄してください。

大量消費レシピを活用しよう

マスカットサイダーゼリー

▼材料 (2人分)

  • 水 100cc
  • クックゼラチン 10g
  • サイダー 400cc
  • レモン汁 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • シャインマスカット 適量

▼作り方

  1. 鍋に水とゼラチンを入れて火にかけ、しっかりと溶かします。
  2. ゼラチンが溶けたらレモン汁と砂糖を入れてよく混ぜます。
  3. 火を止めて、サイダーを入れます。
  4. 炭酸を飛ばさないようにゆっくり入れる。
  5. カップにシャインマスカットを何粒か入れます。
  6. 3の液を入れます。
  7. 冷蔵庫でしっかりと冷やし、最後にシャインマスカットを乗せる。

まとめ

シャインマスカットは日持ちがしない果物なので、できるだけ早く食べきってください。冷凍保存すると、長持ちする上にシャリシャリとした食感も楽しめるので、ぜひお試しください!

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