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やよいひめ

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特徴

「やよいひめ」は平均サイズが20gほどと大きく、果皮の色は少しオレンジがかった明るめの赤色をしています。きれいな円錐形をしていて、果肉はかたく輸送性と日持ち性に優れます。一般的に3月を過ぎて気温が高くなると、イチゴの品質が低下しやすくなりますが、やよいひめは名前に「弥生(3月)」とあるように3月でも高い品質を維持できるのが特徴で、これが名前の由来にもなっています。群馬県では、独自の熱風乾燥技術を使った「ドライやよいひめ」も作り始められています。ほんのりオレンジがかった赤色に色づいた果皮は美しく、果肉は硬めで強い甘さとまろやかな酸味を感じられます。

旬の時期

やよいひめは主産地の群馬県産を中心に1月頃から店頭に並びます。出荷量が多いのは2月から3月頃で、5月頃まで出回ります。

甘味が強くてまろやかな酸味があり、風味のよいイチゴです。

歴史

やよいひめは群馬県園芸試験場(現群馬県農業技術センター)で、「とねほっぺ」と「とちおとめ」の交配種に更に「とねほっぺ」を交配し育成されて生まれた品種で、2005年に品種登録されました。

産地

やよいひめの主な産地は生まれた群馬県で、まだ新しい品種という事で生産量が増えつつあり、2012年の時点で作付面積は県全体の約7割を占めるまでになったそうです。ただ、群馬県のオリジナル品種と言う訳ではなく、他府県でも栽培されています。

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