今から栽培をはじめたい!そんな方におすすめ
気温が下がり一気に冬らしくなる10月、今から家庭菜園をはじめるのは遅すぎるでしょうか。いえ、そんなことはありません。
今の時期だからこそ育てられるのがサヤエンドウ。きれいな緑色と爽やかな香りが特長で、炒め物や煮物、あるいはちらし寿司などハレの日のごちそうにも大活躍します。
「スナップエンドウ」や「絹さやエンドウ」の別名でも親しまれるサヤエンドウの育て方をご紹介します。
栽培時期
サヤエンドウは、肌寒くなってから種まきをおこない、3月~6月頃にかけて収穫できる「春の味覚」です。
サヤエンドウの栽培方法・育て方
種まき
10月~11月にかけておこないます。直近の4年間でサヤエンドウを栽培していない畑を選び、約25㎝の間隔で、深さ3㎝ほどの植え穴をあけます。
3粒ずつ種をまきます。このとき種が重ならないように注意しましょう。
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【種子】莢エンドウ ビッグサヤエンドウ サカタのタネ
育苗
播種後、6~10日程度で発芽します。本葉が3枚ほど出たら、込み合っているところや、生育の悪い苗を間引きます。
土が乾かないように、じょうろでこまめに水やりをしましょう。
整枝・誘引
つるが15~20cmに伸びたら、1.5~2mの支柱を立てて誘引します。
収穫
サヤの中の実が少しふくらみ、サヤが柔らかい状態のものを収穫します。
収穫はサヤの付け根を指の爪先でつまむか、ハサミを使って切り取りましょう。
ハサミを使わずに手で収穫する場合は、片方の手で茎を押さえ、もう一方の手でサヤを引っ張ると切り取りやすいです。