特徴
「北光(ほっこう)」の果実は、お尻の部分がややとがった短いハート形。果皮は色づきがよく、黄色い地色に濃い赤色が着色します。
旬の時期
7月上旬から中旬が収穫シーズンです。
味
肉はやわらかめで糖度が高く、適度に酸味もあり濃厚な味わいです。
歴史
北光は、明治時代に北海道小樽市の農園で偶発実生として発見されたさくらんぼです。当初は農園主の名前から「藤野」と名付けられましたが、のちに「北光」と命名されました。また、北光には「水門(すいもん)」という別名があります。これは北光が発見された農園が水源地の水門近くだったことが由来です。北海道では古くからこの名前で親しまれていて、出荷時にも水門の名前がよく使用されています。
産地
北海道:115ha(72.08%)
青森県:44.4ha(27.92%)