パッションフルーツ栽培の魅力について知ろう!
パッションフルーツの栽培には下記のような魅力があります。ここでは、それぞれの魅力について詳しく解説します。
美味しいパッションフルーツを気軽に食べられる
パッションフルーツを自宅で育てる魅力は、なんといっても新鮮な状態ですぐ食べられることです。お店で買うパッションフルーツは、収穫されてからスーパーに並ぶまでに時間がかかってしまいますが、自宅で育てれば収穫してすぐ食べられます。
お店で買うよりコスパが良い
シーズンにもよりますが、パッションフルーツは、1個当たり200〜300円と高額なものが多いです。1個ずつ食べるならあまり家計は圧迫されませんが、たくさん食べたい場合には高額になってしまう可能性があります。そのため、お店で購入するより、自宅で育ててしまった方がコスパが良いでしょう。
じっくり育てられる
パッションフルーツは、他の果物や野菜に比べて、育てるのに時間がかかります。そのため、じっくり家庭菜園に挑戦してみたい人におすすめです。水をやったり、肥料をやったり
手間暇がかかりますが、手間をかけた分美味しく食べられます。
パッションフルーツの育て方・栽培方法の紹介!
ここでは、パッションフルーツの育て方や栽培方法を詳しく紹介します。
種まき・苗づくりの方法と時期
パッションフルーツの種まきは、4〜5月の間にしましょう。もし、タネにゼリー状の発芽抑制剤がついている場合は、軽く水で洗い流してから土に植えてください。
植え付け・定植の方法と時期
地植え
2週間前には土を耕して、腐葉土と混ぜておきましょう。水はけが良い場所に植えるようにしてください。
鉢植え
根をはるので30㎝以上の深さがある鉢植えを用意してください。基本的に一つの苗に対して1つの株を植えます。
プランター
植える2週間前には肥料を入れて準備しておきましょう。、鉢植えと同様に深さがあるものを選んでください。
定植後の栽培管理と頻度
水やり
パッションフルーツは、乾燥に弱く、水を多く必要とする植物です。そのため、水やりは様子をみながら1日に2回ほど行ってください。また、水の量も鉢の底から水が出てくる程度の量をあげてください。
摘芯・摘蕾・摘花・芽かき
つるが伸びてきたらできるだけ先端の方をカットしてください。
肥料・追肥
1週間に1回のペースで液肥を与えてあげましょう。株が馴染んできたら、実をつけやすくするためにリン酸肥料を使ってみてください。
病害虫対策
アブラムシがつく可能性があります。大量にアブラムシが発生している場合は、市販の殺虫剤を利用してみましょう。
収穫
5月ごろに開花が始まって、約2ヶ月ごろに収穫を迎えます。果実は、紫色になって少し重量が出てきたら収穫のタイミングです。収穫してすぐのパッションフルーツは、酸味が強いため、果実の表面にシワが出てくるまで放置してから食べると甘みを楽しめます
パッションフルーツ栽培でよく発生する問題と原因
ここでは、パッションフルーツの栽培でよく発生する問題と原因を解説します。
虫が発生する
風通しの悪い場所や水はけがよくないと、虫が発生しやすくなります。そのため、できるだけ日のあたる場所で育てましょう。もし、虫が発生してしまったら、市販で売っている殺虫剤を使用してください。
実がならない
果実ができない場合、人工授受粉を行いましょう。パッションフルーツの花が咲いたら、綿棒で雄しべから花粉を採取して、雌しべに擦り付けましょう。
葉っぱや花に元気がない
葉っぱや花に元気がなければ、まず太陽の光を浴びせて水をしっかり与えてください。ほとんどの場合は、太陽の光を浴びせたり、水を与えることで改善されることが多いですが、それでもよくならない場合は、肥料を与えて様子を見てみてください。
映えて美味しいパッションフルーツを育てるコツは?
果実が地面に落ちないようにする
果実が地面に落ちると果実に傷がついてしまったり、最悪の場合、中身が出てしまうこともあります。そのため、果実が熟し切って落下する前にハサミでカットするのがおすすめです。
太陽の光をいっぱい浴びせる
パッションフルーツは、太陽の光をいっぱいに浴びせることで果実が大きく美味しく育ちます。大きく綺麗な果実を育てるためには、太陽の光をいっぱいに浴びせて育てるようにしましょう。
肥料を使う
パッションフルーツを美味しく育てるには、肥料を使うのも検討しましょう。太陽に光や水の量、気温などパッションフルーツが美味しく育つには、様々な要素が必要です。しかし、こちらでコントロールできないこともあるので、うまく育っていない時には肥料も使ってください。
まとめ
今回は、パッションフルーツの育て方を解説しました。パッションフルーツは、広い土地でなくとも、鉢やプランターでも育てられます。パッションフルーツを自分で育てれば、新鮮で美味しい状態でいつでもすぐ食べられます。記事を参考に、パッションフルーツを育ててみてください。