パプリカの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいパプリカのサイン

パプリカの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいパプリカのサイン

炒め物やスープ、サラダなど、さまざまな料理に使われる野菜のパプリカ。ピーマンと比べてもサイズが大きく、1個丸ごと使い切ることができないこともあります。残ったパプリカはどのように保存していますか? この記事では、パプリカを日持ちさせる保存方法や早く食べたほうがいいパプリカのサインなどをご紹介します。

パプリカの保存期間の目安は1週間

パプリカの保存には、常温・冷蔵・冷凍が可能です。中でも冷凍保存が最も日持ちがよく、1ヶ月程度保存することができます。常温の場合は約1週間、冷蔵保存は10日から2週間程度と、日持ちが長くなります。しかし、この保存期間は鮮度の良いパプリカを正しい保存方法で保存した場合の目安期間になります。

パプリカの美味しさを日持ちさせるには?

正しい保存方法でパプリカを保存した場合は、日持ちするだけでなく鮮度も落ちにくく美味しさを長く保つことができます。面倒な手順はほとんどありませんので、冷蔵庫に保存する前にひと手間加えてくださいね。

ポイント①常温保存

スーパーなどで購入してきた野菜はすぐに冷蔵庫に入れたほうが良いと思いがちですが、パプリカは常温でも保存できる野菜です。保存方法は1個ずつ新聞紙などで包み、風通しが良い冷暗所で保存しましょう。パプリカの保存には10~14℃の温度が適しているため、夏場など室温が高くなる場合は冷蔵庫の野菜室で保存してください。

ポイント②水気に注意

パプリカは水気に弱い野菜のため、表面に水気を残さないように保存しましょう。

ポイント③通気性にも注意

パプリカの保存では通気性にも気を付けてください。保存する際は、キッチンペーパーで包んでから気密性が高いビニール袋ではなく、通気性がよく湿気を逃がしてくれるポリ袋で保存しましょう。キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れると適度に水分を取り除き、乾燥を防ぐ役割があります。また、冷気が直接当たらないので劣化を防ぎます。

冷蔵保存の目安とコツ

冷蔵庫で保存する際は野菜室が最適です。冷蔵室は3~5℃に設定されていますが、野菜室は6~8℃と冷蔵庫より少し高めに設定され、野菜の保存に最適な温度を保っています。パプリカをそのまま保存すると低温障害で傷みやすくなるため、キッチンペーパーや新聞紙などで1つずつ包み、ポリ袋に入れてから保存しましょう。野菜室は高湿度になることが多く、詰め込みすぎると結露が発生しやすくなります。野菜室にたくさん野菜が入っているときは常温保存でも大丈夫です。

冷凍保存の目安とコツ

冷凍庫で保存する場合は、1個丸ごと保存するよりカットして食べやすい大きさで保存するのがおすすめです。

パプリカを綺麗に洗ってヘタと種を取り除き、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取ります。次に食べやすい大きさにカットして、冷凍用保存袋に入れます。パプリカを冷凍保存した場合の保存の目安は約1ヶ月です。

冷凍保存でのポイントは、水気が残っていると傷む原因になるのでしっかり拭き取っておきましょう。また、冷凍したパプリカにはシャキシャキとした食感がなくなってしまいます。炒め物より、煮込みやスープなどの料理におすすめです。冷凍保存したパプリカはサラダなど、生食では召し上がらず、必ず加熱して使用してください。

使いかけ/カットしたパプリカの日持ちは?

ピーマンより日持ちが良いパプリカですが、使いかけのもの、またはカットしたパプリカをそのまま冷蔵庫で保存すると傷みが早くなります。種やワタを取り除いてからラップでピッタリと包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。種やワタをそのままにしていると、その部分から傷みだしカビが生えやすくなります。カットしたパプリカは日持ちが悪くなるので、日持ちは4~5日程度です。近いうちに使う予定がないのであれば、冷凍保存しておきましょう。

こんなパプリカは早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

冷蔵庫の隅っこで忘れ去られていたパプリカ。「見た目はまだ食べられそうだけど、お腹が痛くなったら嫌だからどうしよう・・・」と悩むこともありますよね。パプリカが傷んだサインを抑え、食べるか廃棄するかの判断をしましょう。

食べるのは控えよう!こんなパプリカは傷んでいる

  • 汁が出ている
  • 粘り気が出ている
  • カビが生えている
  • ぶよぶよしてやわらかい
  • 腐敗臭やツンとしたニオイがする

上記のようなサインが表れたパプリカはすぐに廃棄しましょう。誤って食べてしまうと、腹痛やおう吐などの症状を引き起こすかもしれません。

新鮮なパプリカの見分け方

パプリカをできるだけ日持ちさせるためには、購入する時点で新鮮なものを見分けることが大切です!

  • 色味がよく、ツヤがあるもの
  • みずみずしく、ハリや弾力があるもの
  • 軸の切り口が茶色く変色していないもの、または干からびていないもの

大量消費レシピを活用しよう

大量に購入したけど、食べるタイミングを逃してしまった!など、パプリカを早く食べきってしまいたいときに使える、パプリカ大量消費レシピをご紹介します。

パプリカと豚バラ肉の青椒肉絲風

<材料>

  • パプリカ・・・赤、黄色1個ずつ
  • 豚バラ肉・・・2枚
  • ニンニク・・・1片
  • 生姜・・・約5g
  • ごま油・・大さじ1

■調味料

  •  酒・・・大さじ1
  •  オイスターソース・・・小さじ2
  •  鶏がらスープの素・・・小さじ1/2.
  •  砂糖・・・小さじ1/2
  •  胡椒・・・適宜

<作り方>

  1. ニンニクと生姜をみじん切りにする。
  2. パプリカ、ピーマン、豚バラ肉は全て細切りにする。
  3. 酒、オイスターソース、鶏がらスープの素、砂糖の■調味料を合わせておく。
  4. フライパンにごま油、ニンニク、生姜を入れて弱火にかけて炒める。
  5. ニンニクが香ってきたら豚バラ肉を加えて中火で軽く炒める。
  6. パプリカを加えて塩を振って強火で炒める。
  7. パプリカが少ししんなりしてきたら③の合わせダレを加え、胡椒を振って水分が飛ぶ程度に炒めれば出来上がり。

まとめ

パプリカを長持ちさせるには、適切な保存方法が必要です。常温保存もできますが、冷蔵庫や冷凍庫で保存することでより長く保存することができます。パプリカをカットして冷凍保存しておけば、炒め物やスープなどにそのまま入れるだけと料理の時短ができます!ぜひ、お試しください。

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