メロンの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期

メロンの人気品種と特徴!品種ごとの美味しさや旬の時期

夏の果物といえば甘くてジューシーなメロン。しかし、品種が多く高級なイメージもあり、どれを選んだら良いか迷ってしまうこともありますよね。 そこで今回は、美味しいという視点から、おすすめのメロンの品種をご紹介します。

メロンの種類

メロンには赤肉系と青肉系に分けられます。違いは果肉の色と香り、味が異なります。

青肉メロン

青肉メロンとは、果肉が白や淡い緑色のメロンのことです。爽やかな酸味があり、赤肉に比べて繊維質が豊富で歯ごたえがあるのが特徴です。

赤肉メロン

赤肉メロンとは、果肉が赤やオレンジ色のメロンのことです。甘くて果汁たっぷり。香りが高く、果肉が柔らかいことが特徴です。青肉メロンと比べると、赤肉メロンの方が味がしっかりしています。

メロンの栽培

メロンの栽培方法は、ガラス温室栽培・ビニールハウス栽培・トンネル栽培の3種類に分けられます。ガラス温室栽培とは、光を取り入れやすいガラスを使った温室で温度管理を徹底して栽培する方法。ビニールハウス栽培とは、ビニールハウスの中で、温度を管理した状態で栽培する方法のことです。トンネル栽培とは、建物など屋根がない状態で栽培される露地栽培のことです。ガラス温室・ビニールハウス栽培で育てると、温度管理された室内で年間を通して栽培することができます。

メロンのおすすめ品種

メロンは高級フルーツとしても位置づけられる存在。ですが、甘くてもお手頃な価格で購入できる大衆メロンも数多く出回っています。メロンは贈答用にも最適ですが、普段食べるおやつとしてもおすすめですよ。

青肉系メロンのおすすめ品種

マスクメロン

マスクメロンのマスクはムスク(じゃこう)のことを表し、良い香りがするメロンという意味があります。果皮全体に、細くて深さのある網目模様があり、見た目も美しい品種。上品な甘みと芳香があり、みずみずしく食味が優れているので、長く高級メロンとしての地位に君臨し続けています。1株に1個の果実のみで育てられるので栄養が1玉に集中し、甘くて美味しいメロンが誕生します。

アンデスメロン

マスクメロンは高級メロンとして有名ですが、アンデスメロンは大衆メロンに分類されます。大衆メロンだからと言っても、果皮には網目模様がしっかり入り、食味が安定しています。それに、露地栽培の中ではトップクラスを誇る食味の良さがあります。名前の由来はアンデス山脈とは関係がなく、アンシンデス・メロンから、アンデスメロンと命名したそうです。

肥後グリーン

肥後グリーンは、マスクメロンと比べると果皮の色が濃いグリーン色で、網目模様が細く切れている特徴があります。一般的なメロンの糖度の平均は14度ですが、マスクメロンが15度、肥後グリーンは16~17度以上もあり、十分な甘さを感じられます。肥後グリーンは熊本県で生産されているブランド品種で、1株に1玉だけで育てられ、栄養をたっぷり吸収したメロンです。旬は5月~6月頃です。

赤肉系メロンのおすすめ品種

クインシーメロン

クインシーメロンは果皮に細かい網目状のネットが全体的に入っている品種。日持ちがよく味も安定していることから、長年に渡り人気の品種です。旬の時期は4月下旬から7月中旬頃です。

プリンスメロン

プリンスメロンは日常のおやつにも最適なお手頃価格で手に入る品種です。ネットは果皮になく、つるっとした見た目なので、一見するとメロンに見えないかもしれません。ニューメロンとシャランテメロンを交配し、昭和37年に皇太子様のご成婚にちなんでプリンスメロンが誕生しました。

香りが良く、甘さも十分でジューシーな果肉。プリンスメロンの旬は4月下旬から6月頃まで。熊本県が全国シェア、ナンバーワンです。

レノン メロン

レノンメロンは、皮が薄くて肉厚なので皮の近くまで食べることができます。種も少なく、1玉の可食部が多いメロンです。ネットが細かくて、見た目も美しい。カットしてからでも保存がきくので、一人暮らしの人や、少しずつ食べたい人にもおすすめです。

まとめ

メロンの品種と特徴を把握しているだけで、購入する際に味と値段の想像ができやすくなりますよ。今回ご紹介した品種以外にも、メロンの品種はまだまだあります。ぜひ食べ比べして、お好みの品種を探してください!

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