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マスカットの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

マスカットの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期について知ろう

マスカットの人気人種についてご紹介いたします。

毎年マスカットの季節を心待ちにするマスカット好きさんも年々増え、近年人気を集めているフルーツ!マスカットには色々な品種があり、それぞれ違う美味しさが楽しめます。

今回は、人気が高いマスカットと、マスカット以外の品種の特徴や旬についてご紹介します。もしかしたらマスカットより美味しいと思う白ぶどうに出会えるかもしれませんよ!

ぶどうの種類は?

ぶどうを大きく分けると、白ぶどう・赤ぶどう・黒ぶどうの3種類に分けられます。3種類の分け方や、違いをご存じでしょうか?

白ぶどう

果皮が黄緑色のぶどうは全て白ぶどうに分類されます。白ぶどうは、ポリフェノールが赤ぶどうや黒ぶどうに比べると少ないので、渋みやえぐみがないため、皮丸ごと美味しく食べることができます。

そして、マスカットはマスク(MUSK)の香りがする香り高い品種のことです。果皮が緑色のハニービーナスと呼ばれるものがありますが、これはマスカットの香りがしないため、マスカットではなく白ぶどうです。

赤ぶどう

果皮が赤いぶどうは赤ぶどうに分類されます。白ぶどうと比べると酸味よりも甘みが強い品種が多くなります。赤ぶどうの中で人気が高い品種はデラウェアです。

紅マスカットは、品種にマスカットの名前が付いていますが果皮の色が赤色なので赤ぶどうに分類されますが、白ぶどうのマスカット・オブ・アレキサンドリアが突然変異によりできた品種です。果皮の赤色以外は、マスカットの特徴をほぼ受け継いだ品種です。

黒ぶどう

果皮が黒っぽいぶどうは黒ぶどうに分類され、代表品種には、ぶどうの王様と称される巨峰があります。黒ぶどうは比較的粒が大きいものが多く、味わいが深い特徴がある品種が多いです。

黒ぶどうの中にブラックシャインマスカットと呼ばれているぶどうがありますが、これはシャインマスカットとウインクを掛け合わせて誕生した品種です。マスカットより濃厚な甘みが味わえ、「ハチミツを食べているかのように甘い」とも言われているそうです。

生産量が多いぶどうの品種ランキング

日本で生食用として栽培されている種類は60種類以上もあり、中でも最も大きい面積で栽培されている品種は巨峰です。続いて、2位はピオーネ、3位はデラウェア、4位はシャインマスカットの順で栽培されています。

ぶどうの人気品種ランキングでは、1位はシャインマスカット、2位巨峰、3位ナガノパープルでした。

ぶどうの人気ランキング

※2023年のぶどうの売上データをもとに作成

マスカットの主な産地

日本国内でマスカットを多く生産する産地は山梨県、長野県、岡山県、山形県の4県です。ぶどうの生産で首位の4県が主力となり、マスカットの生産がされています。

割合では、山梨県が29%、長野県27%、山形県

【2023年版】マスカットの人気品種・銘柄とその特徴

どんどん注目が高くなっているマスカットの人気品種をご紹介!気になる品種があれば、インターネット通販などで検索してくださいね。スーパーではなかなかお目にかかれない希少品種もありますので、ぜひお取り寄せしてみてください!

1.シャインマスカット

マスカットの人気品種、第1位を獲得したのはシャインマスカットです。認知度は高いですが、平成18年に品種登録された新しい品種になります。ぶどう安芸津21号とマスカット・オブ・アレキサンドリアに白南を交雑して育成したぶどうです。

ヨーロッパぶどうとアメリカぶどうを掛け合わせることで、香りや食感、皮ごと食べられるところと、栽培のしやすさを兼ね備えています。

1房の重さは平均400~500gで、粒は大きく約11gと巨峰と並ぶ大きさです。糖度は20程度と高く、酸味が低いため口に入れると十分な甘さが広がります。肉質はよくしまり歯切れが良く、マスカット香の良い香りがします。

