さつまいも栽培の魅力について知ろう!
美味しいさつまいもを気軽に食べられる
さつまいもを自宅で育てる良さは、いつでも気軽に食べられることです。スーパーに買いに行く手間があったり、オンラインストアで買うと自宅まで届くのに時間がかかる可能性があります。しかし、自宅でさつまいもを育てれば、自分の好きなタイミングで収穫できるだけでなく、収穫したての新鮮なさつまいもが食べられます。
栽培する過程を楽しめる
タネや苗のどちらで育てるかによりますが、基本的にさつまいもを育てるのには時間がかかります。そのため、自分の手で一から栽培して、収穫するまでの体験が楽しめます。収穫するには、芋掘りが必要なので、子供と一緒に楽しめるのも魅力です。すぐに食べたい人には、自宅で栽培するのはあまりおすすめできませんが、じっくりと過程を楽しめる人にはおすすめです。
コスパが良い
さつまいもが好きな方は、毎日食べたり、料理やお菓子作りで使うケースもあるかもしれません。その場合、スーパーで毎回買っていると高くついてしまう可能性がありますが、自宅でさつまいもを育てていれば、自分の食べたい量だけ育てられるのでコスパが良いです。たくさんさつまいもを食べたいなら、自宅で育てるのがおすすめです。
さつまいもの育て方・栽培方法の紹介!
ここでは、さつまいもの育て方について解説します。
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※2023年10月~2024年8月のデータ種まき・苗づくりの方法と時期
さつまいもは寒い季節には育ちにくいので、種まきや苗作りをするには、4〜5月の暖かい時期にしましょう。
植え付け・定植の方法と時期
地植え
苗を地植えするなら、10㎝ほどの穴を掘って植えましょう。この時、葉っぱが見えるように茎の部分を地面に植えてください。また、隣に別の苗を植えるなら20〜30㎝以上の間隔をあけてください。
プランター
プランターでもさつまいもは育てられます。できるだけ、日が当たる風通しの良い場所に設置しましょう。栽培を始めるのは、6〜9月ごろに栽培しましょう。
定植後の栽培管理と頻度
水やり
さつまいもは、太陽の光をいっぱいに浴びて育つので、土がすぐに乾いてしまいます。そのため、土が乾いていないか定期的にチェックして水をあげるようにしてください。
つる返し
さつまいもが育ってくるとツルが伸びて地面についてしまいます。この時、さつまいものツルが地面についていると、そこから根が張って、さつまいもの実が育ってしまいます。こうなると、本来栄養が必要なさつまいもに十分な栄養がいきわたらなくなってしまうので、ツルを持ち上げて葉っぱの上にかけて地面から離すようにしてください。
肥料・追肥
葉の部分が育ちすぎると、さつまいもの実の部分に栄養がいきわたらなくなる可能性があります。そのため、窒素が入った肥料はあまり使わないようにしましょう。また、基本的にさつまいもは、肥料をあまり必要としない野菜なので、明らかに元気がない場合のみ使用しましょう。
病害虫対策
さつまいもには、アブラムシやコガネムシなど害虫が発生します。そのため、見つけたら早めに取り除くが、事前に殺虫剤を使用してください。
収穫
さつまいもの収穫は10月〜11月ごろになります。スコップを使って掘り起こしますが、思いっきりすくってしまうと、さつまいもの実の部分が傷ついてしまうので、実の周りについている土を少しずつ掘り起こすようにしてください。
さつまいも栽培でよく発生する問題と原因
さつまいもを栽培する時によく発生する問題について解説します。
実が小さい
実が小さいのは、ツルが多く育ちすぎているのが原因です。実の部分に栄養がいきわたらず、サイズが小さくなっています。うまく育っていないと思ったら、つるを減らしてみましょう。
さつまいもが甘くならない
さつまいもが甘くならないのは、つるに栄養を持っていかれているためです。肥料を与えすぎて葉っぱの部分が育ちすぎている可能性があります。そのため、肥料を与える量には十分に注意しましょう。
白っぽい液体がついている
白っぽい液体は、さつまいもが切られた時に出てくる「ヤラピン」と呼ばれる成分です。そのため、この液体が実の部分についていても問題なく食べられます。時間が経つと黒っぽい色に変化しますが、この場合も同様に食べて大丈夫です。ただし、念の為、匂いを確認して腐っていないかチェックしてください。
映えて美味しいさつまいもを育てるコツは?
ここでは映えて美味しいさつまいもを育てるコツについて解説します。
太陽の光をよく浴びせて育てる
さつまいもが美味しく育つためには、太陽の光をよく浴びせて、水を与えるようにしてください。環境を整えることで、栄養たっぷりの新鮮なさつまいもが育ちます。
早めに害虫対策をする
見た目も綺麗なさつまいもを作るには、早めに害虫対策をしておくのがおすすめです。海中がついてしまうと、上手く育たないだけでなく、最悪の場合、食べられなくなってしまうこともあります。
肥料を与えすぎない
さつまいもは肥料を与えすぎると、葉っぱの部分が育ってしまい、実が小さくなってしまうこともがあります。そのため、肥料を使う場合は大量に与えず、サポートとして適量与えるようにしてください。
まとめ
今回は、さつまいもの育て方について解説しました。さつまいもは、自宅で育てると栽培から収穫までを楽しめる野菜です。特別な環境は必要なく、自宅のベランダや庭で栽培できます。記事を参考に美味しいさつまいもを育ててみてください。