トマトのカロリーや糖質は?
ここでは、トマトのカロリーや糖質について解説します。
トマトのカロリー、糖質は?
トマト100gあたりのカロリーと糖質は、20kcal・3.1gです。トマトはカロリーが低く、水分や栄養を多く含んでいるので、暑い季節にもピッタリの野菜です。
野菜ごとのカロリー・糖質の違い
- トマト:20kcal・3.1g
- にんじん:32kcal・6.0g
- 玉ねぎ:33kcal・7.0g
- きゅうり:13kcal・2.0g
にんじんや玉ねぎとトマトのカロリー・糖質を比較すると、トマトはカロリーが低い野菜だとわかります。一方、きゅうりはトマトと同様に水分量が少ないので、
トマトの1日あたりの摂取量の目安
口当たりがさっぱりとしていて、ついたくさん食べてしまうトマト。1日あたりの摂取目安量は特に決められていませんが、1日1〜2個程度の摂取がちょうどよいでしょう。トマトは水分量が多く、食べすぎると腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性があります。たくさん食べたからといって栄養を多く摂取できるわけではないので、適量食べることを心がけましょう。厚生労働省「健康日本21」では、健康や生活習慣病予防のための1日あたりの野菜の摂取目標量を「350g以上」としています。トマトを含め「1日350g以上」の野菜を摂取することを意識しておくとよいでしょう。
トマトはダイエット中でも食べていい?
トマトはダイエット中に食べても良いのでしょうか。ここでは、ダイエット中にトマトを食べる際に気をつけたいことを解説します。
ダイエット中にNGな野菜はない
基本的に、カロリー制限や適度な運動を心がければ、ダイエット中に食べてはいけない食べ物はありません。また、トマトはカロリーが低いのでダイエット中にたくさん食べる方が多くいると思いますが、トマトばかり食べると栄養が偏ってしまうので注意しましょう。ダイエット中の食事は、カロリー制限とともに栄養バランスを整えることも大切です。
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜はダイエットの味方
トマトには、コラーゲンを生成して肌のハリやツヤを出してくれるビタミンCや便秘解消を助けてくれる食物繊維など、様々な栄養素が含まれています。ダイエット中はカロリーばかりに目がいってしまい、栄養がおざなりになりがち。栄養たっぷりのトマトはダイエット中にこそ食べたい野菜と言えます。
トマトはダイエット中に おすすめの野菜
カロリーが低く、栄養が豊富であることから、トマトはダイエット中にピッタリの野菜です。ただし、食べ方や調理方法に注意が必要なケースもあります。
例えば、サラダにしてトマトを食べる場合は、ドレッシングやマヨネーズをかけすぎると一気に高カロリーに。このような場合は、ノンオイルドレッシングを使用するなど工夫しましょう。また、バラ肉やアボカドなどカロリーが高い食べ物と一緒に料理する場合も、カロリーオーバーにならないようにコントロールが必要です。
トマトは病気で糖質制限中でも食べていい?
ここでは、トマトを病気で糖質制限中に食べても良いか解説します。
GI値を参考にするのもおすすめ
GIとは「グライセミック・インデックス(Glycemic Index)」を略したもので、特定の食品を食べた時の血糖値の上昇度合いを数値化したものです。数値が100に近いほど血糖値が上がりやすい食品であり、低ければ低いほど血糖値が上がりにくい食品であるということになります。
シドニー大学ではGIが70以上の食品を「高GI食品」、55以下の食品を「低GI食品」と定義づけています。
食事療法により血糖値のコントロールをしている方で、なるべく血糖値を上げない食べ方をしたいという方はGIの活用もおすすめです。
ただし糖尿病で内服中の方やインスリン治療中の方は、主治医の指示に従い食事療法にGIを取り入れるようにしましょう。
トマトのGI値は?
トマトのGI値は、種類によっても異なりますが20〜30程度であると考えられますです。55以下が低GI食品であるため、トマトはGI値が低い野菜と言えるでしょう。
しかしGI値が低いといえど、糖質ゼロではないため食べすぎはNGです。特に病気で糖質制限中の場合、トマトばかりを食べることは避けるようにしましょう。健康のためには栄養バランスのよい食事が重要です。いろいろな食品を摂取することで栄養バランスを整えることが大切です。具体的なトマトの摂取量については、主治医や管理栄養士に相談してみてくださいね。
まとめ
今回は、トマトのカロリーについて解説しました。トマトはカロリーが低いだけでなく、ビタミンCや食物繊維をはじめとする栄養が豊富に含まれています。そのため、美容や健康に気をつけたい人やダイエットをしたい人におすすめの野菜です。ただし、トマトを食べる時に調味料をたくさんかけてカロリーオーバーにならないように注意しましょう。記事を参考にトマトを美味しく食べてみてください。
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