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つがる

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特徴

「つがる」はふじに次ぐ2番目の生産量を誇り、スーパー等でもよく見かけられる品種です。大きさは300gほどの中玉で、形は長円形をしています。通常のりんごは秋から冬に旬を迎えますが、「つがる」は8月に旬を迎える早生種です。「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を親に持つことから赤色地に黄色の差し色が入り、ゼブラ柄のような縦縞模様が特徴です。つがるには有袋栽培のものと、袋を掛けずに栽培した「サンつがる」があります。無袋のサンつがるは色がやや薄めの場合もありますが、太陽をたっぷり浴びたことで甘味がより強くなるともいわれています。

旬の時期

つがるの旬は8月頃から10月頃までです。9月頃が出荷の最盛期です。

肉質はやや硬く、多汁ですが、香りがやや弱いように感じます。紅玉の特徴を受け継いでしっかりとした酸味がありますが、紅玉のように酸味が強すぎず、甘味を引き立てるように感じます。

歴史

「つがる」は青森県りんご試験場が育成したりんごで、親の組み合わせは「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」です。交雑したのは1930年で、その40年ほどのちに品質のよさが認められ、1975年につがると命名されました。店頭では「津軽」と表記されていることもあります。

産地

青森:50,600t(55%)
長野:22,300t(24%)
岩手:5,450t(6%)
山形:4,690t(5%)
北海道:2,240t(2%)

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