2.シャルドネ

白ワインの女王と称されるぶどうの品種、シャルドネ。知名度と人気が高く、世界中の愛好家から親しまれている品種です。

シャルドネはデラウェアぐらいの小さい品種。マスカット特有の香りはほとんどありません。甘さはシャインマスカットより強いこともありますが、酸味も高いので食べたときに酸っぱいと感じることも少なくありません。ワインの原料として用いられることが多い品種です。

3.ナイアガラ

北日本を中心に生産されているナイアガラは、ぶどう好きからも好評を得る品種です。アメリカで育成されたぶどうで、日本へは明治時代に導入されました。

甘みが強く果汁たっぷり、マスカット特有の芳香があります。1粒4g程度と小さく種が入っています。果肉は柔らかめですが皮剥がれが良いです。生食というよりは、ジュースや白ワインの原料として用いられることが多いです。

4.瀬戸ジャイアンツ

岡山のぶどう研究所でグザルカラーとネオ・マスカットから、瀬戸ジャイアンツは誕生しました。岡山で生まれたことから別名桃太郎ぶどうとも呼ばれ、商標登録されています。

皮が薄く、パリッと弾けるような食感があり、爽やかな酸味と甘みが口の中に広がります。

5.マスカット・オブ・アレキサンドリア

一般的にマスカットというと、マスカット・オブ・アレキサンドリアのことを表します。エジプト原産のマスカットで、宝石のような美しさと、マスカット特有の良い香り、甘さの中に爽やかな甘酸っぱさが感じられる品種です。姿、味、香りどれを取っても比の付け所がないことから、果物の女王とも呼ばれています。

6.ロザリオビアンコ

山形県で1976年に、ロザキにマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配して誕生した品種です。露地栽培で育成できる大粒高級ぶどうとして生産者からも人気があり、シャインマスカットと肩を並べる美味しさから、購入者と生産者の両方から人気を集める品種です。

1粒の大きさは8~15gと大きいサイズ感なので、1粒で食べ応えがしっかりあります。甘みが強いのに酸味が少ないため、糖度より甘みをしっかり感じられます。マスカット特有の香りはないのが残念なところです。

7.ハニービーナス

紅瑞宝にオリンピアを交雑させて誕生したハニービーナス。1粒9gの大粒で甘みが強い品種です。マスカットより濃い香りが楽しめます。

8.ネオマスカット

マスカット・オブ・アレキサンドリアと甲州三尺を組み合わせて誕生した品種です。1粒の重さは10g前後の大粒サイズで、綺麗な黄緑色が特徴です。酸味が少なく上品な甘さが味わえます。アレキサンドリアよりも栽培がしやすく、ネオマスカットのほうが手ごろな価格で購入できます。

9.マスカット・ジパング

岡山県でロザリオビアンコとアリサを交配して誕生したマスカット・ジパングは、2014年に品種登録された品種です。マスカット特有の香りがあって、種なしで皮ごと食べられます。

驚くのはその粒の大きさ!大きいものであれば1房1kg以上にもなり、1粒が50g近くになります。ピンポン玉より大きくなるマスカット・ジパングもあります。皮がとても薄く、食べるとパリッと弾けるような食感とともに、ジューシーな果汁が溢れだします。

岡山県の生産者のみに栽培が許可されているので、他府県では栽培されていません。

10.オータムキング

オータムキングはアメリカで生産されている果皮がライトグリーンの白ぶどうです。晩生種の白ぶどうとなり、10月下旬から12月にシーズンを迎えます。

種がなく皮ごと食べられ、大きいものは500円玉サイズにもなります。パリッとした食感が心地よく、甘みが強い特徴があります。

まとめ

シャインマスカットはちょっと高級ですが、手ごろな価格でマスカットと同等の味が味わえる白ぶどうはいかがでしょうか?今回ご紹介したマスカットの品種には、シャインマスカットより安価な値段で購入できるものも含まれています。また、シャインマスカットより甘く、高級な品種もありますので、用途に合わせて品種で選んでみるものおすすめですよ!

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