特徴

「淡雪（あわゆき）」は白いちごの1つで、果皮が白みがかった淡いピンク色をしています。果肉は白～淡い橙赤色で、果実はやや大きく縦長の円錐形。白いちごは比較的に酸味が強い品種ですが、その中で淡雪は甘さが強く、糖度が最高で15度まで上がるそう。果肉はやや硬めで適度な歯触りを感じ、口に入れると上品で優しい香りが広がります。ただの白ではなく、ほんのりピンクに色づいているので見た目も可愛く、ギフトとしてもおすすめの品種です。

旬の時期

淡雪が多く出荷されるのは12月頃から4月頃です。

味

淡雪はほどよい甘味があり、酸味がおだやかです。

歴史

歴史については不明ですが、鹿児島県の山下氏が育成して、2013年に登録されています。なお過去には、育成経過の概要として「さがほのかの変異株」という情報がありましたが、2019年8月時点ではこの情報は削除されたようで見つけられませんでした。

産地

淡雪は鹿児島県をはじめ、佐賀県や奈良県、熊本県など各地で栽培が行われています。