さくらんぼの常温発送とクール発送ってどっちがいい?品質や鮮度・価格や送料を徹底比較!

さくらんぼの常温発送とクール発送ってどっちがいい?品質や鮮度・価格や送料を徹底比較!

通販でさくらんぼを購入した際、常温発送かクール発送のいずれかで送られてきますよね。でもこの2つの発送方法にはどんな違いがあるのか、明確には分からないという人も多いはず。 そこで今回は、さくらんぼの常温発送とクール発送の違いについて解説します。さくらんぼにより適した発送方法は一体どちらなのか、新鮮で美味しいさくらんぼを取り寄せるにはどんな販売元を選べば良いのか紹介するので、旬のさくらんぼを存分に味わいたい人はぜひ参考にしてくださいね◎

さくらんぼの常温発送とクール発送の違い

さくらんぼの発送方法は、おおむね販売元によってあらかじめ決められていることが多いですよね。結論からいうと、品種や等級が同じで、価格帯も同程度なら常温発送を採用している販売元を選ぶのがおすすめです◎

ただし条件によってはクール発送を選んだ方が良い場合もあるため、ここではまず常温発送とクール発送の違いをポイントごとに紹介します。さくらんぼの通販で失敗しないためにも、発送方法ごとのメリット・デメリットをしっかりとおさえておきましょう!

品質や鮮度

さくらんぼはデリケートな果物で、温度変化や湿気に弱く、特に低温な環境下では品質が劣化しやすい性質を持っています。

そのため長時間冷やすと甘みや香りが落ち、本来の美味しさを感じられないことがあります。クール発送では、0~10℃程度の低温を保ち、お届け先まで運送されます。発送から配達までは数日かかることが多く、この間にさくらんぼの品質は著しく劣化してしまいます。

常温発送では、収穫後の気温とあまり変わらない温度で運送されるため、クール便に比べるとさくらんぼの甘みや香りが損なわれるリスクを抑えられます。

価格や送料

常温発送とクール発送では、送料にも違いがあります。一般的に常温発送よりクール発送の方が高額で、クール発送を採用している販売元では送料がいくらか加算されていることが多いです。

ちなみにヤマト運輸の場合、60サイズで1,150円、80サイズで1,370円がクール発送の料金となります。通販で購入する以上、送料の発生は避けられませんが、少しでも安く抑えたいなら常温発送の方がお得といえるでしょう。

条件や注意点

ここまで、さくらんぼはクール発送より常温発送で購入するのがおすすめと紹介してきましたが、条件によってはクール発送を選んだ方が良い場合もあります。

その条件とは、気温が30℃を超える真夏です。さくらんぼは春から夏にかけて旬を迎える果物ですが、最盛期は6月から7月までの初夏です。近頃は温暖化の影響もあり、6月にはすでに30℃を超えることもありますよね。

さくらんぼは低温で劣化しやすい果物ですが、生鮮食品なので当然、高温に長時間置くと傷みます。気温が30℃を超える場合、運送トラックの中はそれ以上の気温になります。このような高温環境ではさくらんぼの品質が落ちる以前に、傷んで食べられなくなってしまう恐れがあるため、クール発送を選んだ方が良いでしょう。

さくらんぼを長持ちさせるコツについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎

さくらんぼの保存方法は?長持ちさせるコツやおすすめアレンジレシピも紹介

【さくらんぼ 保存】さくらんぼを長期保存して美味しく食べる方法とレシピ

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新鮮で美味しいさくらんぼはどこで購入できる?

気温が30℃を超える時期以外、さくらんぼは基本的に常温発送で購入するのがおすすめです。販売元を選ぶ際は、発送方法にも注目するとより新鮮で美味しいさくらんぼをゲットできる可能性が高まりますよ!

特にさくらんぼの一大産地である山形県は、JAや農家直送の通販サイトが充実しています。時期によって適切な発送方法を選んでくれるところが多いので、いつ購入しても安心安全です◎さくらんぼシーズンが近づくと、各サイトに販売予定や目安価格が掲載されるので、旬のさくらんぼを逃さずゲットしたい人はぜひチェックしてみてくださいね!

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さくらんぼを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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