ライチのカロリーや糖度は?
ライチのカロリーや糖質がどれくらいあるのか解説します。
【果物カロリーランキング】ライチのカロリー、糖質は?
ライチ100g当たりのカロリーは61kcal、糖質含有量は15.0gです。1個当たりのカロリーや糖質は、ライチ1個がだいたい20g程度であることをもとに計算すると、以下のようになります。
- カロリー:9kcal
- 糖質:2.1g
果物ごとのカロリー・糖質の違い
ここでは、他の果物100g当たりのカロリーと糖質を紹介します。
- りんご 53kcal、12.4g
- ぶどう 58kcal、14.4g
- バナナ 93kcal、19.4g
他の果物と比較してみると、ライチは意外にカロリーや糖質が多いことが分かります。
ぶどうに近いカロリーと糖質を含む果物だと言えるでしょう。
1日何個で我慢?食べ過ぎラインの目安
厚生労働省・農林水産省の「食事バランスガイド」に沿ったライチの1日当たりの摂取目安量は、14個程度です。
一度食べ過ぎたからといって問題はありませんが、食べ過ぎを続ければカロリーオーバーによる体重増加や血糖値の上昇を招きかねません。美味しいからといって食べ過ぎには注意しましょう。
ライチはダイエット中でも食べていい?
ここでは、ダイエット中にライチを食べても問題ないか解説します。
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※2024年8月のデータダイエット中にNGな果物はない
基本的に食事制限や運動を組み合わせて行えば、ダイエット中に食べてはいけない果物はありません。ライチの場合、カロリーは低いですが糖分が多いため、間食に食べたり朝食に加えたりして、適量を超えないように調整して食べると良いでしょう。
ビタミンや食物繊維が豊富な果物はダイエット中にこそ食べたい
ライチはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。そのため、カロリーに意識が向いて、栄養が疎かになりがちなダイエット中にこそ食べたい果物と言えるでしょう。他の食べ物でもビタミンCや食物繊維は取れますが、ライチは食後のデザートや朝食にさっぱりと食べられるので、食が進まない方にもおすすめです。
ライチはダイエット中に おすすめの or 気をつけたい 果物
ライチはカロリーが低く、ダイエット中にもおすすめな果物と言えます。ただし食べ過ぎには注意して、1日あたりの適量内におさまるよう調整しながら食べることが大切です。また果物以外の食事にも注意し、運動も取り入れながら健康的なダイエットを目指しましょう。
ライチは病気で糖質制限中でも食べていい?
ここでは、ライチを糖質制限中に食べても問題ないか解説します。
病気で糖質制限中でもライチを食べてOK
結論からいうと、糖尿病や脂質異常症などの治療で糖質制限をしていたとしてもライチびわを食べてもOKです。果物を控えることでも糖質制限は可能ですが、果物をゼロにする必要はありません。
糖質制限は特定の食品を抜くのではなく、食事全体のバランスを考えたうえで糖質の摂取量を調整する食事療法であると言えます。
GI値を参考にするのもおすすめ
GIとは「グライセミック・インデックス(Glycemic Index)」を略したもので、特定の食品を食べた時の血糖値の上昇度合いを数値化したものです。数値が100に近いほど血糖値が上がりやすい食品であり、低ければ低いほど血糖値が上がりにくい食品であるということになります。
シドニー大学ではGIが70以上の食品を「高GI食品」、55以下の食品を「低GI食品」と定義づけています。
食事療法により血糖値のコントロールをしている方で、なるべく血糖値を上げない食べ方をしたいという方はGIの活用もおすすめです。
ただし糖尿病で内服中の方やインスリン治療中の方は、主治医の指示に従い食事療法にGIを取り入れるようにしてみましょう。
ライチのGI値は?
ライチのGI値は論文などで確認できませんでした。カロリーや糖質はぶどうに近いことを考えると、GI値もぶどうの「50」に近いと推察されます。
そうだとするならば、低GI食品ではあるものの果物の中では比較的高い部類に入るといえるため、血糖コントロール中の方はより注意して食べるようにしましょう。
まとめ
今回は、ライチのカロリーについて解説しました。ライチはカロリーは低く、ビタミンCや食物繊維などの栄養が含まれていることから、ダイエット中にもおすすめの果物です。しかし、糖質が多いので、食事制限や適度な運動を交えて食べるようにしましょう。記事を参考にライチを美味しく食べてみてください。
【参考サイト】