スイカ栽培:土作り
植え付けの3週間前に堆肥し、2週間前に石灰を入れて耕します。
pHは6.0〜6.5程度が目安です。
植え付け1週間前に元肥を入れ、株間80-100cm間隔で畝を立てます。
立てた畝にはマルチシートを張っておくことをおすすめします。
スイカ栽培:植え付け
スイカを植え付ける際は、通路側に寄せて植え付けます。
こうしておくことで、摘心などの管理作業が容易になるります。
また、追肥を通路にばらまくだけで届けることができ、作業がしやすくなります。
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※2024年4~8月のデータスイカ栽培:仕立て(摘心・つる管理)
スイカを植えて、最初に伸びてくるつるのことを「親づる」と呼びます。
親づるの節から発生するわき芽のことを「子づる」と呼びます。
更にその子づるから発生するわき芽を「孫づる」と呼びます。
今回は玉の大きさに応じて二つの仕立て方を紹介します。
スイカの仕立て:大玉の場合
今回は、子づるを4本残し、果実を2個成熟させる方法(子づる4本整枝2果どり栽培)をご紹介します。
この栽培方法の場合、16〜22節あたりの3番花に着果させるのがよいとされています。
低節位だと玉が小さく平たくなりやすく、高節位だと大玉過ぎて玉が空洞になったり割れてしまったたりする原因になります。
スイカの仕立て:小玉の場合
今回は、子づるを4本残し、果実を3個成熟させる方法(子づる4本整枝3果どり栽培)をご紹介します。
この栽培方法の場合、着果までの孫づるは除去しましょう。
15-20節で着果させ、着果節以降の孫づるは草勢に応じ放任します。
1番果収穫後、草勢が安定していれば2番果を着果させて6玉収穫を目指しましょう。
スイカ栽培:追肥
順調に成長しているようであれば、花が咲き始めたことを確認するまでは追肥は控えましょう。
花が咲き始めた頃に1回目の追肥を一握り程度、2回目の追肥は、果実の大きさがこぶし大のときに同量を、マルチを外すか穴を開けて畝の中に散布します。
植え付けを通路際にした場合は、通路にばらまいておいて大丈夫です。
スイカ栽培:摘果
摘果の適切なタイミングは、授粉後10日程度です。
大玉スイカをつくる場合はこぶし大くらいの大きさになったとき、3本のつるから形の良いものを一つ選んで、残りを摘果しましょう。
終わりに
今回はスイカの栽培方法についてご紹介しました。
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