柿栽培の魅力について知ろう!
まず、柿栽培の魅力について解説します。
美味しい柿を気軽に食べられる
柿が好きな人は、スーパーやオンラインストアで買うと、高くついてしまうデメリットがあります。しかし、柿を自宅で育てればコスパよく、いつでも新鮮な状態で美味しい柿を食べられるのが魅力です。また、オンラインストアで買うと自宅に届くまで時間がかかりますが、自宅で育てていれば、いつでも好きなタイミングで柿が食べられます。
じっくりと栽培を楽しめる
柿を育てるのは時間がかかります。また、柿ができるようになるためには、水をあげたり、常に様子をみる必要があります。そのため、果物を長期間かけてじっくり育ててみたい人に最適です。手間暇はかかりますが、その分美味しく、自分の好みの柿を育てられるのも魅力です。
開花時期にはお花見も楽しめる
柿は開花すると小さい白色や黄色の花が咲きます。お花見と聞くと桜や梅をイメージしがちですが、柿の花でお花見しても楽しめます。植物は、育てる時に花が咲くところをみて育ててるのを終わりにしたり、またタネを植えて育てることが多いですが、柿なら花が咲くところも実を食べるのも楽しめるのが魅力です。
柿の育て方・栽培方法の紹介!
ここでは、柿の育て方や栽培方法について解説します。
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※2024年8月のデータ種まき・苗づくりの方法と時期
柿は種から育てる場合、11〜3月の間に巻くのがおすすめです。
1:育苗ポットに赤土とタネを入れる
2:水やりをして太陽の光を浴びせる
3:葉っぱが4〜5枚ほど生えてきたら地面に植える
植え付け・定植の方法と時期
地植え
2〜3月ごろに植えましょう。日当たりが良い場所に植えるのがポイントです。
鉢植え
地植えと同様の暖かくなってきた2〜3月ごろに植えましょう。鉢植えを選ぶ場合、苗より少し大きい6〜8号のものを購入するのがおすすめです。
プランター
鉢植えと同様に、プランターに苗を植える場合も暖かい2〜3月ごろに苗を植えてください。苗に対して一回り大きいものを選びましょう。
定植後の栽培管理と頻度
水やり
土が乾いてきたらできるだけたくさん水をあげましょう。この時、水捌けの悪い土地に植えてしまうと腐ってしまうので注意してください。
摘芯・摘蕾・摘花・芽かき
剪定(せんてい)は、枝が混み合っていて太陽の光が当たらなそうな部分をハサミでカットしてください。枝が折り重なるように育ってしまうと、太陽の光が当たらず、枯れてしまうおそれがあるので、必ず剪定を行いましょう。
柿は摘蕾も必要です。1つの枝に3〜5ほど残して、他のものは、ハサミや手で取り除いてください。
肥料・追肥
植え付けたあと、様子を見ながら有機質肥料を少しずつ使いましょう。
病害虫対策
柿の代表的な害虫は「カキノヘタムシ」です。主に6〜8月ごろに発生します。カキノヘタムシはヘタから侵入し、実を食べてしまうので薬剤で対策しましょう。
収穫
柿がオレンジ色になったら収穫のタイミングです。収穫の時期は8〜12月がメインです。実は、ハサミでカットして収穫してください。柿は収穫のタイミングにそのまま放置してしまうと翌年以降から実があまりつかなくなってしまうので、できるだけ早めに収穫しましょう。
柿栽培でよく発生する問題と原因
柿の育て方に次いて解説しましたが、ここでは栽培の時によく発生する問題と原因に次いて解説します。
枝や実に模様がでている
枝や実に斑点模様が出てきたら注意が必要です。これは、「炭そ病」と言われるもので、菌が雨水によって柿の枝や実に飛び散り、発症してしまう病気です。もし、「炭そ病
」が発生してしまったら、その部分の枝や実をハサミでカットしましょう。
開花しない・実がならない
開花しない・実がならない場合は、必要な栄養が不足している場合が多いです。そのため、太陽の光をよく浴びせたり、水やりをするだけでなく、肥料も与えてあげましょう。
害虫が発生する
柿には、カキノヘタムシやカメムシなどの害虫が発生します。これらの虫は、柿がうまく育たなくなる原因になるだけでなく、柿を食べられてしまうこともあります。そのため、殺虫剤や薬剤で素早く対応しましょう。
映えて美味しい柿を育てるコツは?
ここでは、見た目も綺麗な柿を育てるために注意しておきたいポイントについて解説します。
均等に太陽の光が当たるようにする
柿の木が成長してくると、木や葉っぱが生い茂って、実の部分にうまく太陽が当たらなくなってしまうこともあります。色がしっかりとついてツヤがあるを育てるためにも、折り重なって成長している葉っぱや木はカットしておくと良いでしょう。
病気を早く発見・対処する
柿には炭そ病や葉っぱ病など多くの病気にかかってしまう可能性があります。発見したら早めに病気にかかてしまった部分を取り除き、他の柿に影響が出ないように対処しましょう
害虫対処を早めにする
柿は、カメムシやカキノヘタムシなど多くの害虫が発生してしまう可能性があります。害虫
対策を早めにしておくことで、見た目も綺麗な柿ができるので、実がなる前に使える殺虫剤を用意したり、害虫がついてないか日々チェックしましょう。
まとめ
今回は、柿の育て方について解説しました。自分で育てれば、新鮮で美味しい柿がいつでも食べられます。じっくり育てられるので長期間かけて果物を育ててみたい人におすすめです。記事を参考に美味しい柿を育ててみてください。