庭の一角で、余っているプランターで、
家庭菜園を始めてみたいけど、いままで育てた経験がないし何を育てたらいいのかわからない…
という方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭菜園は、一度始めてみると意外と楽で楽しいものです!
それほど手間をかけなくても、楽に収穫出来て、失敗することの少ない作物もいくつかあります。
今回は、 家庭菜園を始めてみたい!という方にお勧めの野菜をいくつかご紹介します。
ハーブ
ハーブと一口に言ってもその種類は実に多いので、色んな種類を少しずつ育ててみるという楽しみ方もできます。食用として、ハーブティーやサラダ、肉料理の材料として使うことができる一方、そのほかにもハーブソープ、入浴剤、染料など、本当に多種多様な使い方をすることができます。ただ、食用として使う場合は乳幼児や妊娠中の女性は注意が必要になる場合もあるので、よく調べるようにしましょう。
枝豆
大豆を若いうちに収穫して野菜として食べるのが枝豆で、主にビールのおつまみとして人気です。夕飯のビールのつまみに、自分で育てた枝豆を用意するのも最高なんじゃないでしょうか。4月から5月に種を蒔き、8月の夏真っ盛りの時期に収穫するのが最もスタンダードな栽培時期です。20度以上の日当たりが良く、かつ風通しの良い場所で育ちやすいです。
リーフレタス
リーフレタスとは、サニーレタスに代表される結球しないレタスのこと。小型なので、苗を植えてから30日程度で収穫を始めることができます。ガーデンベビーという種子を使うと色んな色のレタスが育ち、味はもちろんのこと、目でも楽しむことができます。種まきから収穫まで2か月ほどで収穫でき、株ごと収穫しなければ何度も伸びてきてくれるので、一週間おきくらいの頻度で収穫できるのも大きな魅力です。
水菜
京都で発達した野菜で、関東では京菜とも呼ばれる水菜。そのシャキシャキとした触感から鍋やサラダ用として大人気です。9月ごろに種まきをして、12月から3月に変えての冬の期間に収穫することができます。小さくても食べることはできるので、使いたくなった日に随時収穫するというような食べ方も可能です。
小松菜
秋ごろに種まきを行ない、11月から2月くらいの時期に収穫するのが旬の時期の栽培方法です。2か月弱ほどで収穫することができます。小松菜には長葉系と丸葉系の二つの種類がありますが、栽培するには耐暑性や耐寒性が優れている丸葉系の方がおすすめです。
ルッコラ
独特の香りと辛味で人気の高いアブラナ科の野菜で、ハーブの一つにも数えられます。30日ほどで収穫ができ、管理もそれほど大変ではないので、初心者にうってつけの野菜と言えます。リーフレタスと同様に何度も繰り返し収穫出来、少ない面積からたくさん収穫できるのもおすすめポイントです。春や秋に栽培するのが適しています
ラディッシュ
ラディッシュは、姿かたちは赤いカブのように見えますが、正確には短期間で収穫することができる小型のダイコンの一種です。プランターの小さなスペースでも楽に栽培することができます。また、根の部分はもちろん、葉も栄養たっぷりでサラダなどで美味しく食べられるのも魅力の一つです。
もやし
最後に紹介するのはもやし。もやしの栽培には庭やプランターも必要なく、キッチンなど屋内の一角で育てることができます。栽培期間はなんと10日!。他の野菜とは比べ物にならない短さですね。そのうえ屋内での栽培なので害虫の被害や、天候の心配をする必要もありません。最も楽に栽培を始められる野菜なのではないでしょうか。