柿の保存方法は常温？日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいい柿のサイン

柿の保存期間の目安は3〜5日

柿は常温で保存でき、3〜5日まで日持ちします。しかし、そのまま放置しておくと追熟されて柔らかくグジュっとした食感になってしまいます。皮がパリッとした状態で食べたい人は、買ったり、自宅に届いたらできるだけ早く消費するように心がけましょう。

柿の美味しさを日持ちさせるには？

柿を美味しく日持ちさせるには、そのまま放置すると味や鮮度が落ちてしまいます。ポイントを押さえて美味しく保存しましょう。

ポイント①湿らせたキッチンペーパーをのせる

ヘタの部分が乾いていると、柿は柔らかくなって本来のシャキシャキ感が失われてしまいます。そのため、水で湿らせたキッチンペーパーでヘタの部分を覆っておき、ヘタの乾燥を防ぎましょう。下手からキッチンペーパーがずり落ちないようにするには、ラップで巻いてしまうのもおすすめです。

ポイント②温度の低い場所で保管

温度が高いと柿の成熟が早まってしまいます。完全に柔らかくなってしまう前に、できるだけ温度が低い廊下や日の当たらない場所で保管するか、冷蔵庫か野菜室に入れておくのが良いでしょう。

ポイント③ポリ袋に入れる

柿はエチレンガスを放出し、追熟します。そのため、柿が隣り合った状態で保管していると全部の柿の追熟が早まってしまいます。こうならないためにも、柿を一つずつポリ袋の中に入れて保存しましょう。

冷蔵保存の目安とコツ

柿は冷蔵保存すると約2〜3週間ほど持ちます。常温保存と同じ方法で、ヘタを乾かさないように湿らせたキッチンペーパーで覆い、ポリ袋に入れて冷蔵庫にしまってください。この時、温度の低い野菜室に入れるのがコツです。

冷凍保存の目安とコツ

柿を冷凍すると約3ヶ月ほど持ちます。大量に柿をもらった場合は、届いたその日に冷凍保存しておくのがおすすめです。

保存方法は、常温や冷蔵保存と同じで問題ありませんが、ポリ袋ではなく、冷凍に適したジプロックに入れておくと良いでしょう。

剥いた/カットした柿の日持ちは？

剥いたりカットした柿は日持ちしません。そのため、当日中か翌日には食べ切りましょう。カットした柿は、剥き出しになっている部分からどんどん腐ってしまうので、冷蔵庫で保存する場合は、ラップして乾燥しないように保存するのが大切です。もし、冷凍保存する場合は、皮をむいて一口サイズに薄くスライスしてジプロックに入れておくと、すぐに食べられます。

こんな柿は早めに食べる or 大量消費レシピを活用！

早めに食べた方が良い柿のサインや大量消費できるレシピを紹介します。

柿がグニュっと柔らかくなっている

柿が柔らかくグニュグニュしている場合は、追熟されている状態になります。問題なく食べられますが、変な匂いがしたり、変色している場合は腐っている可能性もあるので食べないように注意しましょう。もし、グニュっとした食感が嫌な方は、ジャムやスムージーにして消費するのがおすすめです。

表面に白っぽい粉がついている

柿の表面に白っぽく粉のようなものがついていることがあります。これは、水分の蒸発を防ぐために出しているブルームと呼ばれるものです。腐ったりカビが生えているわけではないので、軽く洗って食べられます。

黒っぽくなっている

タンニンが空気に触れて黒くなることがあります。ヘタの部分が黒く変色している場合は食べても問題ありませんが、実の部分が黒く変色している場合は、腐っている可能性があるので食べない方が良いでしょう。

大量消費レシピを活用しよう

柿は、時間が経つと追熟して柔らかくなってしまいます。そのため、食感を気にせず大量消費するには、ジャムやスムージーにするのがおすすめです。それぞれのレシピを紹介します。

柿ジャムのレシピ

柿を大量に消費するならジャムにするのが良いでしょう。ビンに詰めて冷蔵庫で保存すれば1週間ほど、冷凍すれば2週間ほど持ちます。ジャムは、パンに塗ってもアイスにかけても美味しく食べられます。

▼材料

▼作り方

柿スムージ

ごくごく飲める柿スムージーも大量消費におすすめです。ヨーグルト以外の果物を入れてもアレンジを楽しめます。スムージーは、一回作ると日持ちしないので、その日中に必ず消費しましょう。

▼材料

▼作り方

まとめ

今回は、柿を長期保存する方法や早めに食べるサインについて解説しました。柿は長期保存できる果物ですが、保存の仕方を間違えると鮮度や味が落ちてしまいます。記事を参考に柿を美味しく保存してみてください。