ゆずの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

ゆずの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

ゆずは日本の様々な地域で栽培されています。品種も多く、それぞれに味や香りなど違いがあります。しかし、ゆずをあまり食べ慣れていないと「どんな種類があるの?」「おすすめの品種は?」などわからないことが多いですよね。そこで今回は、ゆずの種類や品種について詳しく解説します。ぜひ、最後までチェックしてみてください。

ゆずの種類は?

ここでは、ゆずの種類について解説します。

和ゆず

日本で生産されている中で最もポピュラーなゆずです。爽やかな香りと酸味が良いのが特徴で、調味料や飲料にも使われます。

温州ゆず

温州ゆずは、温州みかんと同じ品種から作られているゆずのことです。皮が厚くざらざらとしている特徴があります。また、甘い口当たりなので、生でそのまま食べられるケースも多いです。爽やかな香りもあるので、料理や飲料などの香り付けとしても幅広く使われます。

本柚子

柚子は、サイズが大きく、酸味が強いのが特徴です。果汁も多いので、フレッシュなゆずを味わいたい方におすすめです。

生産量が多いゆず品種ランキング

日本で生産量が多いゆずの品種は、下記の通りです。

  • 1位:ヒメユズ
  • 2位:温州ゆず
  • 3位:南四季 

日本で一番ポピュラーで生産量が多いのは、ヒメユズです。このゆずは、鮮やかな黄色いかわで覆われており、柑橘系の爽やかな香りが高いのが特徴です。また、酸味も強いので、調味料や料理、お菓子作りにも幅広く使われます。

ゆずの主な産地

ゆずの主な産地は、高知県・徳島県・愛媛県です。これらの都道府県では、ゆずが一番育ちやすい「気温が高い土地」「水はけの良い土壌」「自然が多い」の特徴を持っており、生産量が非常に多いです。

【2023年版】ゆずの人気品種・銘柄とその特徴

ここでは、ゆずの有名な品種について解説します。

堀内ゆず

堀内ゆずは、主に高知県で栽培されている品種のゆずです。皮が薄くて剥きやすいだけでなく、香りが良いので、皮を生かした料理やお菓子作りに使われます。また、他のゆずに比べて果汁が多いので、ジュースやお茶にするのにもおすすめです。果肉が柔らかいので生食にも向いています。収穫時期は、10〜12月ごろです。

愛媛ゆず

愛媛ゆずは、愛媛県で栽培されているゆずです。皮は鮮やかな黄色をしており、酸味が強く、果汁がたっぷり含まれています。また、愛媛ゆずは他のゆずとは違い、香りの持続時間が長いという特徴があります。そのため、料理の風味付けにも使われています。収穫時期は10〜12月ごろです。

山内ゆず

山内ゆずは、主に高知県で栽培されている品種のゆずです。爽やかな酸味と風味があります。この酸味を生かして、ドレッシングやお菓子作りをするのがおすすめです。また、果肉がが柔らかいので、生でそのまま食べたいという方にもピッタリの品種でしょう。10〜12月ごろに収穫されます。

川中島ゆず

川中島ゆずは、主に長野県の川中島で栽培されている品種です。皮は黄色と緑色が混ざったような色をしており、熟すことで鮮やかな黄色になります。爽やかな香りと酸味のバランスが良く、生でそのまま食べたい方にもおすすめです。収穫時期は10〜12月ごろです。

徳島ゆず

徳島ゆずは、主に徳島県で栽培されている品種です。丸や平たい形のものが多く、見た目が美しいのが特徴です。他のゆずとは違い、果汁が多いこと。ぎゅっと絞ると果汁が溢れるので、そのままジュースにしてもおすすめです。果汁を生かした料理やお菓子作りをしたい方は、こちらを選ぶと良いでしょう。

石井ゆず

石井ゆずは、主に徳島県で栽培されているゆずです。丸みのある形をしており、熟すと皮が鮮やかな黄色に変化します。芳醇な香りと酸味があるので、料理のアクセントとしても活躍します。

山梨ゆず

山梨ゆずは、主に山梨県で栽培されているゆずです。鮮やかな黄色い皮と丸い形をしており、見た目が美しいだけでなく、ずしっとした重さがあるのが特徴です。酸味と豊かな香りがあり、ジュース作りにも使われます。特に皮を刻むと香りが強くなるので、ゆずの皮を使いたい方におすすめです。

美作ゆず

美作ゆずは、主に岡山県で栽培される品種のことです。丸に近い形をしており、他のゆずに比べて酸味と甘みのバランスが非常に良いのが特徴です。生で食べるより、酸味や甘みを生かして料理やお菓子作りに使うのがおすすめです。

高知こうじゅ

高知こうじゅは、主に高知県で栽培されるゆずの品種です。他の品種に比べてサイズが大きめで、熟すと皮が鮮やかな黄色になります。果汁も豊富に含まれているので、そのまま食べても満足感があります。

美鈴ゆず

美鈴ゆずは、宮城県で栽培されている品種のゆずです。高知ゆずと同じように、サイズが少し大きめです。風味がよく、果汁もたっぷりなのでアクセントとして使うのもおすすめです。

まとめ

今回は、ゆずの品種について解説しました。ゆずは、日本全国で作られており、品種も豊富にあります。それぞれの品種は、味や香り、果汁の多さなど違いがあるので、産地だけでなく、品種で選ぶのもおすすめです。記事を参考に、美味しいゆずを見つけてみてください。

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